二次創作
マルマルちゃんとバツバツ君
「ありがうございました」
「はい、モップかけてー」
部活が終わり、片付け作業に入る。
ネットを緩めようとしたところで、北に話しかけられた。
「●●、自主練しぃひんならコート[漢字]使[/漢字][ふりがな]つこ[/ふりがな]てええ?片付けはこっちでやるから」
「あ、うん。分かった」
そう言えば先週もそうだった。
試合が近いもんね。
私も少しだけ練習しようかな。
近くで片付け作業をしていた1年生の子を捕まえた。
「さっちゃん、男子が使うからネットそのままでいいよ」
「分かりました」
「他の子にも伝えて。あと、部室の鍵は私が返しておくから、1年生は先に帰っていいからね」
「すみません、ありがとうございます」
本当は男子だけじゃなくて私も使うけど、下手なくせに練習していると思われたくなくて、私が使うことは言わなかった。
「それでは、お疲れ様でした」
「はーい、お疲れ。気を付けて帰ってね」
荷物をまとめた1年生から順にお辞儀をして体育館から出ていった。
女子バレー部の1年生にも経験者はいるけれど、彼女たちは帰宅後にクラブチームでの練習があるから、と自主練習に参加したことがない。
おかげで私の自主練習風景を見られなくて済む。
「さて、と」
体育館に残ったのは男子バレー部と、女子は私1人。
女子バレー部の後輩が全員出ていったことを確認すると、北に話しかけた。
「ごめん、北。サーブ練習したいから少しだけスペース貸して」
「ええで」
少しだけ、と言いつつも結局男子バレー部の自主練習が終わるまで私もみっちりサーブ練習をした。
「はい、モップかけてー」
部活が終わり、片付け作業に入る。
ネットを緩めようとしたところで、北に話しかけられた。
「●●、自主練しぃひんならコート[漢字]使[/漢字][ふりがな]つこ[/ふりがな]てええ?片付けはこっちでやるから」
「あ、うん。分かった」
そう言えば先週もそうだった。
試合が近いもんね。
私も少しだけ練習しようかな。
近くで片付け作業をしていた1年生の子を捕まえた。
「さっちゃん、男子が使うからネットそのままでいいよ」
「分かりました」
「他の子にも伝えて。あと、部室の鍵は私が返しておくから、1年生は先に帰っていいからね」
「すみません、ありがとうございます」
本当は男子だけじゃなくて私も使うけど、下手なくせに練習していると思われたくなくて、私が使うことは言わなかった。
「それでは、お疲れ様でした」
「はーい、お疲れ。気を付けて帰ってね」
荷物をまとめた1年生から順にお辞儀をして体育館から出ていった。
女子バレー部の1年生にも経験者はいるけれど、彼女たちは帰宅後にクラブチームでの練習があるから、と自主練習に参加したことがない。
おかげで私の自主練習風景を見られなくて済む。
「さて、と」
体育館に残ったのは男子バレー部と、女子は私1人。
女子バレー部の後輩が全員出ていったことを確認すると、北に話しかけた。
「ごめん、北。サーブ練習したいから少しだけスペース貸して」
「ええで」
少しだけ、と言いつつも結局男子バレー部の自主練習が終わるまで私もみっちりサーブ練習をした。
このボタンは廃止予定です