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微グロのときがございます。
暗めの内容となっております。ご了承ください。

※数年前に書いたものをリメイクしたものです。表現方法が疎い場合があります。

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私のリーパー

#14

訳持ち少年。

それから僕は本気で黒羽に謝った。

自分のせいで熱をひかせてしまったことや、今まで色々と調べてしまったことを。

黒羽は嫌な顔一つもしずに僕を許してくれた。

しかし当然のことのように条件は二つあった。一つ、椿と言うさっきの子と仲良くして欲しい、と。二つ、僕が死んだら魂を喰らうと。

許してもらえるなら、と了承したが、正直引き受けたくはなかった。



引き受けたくないのには訳がある。
まず一つ。仲良くなんて小学生のときですらしたことがなかったのだ。
理科しか好まず、理科以外はとてもというほどボロボロ。
コミュニケーションもろくにとれず、僕は近所の人からにも嫌われていた。
そんな僕が仲良くなんてできるものなのか。そう不安でしかなかった。


二つ。まず、魂もらうで引き受ける人いないでしょ。
死んだ後だといえど、自分の魂がとられるなんて恐ろしい。
どうなってしまうのかも想像できなくなるのに素直に良いなんて言えるわけない。それに僕は...



僕の視線は右下に下がる。そんな僕に黒羽はこう声をかける。

「僕は君の言った通り、死神だ。だから知っているのさ。君が安楽死用の薬を制作しているということもね。」

心拍数が上がった。

「な、なんのことです、?」

僕が目を泳がせながらそう述べる。

が、まあバレバレだろう。
僕は無顔でありながら、表情には出やすい。顔は図星だと、彼に伝えてしまっているだろう。

「バレてると思うなら隠さなくていいじゃん。」

彼は僕のココロが読めるようで僕のココロの憶測に答えていた。

「安楽死ねぇ~。まあ安楽死だったら痛みとかないもんね。一番望む死に方だよ。、、、でさ、何で死のうと思ったの?」

黒羽がそう聞くと僕はぐっと黙り込んだ。

別に言わなくても彼は知っているってわかってる。
でも言ったほうがいいなんて感じて、僕は口を開けた。


「それを話すには僕の過去を知る必要があるけどいいのですか?、、、いいのか、、。いつから話しましょう、、、。では一から短くまとめて話しますね。」



これは僕が幼かった頃。
世界が狭く、狂っていた時のお話。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

次からまた暗く怖くなります。

みる方は少し気を引き締めて方がよいかもしれません。

2024/11/24 01:10

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