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微グロのときがございます。
暗めの内容となっております。ご了承ください。

※数年前に書いたものをリメイクしたものです。表現方法が疎い場合があります。

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私のリーパー

#16

苦しい

アラームが鳴るのを求めて数ヶ月。

とうとうアラームが鳴った。母の言う通り、ピーーーという音で。

僕は慌てて手に持っていた薬品を机の上に置いた。それから母が言っていた通り、ベットらしきものに大の字に寝転んだ。

僕が寝転んですぐ、母はやってきた。そして僕にこう言う。

「いい子にしてたね~❤︎さみしかったね。今からやってほしいことがあるんだけど、協力してくれる??」

僕は褒められたい、役に立ちたい、さみしかったというのを理由に大きくうなずいた。


僕がうなずいたとき、母は僕に足枷、手枷、首枷を付け、ベットと固定させた。
すでに混乱する状況なのだが、僕は洗脳を受けるように母の言葉にのめりこまれた。

「こわがらないで?02。全て私と家族のためだから。これが終わったら褒めてあげるし、撫でてあげるよ」


そんな言葉なんて普通信じないのかもしれないが、愛に飢え、承認欲求が強くなった僕には輝かしい言葉に見えた。

母のために動けるならば、、、







何時間が経過しただろう。
僕は何時間もの間、ずっと母にされるがままだった。

数えきれないほどの多くの薬を飲ませられた。中には飲むと体中が痛くなったり、精神が崩壊したりした。

これは薬だけでなかった。単に殴られもしたり電流も流された。

はじめは母に何が起こっているのか、何をしているのかと聞けていたものの次第に話しかけることもできなくなっていき、「あ゛ぁっ」とか「い゛ぁ゛」と訳の分からない言葉を発するのみだった。

そんな僕の声や顔を見ていとおしそうな表情をする母のあの顔。今でも忘れられないほどトラウマだ。



ようやくという言葉では表せられないほどの時間がたった時。僕は解放された。

手枷、足枷、首枷を外した母は僕を可笑しくさせるように飴を与える。


「02ありがとう。すっごく助かったわ。これからも頼りにしているわ❤︎愛してる。」


褒められた。撫でてくれた。嬉しい。ウレシイ。


頭が可笑しくなった僕はあんなに痛い思いをしたのに、あんなに嫌だったのに。

次も頑張ろう、なんて思ってしまっていた。



あぁ。この時から僕はおかしくなってしまっていたのだろうな。

いや、もうこの時でさえも手遅れだったのかもしれないな。


痛いけど、辛いけど、苦しいけど。僕はその分甘い飴を求めた。

褒めて。撫でて。愛して。認めて。頼って。使って。求めて。




それから僕を、苦しむほど抱きしめて。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

おかしくなりそうな小説書きました。
ほんとすみません。怖かったかもしれないですね。

書いてる僕も狂ってるのではないかと思いました、笑

引き返すなら今ですよ。僕はずっとこれを書くので。

2024/11/25 00:17

ibuki. ID:≫kplpkj2LkIMuY
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