えっと...第二関門は...
『落ちればアウト!!それが嫌なら這いずりな!!ザ・フォール!!!』
なにこれええええ!?
「大げさな綱渡りね」
「さあ見てできるだけデカイ企業ー!!」
周りの人たちがどんどん進んで行く。
よし、僕も!
助走をつけて...
「大胸筋、小胸筋!」
飛ぶ!
「...て、わ、お、落ちる〜!」
「○○ちゃん」
アウト...かと思いきや、カエルフキさんが僕を捕まえてくれていた。
「ありがとう、カエルフキさん」
「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」
「うん、梅雨ちゃん」
忘れないようにしないと...
「あ、もう大丈夫。ほんと、ありがとう!」
「良かったわ」
ケロケロ、と笑う梅雨ちゃんにお礼を言って、僕はまた次の関門へと向かった。