ヒロアカ小説詰め
続きです
これは瀬呂の誕生日の翌日の出来事。
「なあなあ爆豪くん、誕生日何欲しい?」
「あ?早すぎんだろ頭湧いてんのか丸顔」
相変わらず毒舌な爆豪に麗日がひど!と返す。上鳴が麗日に相談していた理由はここにあった。
爆豪と麗日は現在付き合っているのだ。
「えっとね、理由は2つあって...あ、上鳴くんと瀬呂くん無事付き合えたらしいよ!」
「...そうかよ」
爆豪は興味無し、といった感じでそう返すが、2人が両片想いだということに一番に気がついたのは爆豪であり、そんな2人を一番気にかけていたのはまぎれもない爆豪であった。
「んで、理由」
そう爆豪がそそのかすと、麗日がえーっとね、と話し始める。
「1つ目は、上鳴くんと瀬呂くん見てて羨ましくなったからかな」
単純なヤツ、と馬鹿にしたような笑い方をする爆豪に麗日が不貞腐れた様子を見せる。
「2つ目は、来年も再来年もずっと爆豪くんの隣にいたいって意思表示だから!」
「...テメェの誕生日、一生涯俺の隣にいれる権利をやる。精々目移りすんなよ、丸顔」
「うん...!ってあれ!?爆豪くんの欲しい物上手くはぐらかされた!」
そうわめく麗日に、爆豪は無言で自分の顔を近づけた。
唇同士が至近距離に近づき、そこでストップされる。
「続き、待ってる」
「え、それ4月までおあずけって事!?」
「あ!?それまでずっと隣にいろって意味だろが気づや!!」
そう怒る爆豪に、麗日は笑みを溢す。
来年も、再来年も、その先も、ずっと
キミの隣にいられますように。
『誕生日に何欲しい?』
これは瀬呂の誕生日の翌日の出来事。
「なあなあ爆豪くん、誕生日何欲しい?」
「あ?早すぎんだろ頭湧いてんのか丸顔」
相変わらず毒舌な爆豪に麗日がひど!と返す。上鳴が麗日に相談していた理由はここにあった。
爆豪と麗日は現在付き合っているのだ。
「えっとね、理由は2つあって...あ、上鳴くんと瀬呂くん無事付き合えたらしいよ!」
「...そうかよ」
爆豪は興味無し、といった感じでそう返すが、2人が両片想いだということに一番に気がついたのは爆豪であり、そんな2人を一番気にかけていたのはまぎれもない爆豪であった。
「んで、理由」
そう爆豪がそそのかすと、麗日がえーっとね、と話し始める。
「1つ目は、上鳴くんと瀬呂くん見てて羨ましくなったからかな」
単純なヤツ、と馬鹿にしたような笑い方をする爆豪に麗日が不貞腐れた様子を見せる。
「2つ目は、来年も再来年もずっと爆豪くんの隣にいたいって意思表示だから!」
「...テメェの誕生日、一生涯俺の隣にいれる権利をやる。精々目移りすんなよ、丸顔」
「うん...!ってあれ!?爆豪くんの欲しい物上手くはぐらかされた!」
そうわめく麗日に、爆豪は無言で自分の顔を近づけた。
唇同士が至近距離に近づき、そこでストップされる。
「続き、待ってる」
「え、それ4月までおあずけって事!?」
「あ!?それまでずっと隣にいろって意味だろが気づや!!」
そう怒る爆豪に、麗日は笑みを溢す。
来年も、再来年も、その先も、ずっと
キミの隣にいられますように。
『誕生日に何欲しい?』
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