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微グロのときがございます。
暗めの内容となっております。ご了承ください。

※数年前に書いたものをリメイクしたものです。表現方法が疎い場合があります。

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私のリーパー

#2

地獄。

ああ。どうしよう。どうしたらいい。

そんなことを考えていたとき、私の頬がじんヾと痛いことに気がついた。誰かに叩かれた。

はっと目の前を見るとそこには父の姿があった。いつのまにか私は家に帰っていたようだ。

それにしてもなんで私を叩いたのか。そう疑問を抱いたが、すぐに解決した。そうだった。

私には考え事ができる居場所すらなかったのだ。

「帰ってきたなら『ただいま』の一言ぐらい言ったらどーなんだぁ?あぁ?」

相変わらず酔いまくっている父を見て内心呆れた。
父は母が一昨年亡くなって一気に変わってしまったのだ。

母は巫女を継いでいくという決まりがある家系に生まれた。その巫女の力は日本一と言われるほど。

母はとにかく優しい人だった。父もそんな母が好きだった。少しでも大好きな人に近づくためか、母がいたころの父は優しく、一人っ子の私に寂しい思いをさせまいと接してくれた。

でも母が亡くなってから父は酒ばかり。私のことなんかほっといて勝手に飲みに行ったり、少しでも腹が立ったりしたら私を軽く叩いたり。

私にとっての優しい父も優しい母もこの世から消えた。

私は抗える人が一人もいない。父も同級生も。そして先生も。誰に話しかけても碌なことがない。

なんで私ばっかりこんな思いをしなければいけないのだろうか。

なんて思っていても口にはせず、私は父に
「ごめんなさい、」
と伝えた。

「わかればいいんだよ!!」
父は軽く叫んだ。そしてリビングのソファに寝転び、そして寝た。

さっきよりもはるかに重い足で階段をあがり、自分の部屋に入った。ドアを閉め、へなヾと座り込むと心配するように、ゆきがこちらを覗き込んだ。

「ゆき。ゆきは幸せ、?私はね、もううんざり。不幸にも程があるよね。もうしんどいなぁっ、、こんな世界、、大っっ嫌い、、ゆきしか安心できる相手がいないや、、もうやだよぉっ」

泣きながら私はゆきを抱きしめた。


[大文字]これが最後だとはしりよしもなく。[/大文字]

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作者メッセージ

2回続けて投稿失礼。
かなり前から書いていたのでたくさん溜まっていてすぐに投稿できそうです。
これは私のストレス発散でもあります。いい物語とは言い切れません故、あまり期待はしない方が良いかもしれません。

2024/11/08 23:34

ibuki. ID:≫kplpkj2LkIMuY
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