[君は今、何をしているの?]〜お人好しな僕はずぶ濡れの少女を救っただけなのに〜
「やあ!久留間凛太くん!!」
「あなたにフルネームで呼ばれるのはちょっと寒気を感じるのでやめてください」
「なんだか、私に当たり強くない?そんなに嫌い?」
「あ、あの、会長…」
美奈会長の後ろから戸惑うようにひょっこり出てくる小さい人…2年生だろうか?
美奈会長とは違い、臆病そうって言ったら失礼だけど弱々しくおもえる。
「(お、おい!凛、俺を置いてくな!全く追いつけないんだけど!)」
ここにも話に追いつけないバカがいた。
「あの目の前にいる、一番めどくさそうなのが3年生この学校の生徒会、会長の鈴木美奈先輩だ」
「おい、なんだめんどくさそうって!デリカシーってもんがないのかな君は?」
「いや、いや、実際そうでしょう?」
「お前、なんでそんな仲良いの?」
「笹野よ僕は決してこんな人と仲良くなろうなんて思ってない」
断言する。この人は明らかにめんどくさい性格、今後付き纏ってくる可能性が高い…
「私は、仲良くなりたいな〜って」
「か、会長!!」
我慢できなくなった、後ろの2年の先輩が声を上げる。
「すまない、ちょっと浮かれすぎていたな。とりあえず、この子は2年生の生徒会書記、私の助手でもある」
「は、初めまして!七宮胡桃って言います!!」バッと頭を下げて顔を上げる。
うあ、なんだかこの人もキャラ濃ゆそうだな…
「え〜っと、僕は一年生の久留間凛太って言います」
笹野に、肘で小突きながら挨拶をする。
「ん?なんだよ凛。あっ、俺は笹野春人です。よろしくお願いします」
「は、はい!!」
え、なんでこの人こんな嬉しそうなんだ…
「ははは、胡桃は男子と話すのが初めてなんだ。だからちょっと嬉しいみたいだ」
「そう、なんですか…」
「ちょっと、会長!なんで言うんですか!!」
ポカポカと美奈会長の肩を叩く。
「「あ、はははは…」」
笹野と僕は、苦笑するしかなかった…
「あなたにフルネームで呼ばれるのはちょっと寒気を感じるのでやめてください」
「なんだか、私に当たり強くない?そんなに嫌い?」
「あ、あの、会長…」
美奈会長の後ろから戸惑うようにひょっこり出てくる小さい人…2年生だろうか?
美奈会長とは違い、臆病そうって言ったら失礼だけど弱々しくおもえる。
「(お、おい!凛、俺を置いてくな!全く追いつけないんだけど!)」
ここにも話に追いつけないバカがいた。
「あの目の前にいる、一番めどくさそうなのが3年生この学校の生徒会、会長の鈴木美奈先輩だ」
「おい、なんだめんどくさそうって!デリカシーってもんがないのかな君は?」
「いや、いや、実際そうでしょう?」
「お前、なんでそんな仲良いの?」
「笹野よ僕は決してこんな人と仲良くなろうなんて思ってない」
断言する。この人は明らかにめんどくさい性格、今後付き纏ってくる可能性が高い…
「私は、仲良くなりたいな〜って」
「か、会長!!」
我慢できなくなった、後ろの2年の先輩が声を上げる。
「すまない、ちょっと浮かれすぎていたな。とりあえず、この子は2年生の生徒会書記、私の助手でもある」
「は、初めまして!七宮胡桃って言います!!」バッと頭を下げて顔を上げる。
うあ、なんだかこの人もキャラ濃ゆそうだな…
「え〜っと、僕は一年生の久留間凛太って言います」
笹野に、肘で小突きながら挨拶をする。
「ん?なんだよ凛。あっ、俺は笹野春人です。よろしくお願いします」
「は、はい!!」
え、なんでこの人こんな嬉しそうなんだ…
「ははは、胡桃は男子と話すのが初めてなんだ。だからちょっと嬉しいみたいだ」
「そう、なんですか…」
「ちょっと、会長!なんで言うんですか!!」
ポカポカと美奈会長の肩を叩く。
「「あ、はははは…」」
笹野と僕は、苦笑するしかなかった…
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