無表情の虐げられ少女は異能で無自覚チートをぶっ放す
ちゅー…
ちゅぱ…
何の音だって思いますよね,正解は,カロリー〇イトです。起きたらのどからからだったので。パックタイプです。おいしいです。
なんで持ってるのかって?そりゃ,創ったから。喉乾いてたんだもん。
ね??あ,叔母様たちの家にいた時も創ればよかったって??あー,それね,ちゃんとご飯食べれてないと,元気でないし?作れないかったんだよね…。
パシッ
また,襖が開いた。今度はものすごく力強く。
その,向こうには。
あの男と,美桜さんがいた。
あの男はむっとしてて…。
美桜さんは…。うん,無茶苦茶呆れてる。
はー,何なの?
「お前,そのカロリー〇イトは誰にもらった?」え?もらった?意味わかんない。
「創りました」ちゅぱちゅぱ…。おいしい。
「は?」は?って何ですか,わかりませんよ。
「それがお前の異能力か?」異能力…。変な力のことだよね。
「はい」
「ご飯を創る能力なの?」今度は優しい声で美桜さんが言った。んな馬鹿な。
私,そこまで,食いしん坊じゃ,ない!!!
「いえ,食べ物じゃなくてもとりあえず見た目とか名前とか分かるやつは創れます」
「じゃあ見せてみろ」え,私見せ物じゃないんだけどなー…。
「わかりました…。【[漢字]万物創造[/漢字][ふりがな]クリエイト[/ふりがな]】」とりあえず,銀木犀でも創ってみた。
んで,なぜか目が真ん丸な美桜さんと,ぶつぶつ言っているあの男が完成しましたとさ。
あー,銀木犀いい香りだなー…。
あ,疑問ぶつけるのにいい機会かも。
そうやって口を開こうとしたんだけど…。
「いったん検査しましょ」口を開く前に美桜さんが言った。
検査???なぜに???
「ええ,私は相手の心に入れるから,精神に異常がないか調べるの」
ほへー,そんな能力あるんだ(´・∀・`)
さてと,と言って,美桜さんは私の手を握った。
「よし,【[漢字]感情移入[/漢字][ふりがな]イントラクト[/ふりがな]】」
…あれ?美桜さ,ん?大丈夫ですか???
顔が青いよー!!
「あの~,美桜さん,大丈夫ですか…?」
「あー,これはひどいわ…。というか無感情なのは元から?」
感情…。無感情…。そうだね,モードを切ったら無表情無感情な琉貴が出来上がるし。
「そうですね,元からです」
「あなたは…。よくこんな精神状態で普通に生きれたなっていうぐらいのレベルでね…。気づかなくても傷ついてる,みたいな??」
なるほど?
要は,自覚なしか??
そゆことか??
「理解が早いようで助かるわ」
へー,そんな感じだったんだぁ。(´・∀・`)ヘー
「あとは…もう一つの異能力はなあに?」もう一つの異能力??なにそれ?
「その顔を見るに知らないのね」へい,そうです。
「もう一個の能力は…お父様に調べてもらいましょ」
「そうだな」なんか二人だけで解決してる。のけ者感が…。
ふと,窓を見ると雪が降っていて。
しんしんしんしんと,積もっていっていて。
こんな日は,この歌かな~?
「ゆーきやこんこん♪あーられやこんこん♪ふってもふってもずんずんつーもるぅ♪」
「歌うまくない??かわいいんだけど!!」なんか美桜さんが言ってる…。変なことじゃなければいいけど。
あれ,心なしか,雪がもっと降ってきた気が。
「雪,増えてないか???もしかして…」ん???
「そうねぇ,増えてるわね」ん???
「琉貴ちゃん,そういう歌うたった時って,何か起きた?」
唐突にそう聞かれ,私は今までの記憶に潜る。
あ,そういえば。
あの時。自殺しようとした時,あめあめふれふれって歌ったんだけど…。
雨がもっと降ってきていた気が。
「雨が,たくさん降って…」
「わふっ」
急に犬の声がして,窓のほうを見ると。
あの時見た,金色の毛並みの犬が座っていた。
ちゅぱ…
何の音だって思いますよね,正解は,カロリー〇イトです。起きたらのどからからだったので。パックタイプです。おいしいです。
なんで持ってるのかって?そりゃ,創ったから。喉乾いてたんだもん。
ね??あ,叔母様たちの家にいた時も創ればよかったって??あー,それね,ちゃんとご飯食べれてないと,元気でないし?作れないかったんだよね…。
パシッ
また,襖が開いた。今度はものすごく力強く。
その,向こうには。
あの男と,美桜さんがいた。
あの男はむっとしてて…。
美桜さんは…。うん,無茶苦茶呆れてる。
はー,何なの?
「お前,そのカロリー〇イトは誰にもらった?」え?もらった?意味わかんない。
「創りました」ちゅぱちゅぱ…。おいしい。
「は?」は?って何ですか,わかりませんよ。
「それがお前の異能力か?」異能力…。変な力のことだよね。
「はい」
「ご飯を創る能力なの?」今度は優しい声で美桜さんが言った。んな馬鹿な。
私,そこまで,食いしん坊じゃ,ない!!!
「いえ,食べ物じゃなくてもとりあえず見た目とか名前とか分かるやつは創れます」
「じゃあ見せてみろ」え,私見せ物じゃないんだけどなー…。
「わかりました…。【[漢字]万物創造[/漢字][ふりがな]クリエイト[/ふりがな]】」とりあえず,銀木犀でも創ってみた。
んで,なぜか目が真ん丸な美桜さんと,ぶつぶつ言っているあの男が完成しましたとさ。
あー,銀木犀いい香りだなー…。
あ,疑問ぶつけるのにいい機会かも。
そうやって口を開こうとしたんだけど…。
「いったん検査しましょ」口を開く前に美桜さんが言った。
検査???なぜに???
「ええ,私は相手の心に入れるから,精神に異常がないか調べるの」
ほへー,そんな能力あるんだ(´・∀・`)
さてと,と言って,美桜さんは私の手を握った。
「よし,【[漢字]感情移入[/漢字][ふりがな]イントラクト[/ふりがな]】」
…あれ?美桜さ,ん?大丈夫ですか???
顔が青いよー!!
「あの~,美桜さん,大丈夫ですか…?」
「あー,これはひどいわ…。というか無感情なのは元から?」
感情…。無感情…。そうだね,モードを切ったら無表情無感情な琉貴が出来上がるし。
「そうですね,元からです」
「あなたは…。よくこんな精神状態で普通に生きれたなっていうぐらいのレベルでね…。気づかなくても傷ついてる,みたいな??」
なるほど?
要は,自覚なしか??
そゆことか??
「理解が早いようで助かるわ」
へー,そんな感じだったんだぁ。(´・∀・`)ヘー
「あとは…もう一つの異能力はなあに?」もう一つの異能力??なにそれ?
「その顔を見るに知らないのね」へい,そうです。
「もう一個の能力は…お父様に調べてもらいましょ」
「そうだな」なんか二人だけで解決してる。のけ者感が…。
ふと,窓を見ると雪が降っていて。
しんしんしんしんと,積もっていっていて。
こんな日は,この歌かな~?
「ゆーきやこんこん♪あーられやこんこん♪ふってもふってもずんずんつーもるぅ♪」
「歌うまくない??かわいいんだけど!!」なんか美桜さんが言ってる…。変なことじゃなければいいけど。
あれ,心なしか,雪がもっと降ってきた気が。
「雪,増えてないか???もしかして…」ん???
「そうねぇ,増えてるわね」ん???
「琉貴ちゃん,そういう歌うたった時って,何か起きた?」
唐突にそう聞かれ,私は今までの記憶に潜る。
あ,そういえば。
あの時。自殺しようとした時,あめあめふれふれって歌ったんだけど…。
雨がもっと降ってきていた気が。
「雨が,たくさん降って…」
「わふっ」
急に犬の声がして,窓のほうを見ると。
あの時見た,金色の毛並みの犬が座っていた。
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