深緑の軍服少女
~建物内~
環「でも確かこの組織って」
「”6人目”が潜入してたはずじゃ…」
鹿「うん、そうやね」
環「なら、[太字]あの人[/太字]が何か残して行っているかも。注意して周りを見ましょう」
コツコツと2人の足音が反響し、誰かが後ろからついてきているのではないかと思わされる。
しばらく歩いた。
環「………… !? 鹿さん!」
鹿「どうした?」
環「これ…」
鹿「!」
環「大鷲の”合図”」
環はそういうと、「にっ」と挑戦的な笑みを浮かべた。
---------------
大鷲の”合図”
何か情報を見つけ、その情報を伝えるために使われるそれは、大鷲のシンボルカラー・深緑色をした[漢字]葉[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな]だ。
今回は、それが一枚の床板の上に落ちていた。
環「剝がしましょう」
バリバリと大きな音が鳴り、「バキッ」という音と共に一枚の床板が剥がれた。
鹿「!! 防犯カメラのUSB…」
環「こうなったらこっちのもんですね。PCを借りに行きましょう!ハッキングして中身を見ます。あの人も、そうすることを見込んでこれを残したんでしょうから」
2人は一度建物から出て、佐々木連夜にパソコンを借りた。
USBを差し込むと、「パスワードを入力してください」という文字が表示される。
環「知るかよ」
環はあるファイルを開き、猛烈な速さでタイピングを始めた。
USB内の「ファイル」でなく、「システム」に直接アクセスすることにした。
タイピングが始まって約3分ほどで、パスワードが判明した。
環「OK OK」
佐々木「!! 早…」
環「『tenebrae.38154』…」
環がそう口にしながら文字を打ち込むと、「認証完了」という4文字に続いて動画が表示された。
早送りにしながら少しの間眺めると、鹿の指先がぴくっと動いた。
鹿「…わかったね、こいつらと”6人目”が今いる場所」
環「はい。急いで行ってみましょう。鹿さん、”6人目”と連絡は取れるのでしょうか?」
鹿「取れるには取れるけど、今あっちに連絡するとアイツが危険な目に合うかもね。とりあえず、行ってみるが最善策なんちゃう?」
環「そうですね!」
環「でも確かこの組織って」
「”6人目”が潜入してたはずじゃ…」
鹿「うん、そうやね」
環「なら、[太字]あの人[/太字]が何か残して行っているかも。注意して周りを見ましょう」
コツコツと2人の足音が反響し、誰かが後ろからついてきているのではないかと思わされる。
しばらく歩いた。
環「………… !? 鹿さん!」
鹿「どうした?」
環「これ…」
鹿「!」
環「大鷲の”合図”」
環はそういうと、「にっ」と挑戦的な笑みを浮かべた。
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大鷲の”合図”
何か情報を見つけ、その情報を伝えるために使われるそれは、大鷲のシンボルカラー・深緑色をした[漢字]葉[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな]だ。
今回は、それが一枚の床板の上に落ちていた。
環「剝がしましょう」
バリバリと大きな音が鳴り、「バキッ」という音と共に一枚の床板が剥がれた。
鹿「!! 防犯カメラのUSB…」
環「こうなったらこっちのもんですね。PCを借りに行きましょう!ハッキングして中身を見ます。あの人も、そうすることを見込んでこれを残したんでしょうから」
2人は一度建物から出て、佐々木連夜にパソコンを借りた。
USBを差し込むと、「パスワードを入力してください」という文字が表示される。
環「知るかよ」
環はあるファイルを開き、猛烈な速さでタイピングを始めた。
USB内の「ファイル」でなく、「システム」に直接アクセスすることにした。
タイピングが始まって約3分ほどで、パスワードが判明した。
環「OK OK」
佐々木「!! 早…」
環「『tenebrae.38154』…」
環がそう口にしながら文字を打ち込むと、「認証完了」という4文字に続いて動画が表示された。
早送りにしながら少しの間眺めると、鹿の指先がぴくっと動いた。
鹿「…わかったね、こいつらと”6人目”が今いる場所」
環「はい。急いで行ってみましょう。鹿さん、”6人目”と連絡は取れるのでしょうか?」
鹿「取れるには取れるけど、今あっちに連絡するとアイツが危険な目に合うかもね。とりあえず、行ってみるが最善策なんちゃう?」
環「そうですね!」