お母さん　ごめんね
わたし失敗しちゃったの
今までみたいに　戻せないこと
分かってはいたのに
お母さん　ごめんね
わたし間違えちゃったの
だけど　辛いのも、苦しいのも
もうしないでほしい

(あーあーあ……)
愛されたい
(あーあーあ……)
褒められたい
怒らないで　嫌わずに
わたしだけを見てほしい

だから　天使よ！
キューピッド放って！
その金の弓で　地球射抜いて
ちょっと痛くなっても　いいの
みんなに恋されたい
だから　天使よ！
キューピッド刺して！
体から血が溢れちゃっても
それでいいの　愛が欲しいから
だから
(刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して)
胸に、刺して。

お母さん　ありがとう
わたし好きな人できたよ
でも何していいか分からなくて
撃沈で終わっちゃった
お母さん　ありがとう
わたしなんとか生きてるよ
でも過去の栄光に縋ってる
がんじがらめだ

(あーあーあ……)
理解されたい
(あーあーあ……)
求められたい
失敗作と　罵らず
優しくハグして

だから　天使よ！
キューピッド放って！
もうこの際悪魔でもいいから
代償　支払ってもいいから
死んだら泣いてよね
だから　天使よ！
キューピッドで叶えて！
お姫様には　敵わないけど
でもわたしだって　ちょっとはいいでしょ？
だから
(刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して)
愛を、ちょうだい。

お母さん　ごめんね
わたしやっぱり怖いの
生きるのは痛い　苦しい辛いん
けど…
「死ぬ勇気もない癖に」

ああ　天使よ！
キューピッド放って！
唯一無二を感じたいよ
もう誰もわたしをいじめないで
優しいキス交わそう
なのに　天使よ！
キューピッド刺して！
ねえ　なんでこんなに泣いてるの
だから誰か　そこの誰か
わたしのことを愛して？

(刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して)
もっと、愛して。
(刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して)
みんな、恋して。
(刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して)
夢を、見せて。
(刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して　刺して)
わたし、殺して……。