裏ヶ崎生徒会長決定会記録
生徒会室に戻って話しながら購買のパンを食べていると窓からデモのような声が聞こえてくる。
「今後の私たちの学校を導くべきなのは李桃(りとう)組です!今の綾瀬会長のような方には学校を任せられられません!」
静まり返る生徒会室。会長が不機嫌そうにそっぽを向く。
「……舐めやがって。」
「前回会長にボッコボコにされたのにまだ懲りずに挑戦するんだねー面白い面白い。」
瀬名がニマニマ笑いながら外を眺める。
「今年も面白いことになりそう。」
凪が椅子を揺すりながら微笑する。
「去年のカオスメンバーにプラスでイキリたがる新入生もくるんでしょ?ほんと楽しみ。」
2人に続いて私も話すと会長がうんざりしながら呟く。
「ほんと人のこと考えないやつしか生徒会にいないじゃねぇか。あとイキリたがる新入生って茉華お前去年の俺のこといってるか?」
ギロリと睨まれた私は顔を背ける。そう、会長は去年新入生にも関わらず生徒会長に君臨した人物なのだ。
「そんな会長に触発されてもっと1年からの立候補人数増えるかもねー。やりがいがありそうじゃん会長。」
藍がニヤリと笑って会長の方を見る。
「まあ今年何人立候補しようと生徒会長になるのはこの俺だからな。安心しろ、お前らもう1年生徒会の仕事させてやる。」
流石。副会長で会長の幼馴染である藍は会長をその気にさせるのが上手い。
その時、ドアが勢いよく開く。
「今後の私たちの学校を導くべきなのは李桃(りとう)組です!今の綾瀬会長のような方には学校を任せられられません!」
静まり返る生徒会室。会長が不機嫌そうにそっぽを向く。
「……舐めやがって。」
「前回会長にボッコボコにされたのにまだ懲りずに挑戦するんだねー面白い面白い。」
瀬名がニマニマ笑いながら外を眺める。
「今年も面白いことになりそう。」
凪が椅子を揺すりながら微笑する。
「去年のカオスメンバーにプラスでイキリたがる新入生もくるんでしょ?ほんと楽しみ。」
2人に続いて私も話すと会長がうんざりしながら呟く。
「ほんと人のこと考えないやつしか生徒会にいないじゃねぇか。あとイキリたがる新入生って茉華お前去年の俺のこといってるか?」
ギロリと睨まれた私は顔を背ける。そう、会長は去年新入生にも関わらず生徒会長に君臨した人物なのだ。
「そんな会長に触発されてもっと1年からの立候補人数増えるかもねー。やりがいがありそうじゃん会長。」
藍がニヤリと笑って会長の方を見る。
「まあ今年何人立候補しようと生徒会長になるのはこの俺だからな。安心しろ、お前らもう1年生徒会の仕事させてやる。」
流石。副会長で会長の幼馴染である藍は会長をその気にさせるのが上手い。
その時、ドアが勢いよく開く。
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