暴走特急列車の「うずまきさん」と「春野くん」
じじじじかじかじん! チャララララー♪
朝5時。うずまき アグニの家には、どう言うわけか使われすぎて逆に使いにくいマジックbgmこと「オリーブの首飾り」が鳴り響いていた。
目覚ましは朝6時半、音は普通のベルに設定しているはずだ。
どっかの農業高校みたいな朝の風景を自主的に作り出した覚えはないんだけど、っと。眠気で回らない頭を横に動かすと……
やはり、ベッドの脇にはスピーカー(Blue⚫︎ooth)を抱えたピンク髪の幼馴染がいた。
「ぐっどもうにんぐ!!!朝から元気出してこうぜ、我が親友!!!」
「good morning, my best friend.」
「あのさー親友。めちゃくちゃ拙い日本語英語にバリバリのネイティブ発音で返すの辞めてもらえる?返される側めっちゃ惨めになるんだよ?」
「じゃあ最初からそのひらがな表記の英語もどきを辞めればいいんじゃないかしら。というか、私が予定していた起床時間よりも1時間29分も早いんだけど」
「さらっと韻を踏んでいく我が親友……さすがだぜ!!」
「うるさい、さっさと私を起こした理由を言いなさい。さもなくば貴方のゴールデンシップ号(※真っ赤なママチャリの名前。)のサドルのネジを緩めて座った瞬間に自身の重みでシーホストが飛び出るセルフ千年殺しが出来るようにするわよ」
「止めてくれ親友、その術はオレのケツに効く」
はいはい、茶番茶番。
どうでもいいことばかりで本題にはなかなか突入しないのが、うずまき アグニとピンク髪の幼馴染___春野 スモモのいつもの会話である。
スモモに予定よりも早く起こされたせいでやや不機嫌な(※ちなみにスモモ以外に起こされたら挨拶の代わりにクナイが飛ぶ。)アグニだが、一度起きたら二度寝できない珍しいタイプなので普通に朝食を取ることにした。
【今日の朝ご飯のメニュー】
・エッグベネディクト
・季節の食材サラダ
・自家製ヨーグルト 〜季節のフルーツを添えて〜
・クロワッサン
・コーヒー
一体どこの高級ホテルだと聞きたくなるような優雅な食卓に毎度のことながらスモモは戦慄する。
ウソみたいだろ?これ全部その場で作ったんだぜ。
「相変わらずヤベェ料理の腕してるな」
「そりゃどうも。あっちょっと、それ貴方の分じゃなくキューちゃんの分だから。間違って食べたら千年殺しするわよ」
人によっては死ぬことよりも恐ろしく、屈辱的なことを言われたので、思わずスモモは椅子を引いたまま固まった。
アグニはなんだかんだでスモモには甘いので来たら普通に朝食を用意してくれるのだが、今日はどういう訳か3人分ある。
最初はお爺様こと、アグニの後見人の三代目火影の猿飛 ヒルゼンの分かと思っていたが、違うらしい。
はて、そんなきゅうりの漬物みたいな名前の知り合いは居たっけ?と、頭を悩ますスモモ。
その答えは突然現れる。
「んあぁー?もう朝飯出来たのか」
鈴を転がしたような声がリビングに響いた。
いかにも寝起きの幼女という感じの声に驚いて振り返れば、そこには………
「うっわっ!!狐耳の巫女服ロリ!?!?」
ふわふわとした眠そうに若干垂れた耳が可愛らしい狐耳を生やした、巫女服を来た幼女がいた。
朝5時。うずまき アグニの家には、どう言うわけか使われすぎて逆に使いにくいマジックbgmこと「オリーブの首飾り」が鳴り響いていた。
目覚ましは朝6時半、音は普通のベルに設定しているはずだ。
どっかの農業高校みたいな朝の風景を自主的に作り出した覚えはないんだけど、っと。眠気で回らない頭を横に動かすと……
やはり、ベッドの脇にはスピーカー(Blue⚫︎ooth)を抱えたピンク髪の幼馴染がいた。
「ぐっどもうにんぐ!!!朝から元気出してこうぜ、我が親友!!!」
「good morning, my best friend.」
「あのさー親友。めちゃくちゃ拙い日本語英語にバリバリのネイティブ発音で返すの辞めてもらえる?返される側めっちゃ惨めになるんだよ?」
「じゃあ最初からそのひらがな表記の英語もどきを辞めればいいんじゃないかしら。というか、私が予定していた起床時間よりも1時間29分も早いんだけど」
「さらっと韻を踏んでいく我が親友……さすがだぜ!!」
「うるさい、さっさと私を起こした理由を言いなさい。さもなくば貴方のゴールデンシップ号(※真っ赤なママチャリの名前。)のサドルのネジを緩めて座った瞬間に自身の重みでシーホストが飛び出るセルフ千年殺しが出来るようにするわよ」
「止めてくれ親友、その術はオレのケツに効く」
はいはい、茶番茶番。
どうでもいいことばかりで本題にはなかなか突入しないのが、うずまき アグニとピンク髪の幼馴染___春野 スモモのいつもの会話である。
スモモに予定よりも早く起こされたせいでやや不機嫌な(※ちなみにスモモ以外に起こされたら挨拶の代わりにクナイが飛ぶ。)アグニだが、一度起きたら二度寝できない珍しいタイプなので普通に朝食を取ることにした。
【今日の朝ご飯のメニュー】
・エッグベネディクト
・季節の食材サラダ
・自家製ヨーグルト 〜季節のフルーツを添えて〜
・クロワッサン
・コーヒー
一体どこの高級ホテルだと聞きたくなるような優雅な食卓に毎度のことながらスモモは戦慄する。
ウソみたいだろ?これ全部その場で作ったんだぜ。
「相変わらずヤベェ料理の腕してるな」
「そりゃどうも。あっちょっと、それ貴方の分じゃなくキューちゃんの分だから。間違って食べたら千年殺しするわよ」
人によっては死ぬことよりも恐ろしく、屈辱的なことを言われたので、思わずスモモは椅子を引いたまま固まった。
アグニはなんだかんだでスモモには甘いので来たら普通に朝食を用意してくれるのだが、今日はどういう訳か3人分ある。
最初はお爺様こと、アグニの後見人の三代目火影の猿飛 ヒルゼンの分かと思っていたが、違うらしい。
はて、そんなきゅうりの漬物みたいな名前の知り合いは居たっけ?と、頭を悩ますスモモ。
その答えは突然現れる。
「んあぁー?もう朝飯出来たのか」
鈴を転がしたような声がリビングに響いた。
いかにも寝起きの幼女という感じの声に驚いて振り返れば、そこには………
「うっわっ!!狐耳の巫女服ロリ!?!?」
ふわふわとした眠そうに若干垂れた耳が可愛らしい狐耳を生やした、巫女服を来た幼女がいた。
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