二次創作
星野家長女は穏やかな生活がしたい
「は、は、ハニートラップって、お姉ちゃん!!そんないかがわしいことじゃないよ!!無垢な小学低学年を装って、バレーボール教えてもらう名目でどれくらいのパワーなのかとか、スパイクの種類をかくにんするだけだしっ!!」
「それをハニートラップっていうんだよっ!!」
純粋すぎるルビーに、アクアのツッコミが素晴らしく生えた。
漫才のような二人が微笑ましい。が、私は面白そうなので駄菓子屋にむかった。
幸いなことにパパらか貰ったお小遣いもあるし、習い事帰りにお小遣いを握りしめてお菓子を買いに来た美少女って風に装えるかな?
ハニトラする気はないけど、伊藤くんはちょっぴりおつむが弱いクソガキと情報にあるので棚から牡丹餅で貰えたらラッキーにしておこう。
「すいませーん、ガサガサくんみっつくださいーい」
ソーダ味を三つ持って店番のおばあちゃんのところまで行くと、伊藤くんと佐久早くんがいた。
二人が元気よく声を上げた私の方を見た。
あっ、やばい、目が合った。
そう思ったときにはもう遅かった。
ニコッ
「…っぁ」
息が詰まった伊藤くん。
隣の佐久早くんもちょっと目を見開いている。
佐久早くんは知らんけど、伊藤くんは各自に落ちてしまった。
………うん。やっちまった。
ママの遺伝子を満遍なく受け継いだ私の顔面は強い。
マジで強い。
だから軽く微笑むくらいで恋愛脳のちょろ男子は勝手に落ちてくれる。んふふ、自惚れだと思ったでしょ?
ざんねーん。小学校に入ってから告白された回数は軽く十桁を超えてますーぅ。
なんなら星野兄弟全員が告白された回数数えたら百回はこえてますーぅ。
最初はルビーと一緒にキャッキャしてたけど、この美しすぎる顔面が誘蛾灯のように不審者を寄せ付けてしまったので無闇な笑顔の乱用は厳禁。
だというのに目が合ってしまったら微笑んでしまうのは、おそらく前世からの癖。
こういうところに日本人でちゃったわ……この顔には多分一生なれない。
「ちょっとお姉ちゃん!先行かないでよ!」
「えーごめんって、ルビー。ガサガサくん3人分買ったから許してよ」
「だってさ、ルビーー見たところ会計はまだだからギリギリ一個詰め込めば姉さんが買ってくれるって」
「えっホント!?じゃあお菓子探してくるからちょっと待ってて!」
「一ミリも言ってないけど???はぁ……100円までにしてね。アクアは要らないの?」
「俺はガサガサくんだけで」
「ほいさー」
リュックからお財布を取り出してルビーがお菓子を一つ持ってきたのでまとめて会計。
あとでお金はルビーからきっちり頂きます。守銭奴?なんとでもいいたまえ。
「おばちゃん、ありがとねー」
「ばいばーい!」
お礼を言ってから手早くアイスを二人に配ってアイスを頬張る。
あー、ウマ。
もしゃもしゃ食べていたら、アクアが恨めしそうな目で見てきた。
「もしかして勝手に駄菓子屋行ったの怒ってる?ごめんよーハニトラもしなかったんだから、ガサガサくんに免じて許してくれよ」
「別にそれはいいけど…お前、また不用意に笑っただろ」
「あははははは……………バレたか」
「そりゃね。あんだけでカチコチに固まってる純情ボーイ見たらお姉ちゃんがやらかしたのは一目瞭然ってやつだよ」
「目が合ったからにっこりしただけだよ」
「そのにっこりがダメだって言ってんだろ」
「えーどうしてもダメ?」
「「ダメ」」
「お姉ちゃんは自分の顔の良さを自覚すべき」
「いや、マリアの場合、自覚しているけどその顔がどのような効果を齎すか理解していないんだ」
アクアとルビーにぐちぐち言われてながら家へ帰った。
あっアイスのゴミはちゃんと家で捨てたよ。ポイ捨て、ダメ。ゼッタイ。
「それをハニートラップっていうんだよっ!!」
純粋すぎるルビーに、アクアのツッコミが素晴らしく生えた。
漫才のような二人が微笑ましい。が、私は面白そうなので駄菓子屋にむかった。
幸いなことにパパらか貰ったお小遣いもあるし、習い事帰りにお小遣いを握りしめてお菓子を買いに来た美少女って風に装えるかな?
ハニトラする気はないけど、伊藤くんはちょっぴりおつむが弱いクソガキと情報にあるので棚から牡丹餅で貰えたらラッキーにしておこう。
「すいませーん、ガサガサくんみっつくださいーい」
ソーダ味を三つ持って店番のおばあちゃんのところまで行くと、伊藤くんと佐久早くんがいた。
二人が元気よく声を上げた私の方を見た。
あっ、やばい、目が合った。
そう思ったときにはもう遅かった。
ニコッ
「…っぁ」
息が詰まった伊藤くん。
隣の佐久早くんもちょっと目を見開いている。
佐久早くんは知らんけど、伊藤くんは各自に落ちてしまった。
………うん。やっちまった。
ママの遺伝子を満遍なく受け継いだ私の顔面は強い。
マジで強い。
だから軽く微笑むくらいで恋愛脳のちょろ男子は勝手に落ちてくれる。んふふ、自惚れだと思ったでしょ?
ざんねーん。小学校に入ってから告白された回数は軽く十桁を超えてますーぅ。
なんなら星野兄弟全員が告白された回数数えたら百回はこえてますーぅ。
最初はルビーと一緒にキャッキャしてたけど、この美しすぎる顔面が誘蛾灯のように不審者を寄せ付けてしまったので無闇な笑顔の乱用は厳禁。
だというのに目が合ってしまったら微笑んでしまうのは、おそらく前世からの癖。
こういうところに日本人でちゃったわ……この顔には多分一生なれない。
「ちょっとお姉ちゃん!先行かないでよ!」
「えーごめんって、ルビー。ガサガサくん3人分買ったから許してよ」
「だってさ、ルビーー見たところ会計はまだだからギリギリ一個詰め込めば姉さんが買ってくれるって」
「えっホント!?じゃあお菓子探してくるからちょっと待ってて!」
「一ミリも言ってないけど???はぁ……100円までにしてね。アクアは要らないの?」
「俺はガサガサくんだけで」
「ほいさー」
リュックからお財布を取り出してルビーがお菓子を一つ持ってきたのでまとめて会計。
あとでお金はルビーからきっちり頂きます。守銭奴?なんとでもいいたまえ。
「おばちゃん、ありがとねー」
「ばいばーい!」
お礼を言ってから手早くアイスを二人に配ってアイスを頬張る。
あー、ウマ。
もしゃもしゃ食べていたら、アクアが恨めしそうな目で見てきた。
「もしかして勝手に駄菓子屋行ったの怒ってる?ごめんよーハニトラもしなかったんだから、ガサガサくんに免じて許してくれよ」
「別にそれはいいけど…お前、また不用意に笑っただろ」
「あははははは……………バレたか」
「そりゃね。あんだけでカチコチに固まってる純情ボーイ見たらお姉ちゃんがやらかしたのは一目瞭然ってやつだよ」
「目が合ったからにっこりしただけだよ」
「そのにっこりがダメだって言ってんだろ」
「えーどうしてもダメ?」
「「ダメ」」
「お姉ちゃんは自分の顔の良さを自覚すべき」
「いや、マリアの場合、自覚しているけどその顔がどのような効果を齎すか理解していないんだ」
アクアとルビーにぐちぐち言われてながら家へ帰った。
あっアイスのゴミはちゃんと家で捨てたよ。ポイ捨て、ダメ。ゼッタイ。
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