ヒロインは悪女に嵌められ嫌われる
「じゃあ、僕の方も説明が必要だよね☆」
「あ、う、うん。お願い、青山くん」
「僕はね...‘見た’んだ」
‘見た’...?
私が戸惑いの表情を見せると、青山くんは再び口を開いた。
「今日の放課後、忘れ物を取りに教室に戻った」
「!!!」
今日の放課後。
時間帯を聞くと、どうやら私が愛眠ちゃんに殴られてた時のようだ。
「それが催眠が解けるきっかけになったんだ。そして、その時思ったんだ」
「なん、て...?」
「いつも最高にキラめいてる麗日くんが、そんなことするはずないってね☆」
「青山くん!」
私を信じてくれたんだ。
良かったっ...!
「っつーことでこれからはコイツらもテメェの味方だ。安心していい」
「うん...!」
とその時、どこからともなく声が聞こえた。
「さっきから黙って聞いてればさ...アンタら、気づいてないね?」
「はぁ?だ、誰だよ...?」
峰田くんの声と共に、ガチャ、と音がして扉が開く。
「ウチだよウチ。耳郎響香。言っとくけど、麗日の味方」
「響香ちゃんも!?」
思わぬ展開に喜ぶ私を他所に、響香ちゃんは爆豪くんに詰め寄った。
「麗日があのぶりっ子に狙われてんの、アンタの所為なんだよ、爆豪」
「あ、う、うん。お願い、青山くん」
「僕はね...‘見た’んだ」
‘見た’...?
私が戸惑いの表情を見せると、青山くんは再び口を開いた。
「今日の放課後、忘れ物を取りに教室に戻った」
「!!!」
今日の放課後。
時間帯を聞くと、どうやら私が愛眠ちゃんに殴られてた時のようだ。
「それが催眠が解けるきっかけになったんだ。そして、その時思ったんだ」
「なん、て...?」
「いつも最高にキラめいてる麗日くんが、そんなことするはずないってね☆」
「青山くん!」
私を信じてくれたんだ。
良かったっ...!
「っつーことでこれからはコイツらもテメェの味方だ。安心していい」
「うん...!」
とその時、どこからともなく声が聞こえた。
「さっきから黙って聞いてればさ...アンタら、気づいてないね?」
「はぁ?だ、誰だよ...?」
峰田くんの声と共に、ガチャ、と音がして扉が開く。
「ウチだよウチ。耳郎響香。言っとくけど、麗日の味方」
「響香ちゃんも!?」
思わぬ展開に喜ぶ私を他所に、響香ちゃんは爆豪くんに詰め寄った。
「麗日があのぶりっ子に狙われてんの、アンタの所為なんだよ、爆豪」
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