緋優　あのっ，名前って，，

勇気を出して聞いてみた
こんな名前を聞くだけに勇気はいらないと思うが，
僕の場合結構勇気がいる

八紗　私は[漢字]八紗[/漢字][ふりがな]やしゃ[/ふりがな]，キミは?

優しい声で話してくるのがが本当に好きだった

緋優　えと，，僕は緋優，です!

八紗　よろしくね，

緋優　よろしくお願いします！

八紗　[小文字]ふふっ[/小文字]

笑い顔?と言うか微笑んだ顔は
本当に何と言うか太陽みたいで好きだった

緋優　あのっ，

八紗　?

緋優　いつもここに?

[斜体]こくっ[/斜体]（頷く音）

緋優　そうなんですか，

八紗　私もう行くね，

[斜体]すっ[/斜体]（立ち上がる音）

緋優　また！

[斜体]ひらひらっ[/斜体]（手を軽く振る音）

[斜体]スタスタスタッ[/斜体]

ずっと僕は八紗さんの後ろ姿を見つめていた
その時急に，，，

[明朝体][太字]ぴかっ[/太字][/明朝体]

緋優　わっ!

[小文字][太字]ぶぉんっ[/太字][/小文字]

急に強い日差しが差して来て目がくらんだ
その時気のせいかもしれないが，
微かに炎の音が聞こえた気がした