ヒロアカ小説詰め
続きです
「...くん、...とくん、焦凍くん!」
耳元で何度も名前を呼ばれ、俺は飛び起きた。
「ここは...緑谷、結婚式は―――」
「今からだよ。それに...もう、緑谷じゃ、ないから」
微笑んでいる想い人を前に脳内処理が追いつかないでいると、おーい、と穏やかな声が聞こえた。
「デクくんに轟く...紛らわしいから『焦凍くん』かな...ってとにかく!結婚おめでとう!」
「ありがとう麗日さ...あ、今は爆豪だったね...あれ?かっちゃん、寝てるの?」
「起きとるわクソが!」
「さっきまで寝とった癖に〜」
ようやく状況がわかってきたが...これは夢か?
そう考えていると、爆豪と俺の額が思い切りぶつかった。
痛い。
夢じゃ、ねえんだよな。
「...ありがとな、爆豪」
そう呟いた俺に、さっきまで一緒にいたはずの男は何のことだか、と戯けた表情をして見せる。
想い人と結ばれ、幸せになったであろう彼の口元には、いかにも意地の悪そうな笑みが広がっていた。
「...くん、...とくん、焦凍くん!」
耳元で何度も名前を呼ばれ、俺は飛び起きた。
「ここは...緑谷、結婚式は―――」
「今からだよ。それに...もう、緑谷じゃ、ないから」
微笑んでいる想い人を前に脳内処理が追いつかないでいると、おーい、と穏やかな声が聞こえた。
「デクくんに轟く...紛らわしいから『焦凍くん』かな...ってとにかく!結婚おめでとう!」
「ありがとう麗日さ...あ、今は爆豪だったね...あれ?かっちゃん、寝てるの?」
「起きとるわクソが!」
「さっきまで寝とった癖に〜」
ようやく状況がわかってきたが...これは夢か?
そう考えていると、爆豪と俺の額が思い切りぶつかった。
痛い。
夢じゃ、ねえんだよな。
「...ありがとな、爆豪」
そう呟いた俺に、さっきまで一緒にいたはずの男は何のことだか、と戯けた表情をして見せる。
想い人と結ばれ、幸せになったであろう彼の口元には、いかにも意地の悪そうな笑みが広がっていた。
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