二次創作
オナサポ景♂晴
#1
「っあ、はる、はるのぶ……」
「ん、ここか?」
この女――いや、この男の、これほど上擦った情けない声は聞いたことがない。そこそこ重量のある槍を手で包み、括れや裏筋、切っ先を弄りながら囁くと、腕の中の体が大仰に跳ねる。みずみずしく腫れた剥き出しの亀頭が美味そうで、次は口でしてやろうと決めた。代わりに真っ赤な耳に舌を這わせてしゃぶってやる。
かくかくと揺れる腰がそれでも雄の動きで俺の手に陽物を擦りつける。わざと小指側から筒を狭くして搾ってやれば、景虎は呆気なく子種を吐き出した。若い吐精は勢いがいい。すっかり終わった気でいる奴のそれを根本から扱くと、ひっくり返った声が上がる。
「ひう!だ、だめです、はるのぶ、それ……っ」
「こら、暴れるな」
じたばたともがく細い体は、シミュレーションルームでの戦闘中、容易に俺を組み敷く男からは考えられぬほど力が入っていなかった。最後の一滴まで出し切らせて手を離したときの景虎は息も絶え絶えの様相だったが、ゆくゆくは閨のほうでも有無を言わせぬ力強さで俺を組み敷いてほしい。
「はぁ、う……晴信……」
花の蜜のように融けた金色が見上げてくる。長い睫毛に絡まる雫を口づけで吸い取ると、気持ちよさそうに目元が撓む。
「次からは一人で出来るか?」
「……わか、りません……」
思考の回りが遅いのだろう、存外に素直な言葉が返ってくる。出せば大抵冷静になるものだが、自慰のやり方が分からないと言っていた景虎からすると衝撃だったらしい。あれほど酒を飲んだのにあの感度だったことのほうが俺には衝撃だ。
俺も飲んでいたおかげで反応が鈍く、この男の痴態を目の当たりにしても勃たなかったのは幸いだった。もし反応していたら抱きかかえた景虎の尻に勃起を押し付けることになっていた。俺は自分の尻にこいつの勃起を押し付けてほしいのだ。
一人で出来なければ、きっと景虎はまた俺に頼ってくるだろう。頭の中で今後の算段を立てる俺へ、奴は蕩けたままの口調で言った。
「だから、次は晴信が手本をみせてください」
「ん、ここか?」
この女――いや、この男の、これほど上擦った情けない声は聞いたことがない。そこそこ重量のある槍を手で包み、括れや裏筋、切っ先を弄りながら囁くと、腕の中の体が大仰に跳ねる。みずみずしく腫れた剥き出しの亀頭が美味そうで、次は口でしてやろうと決めた。代わりに真っ赤な耳に舌を這わせてしゃぶってやる。
かくかくと揺れる腰がそれでも雄の動きで俺の手に陽物を擦りつける。わざと小指側から筒を狭くして搾ってやれば、景虎は呆気なく子種を吐き出した。若い吐精は勢いがいい。すっかり終わった気でいる奴のそれを根本から扱くと、ひっくり返った声が上がる。
「ひう!だ、だめです、はるのぶ、それ……っ」
「こら、暴れるな」
じたばたともがく細い体は、シミュレーションルームでの戦闘中、容易に俺を組み敷く男からは考えられぬほど力が入っていなかった。最後の一滴まで出し切らせて手を離したときの景虎は息も絶え絶えの様相だったが、ゆくゆくは閨のほうでも有無を言わせぬ力強さで俺を組み敷いてほしい。
「はぁ、う……晴信……」
花の蜜のように融けた金色が見上げてくる。長い睫毛に絡まる雫を口づけで吸い取ると、気持ちよさそうに目元が撓む。
「次からは一人で出来るか?」
「……わか、りません……」
思考の回りが遅いのだろう、存外に素直な言葉が返ってくる。出せば大抵冷静になるものだが、自慰のやり方が分からないと言っていた景虎からすると衝撃だったらしい。あれほど酒を飲んだのにあの感度だったことのほうが俺には衝撃だ。
俺も飲んでいたおかげで反応が鈍く、この男の痴態を目の当たりにしても勃たなかったのは幸いだった。もし反応していたら抱きかかえた景虎の尻に勃起を押し付けることになっていた。俺は自分の尻にこいつの勃起を押し付けてほしいのだ。
一人で出来なければ、きっと景虎はまた俺に頼ってくるだろう。頭の中で今後の算段を立てる俺へ、奴は蕩けたままの口調で言った。
「だから、次は晴信が手本をみせてください」
/ 1