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少女漫画はそんなに甘くない!

#3


「ふー、ギリギリセーフっ!」
「おはよ、果鈴ちゃん」
「おはよー桃ちゃん」
私は支度をして席につき、友達の桃ちゃんに今日の朝あった出来事を話した。
「それでね、その人がすっごいイケメンだったの!」
「へえ〜いいなあ」
すると、先生が教室に入ってきた。教室が静まり返る。
「えー、いきなりだが転校生を紹介する。入っていいぞー」
「はい。こんにちは。西須地快です。隣町から来ました。よろしく」
あれは、朝の―――
「!!!」
左隣の席の女の子・遠宮さんの目が見開かれている。遠宮さんも、快くんのことが気になってるのかな...?なんか嫌だな...
「席は...そうだな、深山の右隣が空いているな。えーっと、そう。あそこだ」
キャー!まさかの隣の席!?これってやっぱり運命じゃない!?
授業と授業の間の休み時間、快くんはなんと私に話しかけてきた。
「もしや、君は朝のパンの人か?」
「は、はい!パンの人です!深山果鈴って言います!」
「...面白い人だな。良かったら仲良くしてくれないだろうか」
「もちろん!」
その後、私達は話し込んだ。
こちらを見つめる、2つの目にも気づかずに。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

ちなみにイケメンでモテモテの快が質問攻めにあわなかったのは先生がHRでそういう時間をとったからです。
え?それでも休み時間になった途端に囲まれるって?...すみません、ご都合です。

2024/11/03 18:27

るル留 ID:≫8tLFDz0BK708c
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