二次創作
ブルーロックbl短編集
※原作の内容とは全く関係ないです
ーーーーーーー
(蜂楽Side)
俺は、2ヶ月前、足を折った。
当然、サッカーはできなかったし、灰色の生活をしていた。
1週間前、青い監獄に復帰して、サッカーを再開した。本当ならうれしいし、飛んで喜ぶはずなにに、、。
「やだなぁ、、」
“青い監獄”のみんなは優しい、、っていうか良くも悪くもあんま他人に興味無いから深く聞いてこないけれど、それはそれで居心地が悪い。だからなのか、最近あまり良いプレーができていない。これは由々しき事態だと思ったが最近はその大好きなサッカーにすらも、怠さを感じてしまう。それで挙げ句の果てにはチームメイトの足を引っ張り「今のお前は必要ない」と言われる始末。
俺は今、何のために生きているのだろうか。
真面目に、そんなことを考えてしまう自分がいる。俺は、どうしたらいいんだろう。サッカー選手として価値が無い自分に、果たして生きる意味があるだろうか。
「ダメだね、俺。」
誰にも聞こえない独り言を一つ。自分を蔑む言葉を自分で言ってしまった。
仕方ないよ、だって事実だもん。
サッカーをしたい。
でも、したくない。
逃げてばっかり。“怖い”って感情が、俺に逃げる選択肢しか与えてくれない。ずっと同じ思考の繰り返し。
これからも、一緒。
傷ついて、自虐して、優しくしてもらって、それなのにもっと辛くなって、逃げて、逃げて、逃げて、みんなに迷惑かけて、飽きられて、また一人、もう一人と去っていく。
全部、自業自得。
「もう、無理だよっ、、、」
心の中の細い糸が切れた気がした。
◇◆◇
(凛Side)
バシュッ
こんなんじゃ、ダメだ、、、。もっと強くならねぇと。アイツには、、。このシュートじゃ軌道がダメだ。アイツに勝てない。
「クソッ、、、」
もっと、もっと、、、。
「凛!なにやってんのー?」
不意に聞こえてきたのは、俺の気持ちとは真逆に呑気な声。
「、、んだよ、テメェか。見りゃわかるだろ。そのでけえ目は飾りか。」
「にゃははったしかにね」
「、、、。」
蜂楽廻。俺の中のうざい奴。
、、、久しぶりに見たな。そりゃまあ試合で見ることはあるが、そういう物理的な意味ではない。こんなに元気な姿は、久しぶりに見た。
2月の中盤あたりだったか。アイツが足を折って監獄に来なくたった。3月の終わり頃、やっと来たかと思えば、プレーはボロボロ。確実に質が下がっていた。
変わっていたのは、プレースタイルだけじゃない。普段のアイツは鬱陶しいほど纏わりつき「自主練しよ」だのなんだの言ってきた。それが、復帰後には全く話しかけてこなくなった。別に心配したとかではないし、むしろ五月蝿えのがいなくなって有り難い限りだったが、一選手として、一応気にかけていた。
観察してみると、本当にプレーの質は落ちているし、誰かに話しかけたりスキンシップをしているのも見かけなくなった。
なにがあったのか、、。
俺が知ったことでは無いが、今目の前で笑っている蜂楽のことをどうしても不審に思ってしまう。
「1on1、やろ!」
「、、しょうがねぇな」
「いっくよー♪」
そう言って、いつも通りドリブルを仕掛けてくる。
ーーと、思ったが。
「ありゃ」
「、、ぬりぃ。なんだそのドリブルは」
「あはは、ミスっちゃったね。ごめんごめん」
「、、、チッ」
流れで俺がゴールを決めて、振り返るとアイツはニコニコと笑っていた。
「すご!さっすが凛ちゃん♪」
「、、。」
違う。違うだろ。
アイツは、蜂楽廻は、そんなドリブルしねえ。そんな風に笑わねえだろ。
「、、、どうしたの?凛ちゃん」
「あのドリブルは、正気か」
「あー、ミスっちゃったね」
「、、、。おい、」
「なぁに凛ちゃん」
「お前、誰だ?」
「、、、♪」
蜂楽はーーいや、ソイツは全く動じない。ただ、ニコニコと笑っているだけ。
「お前、蜂楽じゃねぇだろ」
「、、なんで?」
「アイツは、あんなドリブルしねえ。それに、1on1なら勝つまで挑んでくるぞ」
「そんなことないよ」
「じゃあその笑い方はなんだ。お前、最初俺のこと呼び捨てで呼んだだろ。アイツはそんな呼び方しない」
「気分だよ」
「なんなんだよ、、テメェ。」
「、、、」
「隠しても無駄だ。お前は、“蜂楽廻”じゃねえ」
「、、そこまで言われると悲しいなぁ」
「!」
「バレちゃったら仕方ないね」
「、、、お前、誰なんだよ」
「俺は、“かいぶつ”」
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(蜂楽Side)
俺は、2ヶ月前、足を折った。
当然、サッカーはできなかったし、灰色の生活をしていた。
1週間前、青い監獄に復帰して、サッカーを再開した。本当ならうれしいし、飛んで喜ぶはずなにに、、。
「やだなぁ、、」
“青い監獄”のみんなは優しい、、っていうか良くも悪くもあんま他人に興味無いから深く聞いてこないけれど、それはそれで居心地が悪い。だからなのか、最近あまり良いプレーができていない。これは由々しき事態だと思ったが最近はその大好きなサッカーにすらも、怠さを感じてしまう。それで挙げ句の果てにはチームメイトの足を引っ張り「今のお前は必要ない」と言われる始末。
俺は今、何のために生きているのだろうか。
真面目に、そんなことを考えてしまう自分がいる。俺は、どうしたらいいんだろう。サッカー選手として価値が無い自分に、果たして生きる意味があるだろうか。
「ダメだね、俺。」
誰にも聞こえない独り言を一つ。自分を蔑む言葉を自分で言ってしまった。
仕方ないよ、だって事実だもん。
サッカーをしたい。
でも、したくない。
逃げてばっかり。“怖い”って感情が、俺に逃げる選択肢しか与えてくれない。ずっと同じ思考の繰り返し。
これからも、一緒。
傷ついて、自虐して、優しくしてもらって、それなのにもっと辛くなって、逃げて、逃げて、逃げて、みんなに迷惑かけて、飽きられて、また一人、もう一人と去っていく。
全部、自業自得。
「もう、無理だよっ、、、」
心の中の細い糸が切れた気がした。
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(凛Side)
バシュッ
こんなんじゃ、ダメだ、、、。もっと強くならねぇと。アイツには、、。このシュートじゃ軌道がダメだ。アイツに勝てない。
「クソッ、、、」
もっと、もっと、、、。
「凛!なにやってんのー?」
不意に聞こえてきたのは、俺の気持ちとは真逆に呑気な声。
「、、んだよ、テメェか。見りゃわかるだろ。そのでけえ目は飾りか。」
「にゃははったしかにね」
「、、、。」
蜂楽廻。俺の中のうざい奴。
、、、久しぶりに見たな。そりゃまあ試合で見ることはあるが、そういう物理的な意味ではない。こんなに元気な姿は、久しぶりに見た。
2月の中盤あたりだったか。アイツが足を折って監獄に来なくたった。3月の終わり頃、やっと来たかと思えば、プレーはボロボロ。確実に質が下がっていた。
変わっていたのは、プレースタイルだけじゃない。普段のアイツは鬱陶しいほど纏わりつき「自主練しよ」だのなんだの言ってきた。それが、復帰後には全く話しかけてこなくなった。別に心配したとかではないし、むしろ五月蝿えのがいなくなって有り難い限りだったが、一選手として、一応気にかけていた。
観察してみると、本当にプレーの質は落ちているし、誰かに話しかけたりスキンシップをしているのも見かけなくなった。
なにがあったのか、、。
俺が知ったことでは無いが、今目の前で笑っている蜂楽のことをどうしても不審に思ってしまう。
「1on1、やろ!」
「、、しょうがねぇな」
「いっくよー♪」
そう言って、いつも通りドリブルを仕掛けてくる。
ーーと、思ったが。
「ありゃ」
「、、ぬりぃ。なんだそのドリブルは」
「あはは、ミスっちゃったね。ごめんごめん」
「、、、チッ」
流れで俺がゴールを決めて、振り返るとアイツはニコニコと笑っていた。
「すご!さっすが凛ちゃん♪」
「、、。」
違う。違うだろ。
アイツは、蜂楽廻は、そんなドリブルしねえ。そんな風に笑わねえだろ。
「、、、どうしたの?凛ちゃん」
「あのドリブルは、正気か」
「あー、ミスっちゃったね」
「、、、。おい、」
「なぁに凛ちゃん」
「お前、誰だ?」
「、、、♪」
蜂楽はーーいや、ソイツは全く動じない。ただ、ニコニコと笑っているだけ。
「お前、蜂楽じゃねぇだろ」
「、、なんで?」
「アイツは、あんなドリブルしねえ。それに、1on1なら勝つまで挑んでくるぞ」
「そんなことないよ」
「じゃあその笑い方はなんだ。お前、最初俺のこと呼び捨てで呼んだだろ。アイツはそんな呼び方しない」
「気分だよ」
「なんなんだよ、、テメェ。」
「、、、」
「隠しても無駄だ。お前は、“蜂楽廻”じゃねえ」
「、、そこまで言われると悲しいなぁ」
「!」
「バレちゃったら仕方ないね」
「、、、お前、誰なんだよ」
「俺は、“かいぶつ”」