いつ生まれたかも分からない、


気づいた時には私が生まれていた

街の売店で拾われそこで働きながら青春を過ごした
学校なんて行ったことない。勉強だって全て独学で学んだ。でも、

全然だめだった


しばらくして、街の子供達に虐められるようになった。

やめてって言ったって、意味などない。
日々日々いじめはエスカレートしていき、
私を拾ってくれた人も死んでしまった。
遂に、孤独になった。

そして、暫くして、

街に怪物が現れた

その時は───16ぐらいだったかな

私は皆を守るために戦った。
でも結果は惨敗
ほぼ皆が殺されていった
でも
何故か私だけ残った



私は、誰も守れなかった。
なのに

街の残った人たちには、責められ、
虐められ、

街での居場所もなくなった


でも



あの日、

私を助けてくれた人がいる。


それは───