[君は今、何をしているの?]〜お人好しな僕はずぶ濡れの少女を救っただけなのに〜
「いやあ、まさか生徒会長に出会うとなあ〜っっブヘッ!!」
笹野のデレデレした顔に僕は頬目掛けて右ストレートをかます。
昼終わり、教室に向かって足を進める。
「ていうか、そもそもお前と会長が知り合いなのビビった…」
「まあ、なんというか色々あるんだよ」
あの人なんか変な人ってのはわかるんだよ…近づいてはならない気がする。
「凛頑張ったらワンチャンあるかも!!」
「何言ってんだ。僕は恋愛なんて向いてない…そもそも対象にならないだろ」
「そうかな…あれ絶対に…」
「なんだよ」
笹野が、少し悩んでニヤリと笑う。なに、キモイんですけど…
「なにもない。はやく行こう」
「う、うん」
笹野に置いていかれないよう、急足になる。僕はすぐ右真横の教室から人が出てきていることに気づかないで、綺麗に衝突した。
「ヤッベ!」
「おっと、大丈夫かい?」
大きな胸板にキャッチされる。抱かれるようになる僕は慌てて離れた。
「す、すみません」
「いや、いいんだよ。ん?一年生かな」
「は、はい」
やべえ…イケメンだ。これは笹野よりも上だ…さらさらした金髪、整った顔。
吸い込まれそうな水色の目…絶対、ハーフじゃん。
「お、おい凛だいじょぶ…か?」
駆け寄ってくる笹野が、そのイケメンを見てフリーズする。
「きゅん」
さ、佐野?お前、気のせいだよな!?戻ってこい!おい!だめだ、、、逝ってる…
「俺は三年の風紀委員長、天音アクアよろしく」
「ぼ、僕は一年の久留間です。よろしくお願いします」
『キャア!アクア様よ!』
『アクア様、、!』
すげえ周りから聞こえてくる…
「久留間?ああ朝の放送で会長からお呼び出しを受けた」
スルーしてるけどいいのか?
てかバカにされているのか?いや、とても純粋な人だな。嫌味ではない…
この人の笑顔、直視できない!!だめだ浄化される!周りもなんだか女子だらけだし。
「その、ありがとうございました」
「いや、いいんだよこっちもよく見えていなかったからね。次は気おつけてね」
「はい」
お辞儀しながら笹野の間抜けな顔に、左ストレートをかまし駆け足でその場を離れた。
「あれが会長が言ってた面白い子かな?あの落ち込んだ会長が元気になるわけだ」
天音アクアの声は小さいせいか誰にも聞こえなかった。
笹野のデレデレした顔に僕は頬目掛けて右ストレートをかます。
昼終わり、教室に向かって足を進める。
「ていうか、そもそもお前と会長が知り合いなのビビった…」
「まあ、なんというか色々あるんだよ」
あの人なんか変な人ってのはわかるんだよ…近づいてはならない気がする。
「凛頑張ったらワンチャンあるかも!!」
「何言ってんだ。僕は恋愛なんて向いてない…そもそも対象にならないだろ」
「そうかな…あれ絶対に…」
「なんだよ」
笹野が、少し悩んでニヤリと笑う。なに、キモイんですけど…
「なにもない。はやく行こう」
「う、うん」
笹野に置いていかれないよう、急足になる。僕はすぐ右真横の教室から人が出てきていることに気づかないで、綺麗に衝突した。
「ヤッベ!」
「おっと、大丈夫かい?」
大きな胸板にキャッチされる。抱かれるようになる僕は慌てて離れた。
「す、すみません」
「いや、いいんだよ。ん?一年生かな」
「は、はい」
やべえ…イケメンだ。これは笹野よりも上だ…さらさらした金髪、整った顔。
吸い込まれそうな水色の目…絶対、ハーフじゃん。
「お、おい凛だいじょぶ…か?」
駆け寄ってくる笹野が、そのイケメンを見てフリーズする。
「きゅん」
さ、佐野?お前、気のせいだよな!?戻ってこい!おい!だめだ、、、逝ってる…
「俺は三年の風紀委員長、天音アクアよろしく」
「ぼ、僕は一年の久留間です。よろしくお願いします」
『キャア!アクア様よ!』
『アクア様、、!』
すげえ周りから聞こえてくる…
「久留間?ああ朝の放送で会長からお呼び出しを受けた」
スルーしてるけどいいのか?
てかバカにされているのか?いや、とても純粋な人だな。嫌味ではない…
この人の笑顔、直視できない!!だめだ浄化される!周りもなんだか女子だらけだし。
「その、ありがとうございました」
「いや、いいんだよこっちもよく見えていなかったからね。次は気おつけてね」
「はい」
お辞儀しながら笹野の間抜けな顔に、左ストレートをかまし駆け足でその場を離れた。
「あれが会長が言ってた面白い子かな?あの落ち込んだ会長が元気になるわけだ」
天音アクアの声は小さいせいか誰にも聞こえなかった。
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