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微グロのときがございます。
暗めの内容となっております。ご了承ください。

※数年前に書いたものをリメイクしたものです。表現方法が疎い場合があります。

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私のリーパー

#18

一週間の課題。

それから今に至る。

見つけたものの作れず今をすごしている。

どうやればいいのかいっぱい実験してみたけど、一向に作れなくて。

いや、作れる分には作れる。でも、薬慣れをしてしまった自分には効果が出ない。

所謂、成功までの過程というところまでしか、できていないのだ。


呆れた?バカだなって思った?哀れだなって思った?

思ってるならその通りさ。

本当に哀れでバカで呆れる。


でも、もう無理なんだよ。





僕が瞳を滲ませて呟き続いている間。

彼は優しい瞳で見つめてくれた。


「ごめんなさい。変な話してしまって。体調は大丈夫そうですね、。約束は守りますよ。ただ一週間ください。」

そう彼に告げると僕は保健室から出ていった。

外にいる人たちにバレないよう、滲む瞳をぶかぶかの白衣でこすりながら。



廊下に出た時、僕はとある人を目にした。

椿という女だ。

椿はかなり不安そうな表情をして廊下に立っている。


僕を見つけるなり何か言おうとしていたが、僕をみて、今はいけないと察してくれたのか何も話しかけなかった。


話を聞いてくれる黒羽に、色々と察して僕を優先してくれる椿。

あぁ。最後になるかもしれないこの時に、この人たちに会えてよかったな。



さて、僕には課題があるのだ。

作ってみせなければいけない。

おそらく彼の約束を果たすならばこの先、生き続けるのだろうから。

一週間でどこまでできるのかやってみよう。

今まで何度も失敗してきたこの実験を、終わらせなければ。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

キリが悪かったのでここまで。

少し短いですが、まあたまにはいいでしょう。

2024/11/28 23:42

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