この小説は夢小説です。
下のフォームに作者さんの指定した語句を入力してお読みください。

お名前設定

お名前変更フォーム

下記フォームに必要事項を入力し「登録」ボタンを押してください

あなたの名前
あなたの名字

文字サイズ変更

マルマルちゃんとバツバツ君

#11

頑固ちゃんと不真面目君

デート事件があってから矢巾君はなにかと私にからんでくるようになった。
デートと言っても一緒に遊びに行った訳でもなく、ただ冗談で誘われただけだけど。


「○○さん、おはよう!」

「おはよう……」


前まで考えられなかった挨拶もするようになったし、本当にどういう心境の変化だろうか。
ついに矢巾君の頭の辞書にも誠実と言う言葉が追加されたのか。

そんなことを思っていると、


「俺さ、考えたんだけど」

「うん?」


真面目な顔をして唐突に話し始めた矢巾君。
考えたって何をだろう。


「デートはダメでも試合の応援ならどう?」


そう言うことか。
もっと他に考えることがあるだろうに。
試合とはもちろん矢巾君が所属しているバレーのことだよね?


「どうって言われても……。私、バレー部に知り合いいないし」

「俺は知り合いじゃないのか……」

「あ、いや、そんなつもりじゃ……」


矢巾君はわざとらしくシュンとして見せた。

スタメンに知り合いがいないって意味だったのに。
だって、矢巾君って確かスタメンじゃないよね?
あの有名な及川先輩と同じポジションだって聞いたことがあるから。

ちなみに、別に私は及川先輩のファンとかではないけれど、有名すぎて彼の情報は嫌でも耳に入ってくる。


「それなら決まり!絶対に応援来てね!」

「ええ……まあ、いいけど」


矢巾君の押しに負けて行く約束をしてしまった。

自分が出るかも分からない試合に誘う心理ってなんだろう。
それとも出る可能性に賭けているのだろうか。

応援に行けば分かるのかな。

このボタンは廃止予定です

2024/11/07 08:19

edp ID:≫5tLKWzBMUDa82
続きを執筆
小説を編集
/ 39

コメント
[4]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL