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無個性物語

#1


夢を、見ていた。

無個性でも、ヒーローになれるんじゃないか。

「お前、無個性なんだってな。雑魚じゃん」
「個性ないとかダサすぎ」
「お前といると雑魚がうつる」

でも、友達はみんな、そう言って笑った。いや、もうその時点でアイツらにとって僕は友達じゃなくなってたんだ。
みんな、離れていった。でも僕が打ちのめされてた時、母が教えてくれたんだ。
この状況を打破できる方法を。

だから、だから僕は―――

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2024/11/01 16:57

るル留 ID:≫8tLFDz0BK708c
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