転生したら愛された件について【sha受け】
※R注意
<[太字]シャオロンside[/太字]>
ああ、気まずい…。
目の前で一緒に食事をしているショッピくんにそう思う。
そりゃそうだと思う。
弟のように思ってかわいがっていた子が急に、き、キスしてきてっ…動揺しないやつがおる!?
少なくとも俺は無理や。
ほんとに気まずい。
でも、なんかショッピくんすっきりした顔してるし。
なんなの?
「あ、の、ショッピくん?」
いったん食事が終わって一時間の自由時間。
ロボロとゾムがくるまでのあいだ二人きり。
つまり、それはすごく気まずいっていうことや…!!
勇気を出して話しかけたはいいものの、続きが言い出せない。
「どうしました?」
首を傾げてくるショッピくん。
ああ、あざといっ!!
こういうあざといとこ、ほんまによわいんやって…。
「…朝のこと、そんなに意識しちゃってるんですか?」
言い淀む俺にそう意地悪く聞いてくる。
生意気になったね、最初の頃に比べたら!
「悪い? そりゃ気にせんやつおらんやろ…」
恥ずかしくて視線を外しながら言う。
「ふっ、それもそうですね」
ソファの隣に座られて、びくっとする。
「ええ? これだけでそんな驚きます?」
「…っ、うるさい」
「今日ちょっと口が悪いですよ〜?」
「はいはい」
「ねえ、そんなあしらわないでくださいって」
ショッピくんと話していると妙に恥ずかしくて、話したくない。
話しかけたのは俺だし、無言は気まずいのに。
「それとも」
視界がぐらりと反転する。
「そんなにかまってほしいんですか?」
ショッピくんにいとも簡単に押し倒されて「はぇ…?」と情けない声を上げる。
でも、その瞬間、唇を奪われる。
「っ/////」
「ふふ、やっぱかわいいですね。大先生の上書き、させてください」
「んなっ、なんで知って」
「大先生が宣戦布告してきたんで。キスされたんでしょ」
「…うん。…⁉️ んあっ、ふ…っ、ふぁ…ん……、ぅ、〜〜〜〜ッッッ♡♡」
「あ、イッちゃいました? キスだけですよ?」
「しょ、ぴくんが、わるいっ…」
「とろとろじゃないすか。このあとお友だちと会うのに、大丈夫なんですか?」
からかうように言うショッピくんをにらむけど、多分効果はない。
「ごめんなさいって。立てます?」
優しい手つきで立たされる。やばい、けっこうふらふらしてるかも。
「だめそうっすね。ほら、座っといてください。水持ってくるんで」
ソファにもう一度座らせられる。
まさか、今日3回キスされるとは思わんかった…。
「ん、ありがと」
差し出された水を飲む。
すこし舌が回ってきたかもしれない。
「もう、二度とやらないで」
「保証はできないっすね」
いたずらっぽく笑う彼に、頭が痛くなる。
別の意味で身の安全が確保できなくなった…。
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ああ、気まずい…。
目の前で一緒に食事をしているショッピくんにそう思う。
そりゃそうだと思う。
弟のように思ってかわいがっていた子が急に、き、キスしてきてっ…動揺しないやつがおる!?
少なくとも俺は無理や。
ほんとに気まずい。
でも、なんかショッピくんすっきりした顔してるし。
なんなの?
「あ、の、ショッピくん?」
いったん食事が終わって一時間の自由時間。
ロボロとゾムがくるまでのあいだ二人きり。
つまり、それはすごく気まずいっていうことや…!!
勇気を出して話しかけたはいいものの、続きが言い出せない。
「どうしました?」
首を傾げてくるショッピくん。
ああ、あざといっ!!
こういうあざといとこ、ほんまによわいんやって…。
「…朝のこと、そんなに意識しちゃってるんですか?」
言い淀む俺にそう意地悪く聞いてくる。
生意気になったね、最初の頃に比べたら!
「悪い? そりゃ気にせんやつおらんやろ…」
恥ずかしくて視線を外しながら言う。
「ふっ、それもそうですね」
ソファの隣に座られて、びくっとする。
「ええ? これだけでそんな驚きます?」
「…っ、うるさい」
「今日ちょっと口が悪いですよ〜?」
「はいはい」
「ねえ、そんなあしらわないでくださいって」
ショッピくんと話していると妙に恥ずかしくて、話したくない。
話しかけたのは俺だし、無言は気まずいのに。
「それとも」
視界がぐらりと反転する。
「そんなにかまってほしいんですか?」
ショッピくんにいとも簡単に押し倒されて「はぇ…?」と情けない声を上げる。
でも、その瞬間、唇を奪われる。
「っ/////」
「ふふ、やっぱかわいいですね。大先生の上書き、させてください」
「んなっ、なんで知って」
「大先生が宣戦布告してきたんで。キスされたんでしょ」
「…うん。…⁉️ んあっ、ふ…っ、ふぁ…ん……、ぅ、〜〜〜〜ッッッ♡♡」
「あ、イッちゃいました? キスだけですよ?」
「しょ、ぴくんが、わるいっ…」
「とろとろじゃないすか。このあとお友だちと会うのに、大丈夫なんですか?」
からかうように言うショッピくんをにらむけど、多分効果はない。
「ごめんなさいって。立てます?」
優しい手つきで立たされる。やばい、けっこうふらふらしてるかも。
「だめそうっすね。ほら、座っといてください。水持ってくるんで」
ソファにもう一度座らせられる。
まさか、今日3回キスされるとは思わんかった…。
「ん、ありがと」
差し出された水を飲む。
すこし舌が回ってきたかもしれない。
「もう、二度とやらないで」
「保証はできないっすね」
いたずらっぽく笑う彼に、頭が痛くなる。
別の意味で身の安全が確保できなくなった…。
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