旅人
珀兎「う…ぅぅ」
目覚めるとそこは真っ暗な牢獄だった
珀兎「え…ここ…は…?」
江「珀兎、起きたのか」
微かな光の先には赤田先輩がいた
珀兎「先…輩……ここは?」
江「牢獄だ。理由は知らん」
珀兎「牢獄……?」
江「一応、牢の中におれらの武器は置かれているが…」
珀兎「2人…だけじゃ…情報が…足りない」
コッコッコッ
ガラッ
管理人「時間だ。出ろ」
管理人「ここからチャイムがなるまで自由時間だ。立ち入り禁止と書かれているところに入ったものは容赦しないぞ。」
江「自由時間か…何人かに聞けるな」
颯太「…は?お前ら敵だよな!?」
美莉亜「しらないわ。てかここ出んなら協力するべきだろ」
星奈「そうだけどさ…w」
莉奈「そっち側の人達は何人いる?」
美莉亜「うーん…(辺りを見回す)」
美莉亜「私を含めて4人かな」
莉奈「うちは第4部隊が星奈、智夏、イレン、そら、颯太、虚助、私の7人」
颯太「でも、そらはずっとなにかに怯えてて、出てこないんだ」
星奈「え゙?そうなの?」
莉奈「…ちょっとみてくる」
そら「[小文字][小文字]いやッ…ごめんなさい…ごめんなさい……許して…お願いッ……[/小文字][/小文字]」
莉奈「…どうし[小文字]た[/小文字]))))」
そら「ひぃぃぃッ…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいッ…もう許して…私達姉妹を傷つけないで…お願い…」
莉奈「…?」
莉奈「…との事だった」
颯太「そらがそんなんになるなんて…一大事じゃねえか」
星奈「だよね、その感じ、なにかここでトラウマを植え付けられたとか?」
颯太「あ〜」
美莉亜「てか、おまえらは、どうやってここに来た?」
颯太「全員お前らのお仲間さんの力で飲み込まれてここに」
美莉亜「やっぱり」
星奈「やっぱり?」
美莉亜「私らも心湊の力でここに連れてこられたの」
莉奈「?なんで仲間をここに…」
美莉亜「それがわかったら苦労しないわ」
そして、1日が過ぎ、次の日
江「颯太?」
颯太「なんだ」
悠太「脱獄するぞ」
颯太「は?」