〈私ね、、、両親が他界してるんだ〉その言葉を聞き、体が固まる。〈それでね、里親に育ててもらってたの。でも、ある日、お父さんたちが私のこと、いらないって話をしてて、、思ったの。本当にお母さんは私のことを愛しているのか、って。いらないなら、どうせ捨てられるんだと思って、夜に逃げたの。大雨で、すごく寒かった。でも、ずっとずっと走り続けたの。そしたら、だんだん意識が遠くなって、、、気がついたらここにいた。〉話を聞き、朝ちゃんがどれだけ辛い思いをしているのか、ものすごくわかった。〈だから、私は本当の愛を知りたい。！〉その言葉に、涙が流れる。、、、その瞬間！【同盟組んだぜようようよう！】『俺たち最強二人組！！』馬鹿な奴らがきた。｢あんたら、空気読めや！」ほぼギャン泣き状態でいう。思わず2人が驚いた顔で私をみる。すると、、、〈ばなな！〉朝ちゃんがナスの形をした山に向かって叫んだ。やまびこになって、バナナが４回返ってくる。〈元気出してよ！里奈！私は大丈夫！〉満面の笑みで微笑んでくれた。だんだん元気になってくる。「うん、ありがと！」そういって、私は立ち上がる。「よし、行くよ！」〈うん、里奈！〉「〈うちら仲良し最強パワフルスーパー２人！」〉スーパーマンのポーズを最後にピシッと決める。『よく最後まで揃ったのう』【仲良しすーぱーパワフル？ん？】なんか、2人がすごい顔をしている。（野菜だけど！うん、野菜だけど！）、、こうして、私と朝ちゃんは、もっと仲良しになり、一緒に街を回った。（トマトとハクサイも）



「(？)あれが里奈ねぇ。ふーん」
『(？)ひひひ、あれが噂のトマトねぇ』
しかし、里奈たちの知らないところでは、恐ろしい計画が進められていたのであった、、、