温泉日記
#1
4/1「江美!ちょっと手伝ってちょうだい」という声が響いた。
私・江美はめんどくさいなと心の底で思いながら
「はーい」と返事をして浴場に向かった。
やっぱりお姉ちゃん・弓美がいないからだろうなと思った。いつもは弓美が温泉屋の手伝いをしているのだが弓美は母からお使いを頼まれていていない、なので弓美がいつもやっている手伝いを私がやらないといけないことになったのだ。
ついに浴場の前までやってきた。
「入るね」
ひと声かけて中に入った。お母さんはブラシで床を掃除していた。
「江美!きてくれてありがとう!」お母さんは続けた。
「ちょうど旅館に泊まられる方がきてね。お母さんが案内することになってるから江美が代わりにやってくれない?お願い!」
少々抵抗する気持ちがあったが私は「うん」と答えた。
ちょうどその時に弓美が帰ってきた。
さすがに頼まれたものをそのまま弓美に任せるのは、、と思い弓美と一緒に掃除をした。まあ初の日記とやらとするととてもよく書けたと思う。
* *
「ふう」私はため息をついてシンプルなデザインの日記帳を閉じてベットに横になった。そして明日のことを想像しながら眠りに落ちた。
「ザーザーザー」
また今日も温泉の流れる音で起きた。温泉は朝の六時に温泉が流れ始める。そのおかげで私はいつも六時に温泉の音に起こされるのだ。
「さてと、」
私は日記を開けながらどのようなことを書こうかを考えていた。
* *
4/2今日はお姉ちゃんと一緒にアイスを買いに行った。こういうお姉ちゃんがいいことをしてくれる時などは勝手にお姉ちゃんになるが憎たらしいことをいうときは弓美とになってしまう。お姉ちゃんは私が大好きなバニラアイスを買ってくれた。コンビニのアイスだったがお姉ちゃんと食べたアイスはとびきり美味しかった。
「美味しかった〜」
お姉ちゃんに声をかけると
「それはよかった」
と返してくれた。
今日はお姉ちゃんとバニラアイスを食べに行った後は一緒に遊んだりした。
「楽し〜」
などとお姉ちゃんと戯れあっていると気付いたら夜になっていた。明日もお姉ちゃんを弓美と呼ばずに過ごせますように。
* *
時計がちょうど十時になったのを確認しながら私は日記帳を閉じた。まだ二回しか使ってないのにこの日記帳を百年描いてきた気がした。
「ま、いっか」
独り言を言いながら私はベットに入り眠りについた。
私・江美はめんどくさいなと心の底で思いながら
「はーい」と返事をして浴場に向かった。
やっぱりお姉ちゃん・弓美がいないからだろうなと思った。いつもは弓美が温泉屋の手伝いをしているのだが弓美は母からお使いを頼まれていていない、なので弓美がいつもやっている手伝いを私がやらないといけないことになったのだ。
ついに浴場の前までやってきた。
「入るね」
ひと声かけて中に入った。お母さんはブラシで床を掃除していた。
「江美!きてくれてありがとう!」お母さんは続けた。
「ちょうど旅館に泊まられる方がきてね。お母さんが案内することになってるから江美が代わりにやってくれない?お願い!」
少々抵抗する気持ちがあったが私は「うん」と答えた。
ちょうどその時に弓美が帰ってきた。
さすがに頼まれたものをそのまま弓美に任せるのは、、と思い弓美と一緒に掃除をした。まあ初の日記とやらとするととてもよく書けたと思う。
* *
「ふう」私はため息をついてシンプルなデザインの日記帳を閉じてベットに横になった。そして明日のことを想像しながら眠りに落ちた。
「ザーザーザー」
また今日も温泉の流れる音で起きた。温泉は朝の六時に温泉が流れ始める。そのおかげで私はいつも六時に温泉の音に起こされるのだ。
「さてと、」
私は日記を開けながらどのようなことを書こうかを考えていた。
* *
4/2今日はお姉ちゃんと一緒にアイスを買いに行った。こういうお姉ちゃんがいいことをしてくれる時などは勝手にお姉ちゃんになるが憎たらしいことをいうときは弓美とになってしまう。お姉ちゃんは私が大好きなバニラアイスを買ってくれた。コンビニのアイスだったがお姉ちゃんと食べたアイスはとびきり美味しかった。
「美味しかった〜」
お姉ちゃんに声をかけると
「それはよかった」
と返してくれた。
今日はお姉ちゃんとバニラアイスを食べに行った後は一緒に遊んだりした。
「楽し〜」
などとお姉ちゃんと戯れあっていると気付いたら夜になっていた。明日もお姉ちゃんを弓美と呼ばずに過ごせますように。
* *
時計がちょうど十時になったのを確認しながら私は日記帳を閉じた。まだ二回しか使ってないのにこの日記帳を百年描いてきた気がした。
「ま、いっか」
独り言を言いながら私はベットに入り眠りについた。
このボタンは廃止予定です
/ 1