希望に満てる知識欲
黄夏視点
「あ、あぁ…大丈夫、問題ないよ」
「よかった~…」
あの時はああ返したし、それで彼安堵してたけど…
いや、絶対嘘でしょ。
宝石言葉が当てはまらなかったんだろうか。
わたしとしては、聡明だし冷静で、アクアマリンがぴったりだと思うんだけどね。
…でも、そうだとしたら…
わたしのトパーズは、どう説明する?
シエル視点
シエル「うーん…次の装飾品はどこにあるんだろうなぁ…」
そんなことを気にしながら、あたしは「神々が降臨する神殿」についてやはり調べている。
シエル「ちょっと文献あさろ…うっわ懐かしー読んだわこれ」
あたしに文献漁りが向いてないのはこれのせい。
本棚にある昔読んだ本とか読みだすといつの間にか夜だからね((
シエル「…お、これならあるんじゃない?」
手に取ったのは「宗教と遺跡」という素材集みたいな本。
完璧に覚えた物語の力が使えるっていう能力持ちのお姉ちゃんが
「この本の内容覚えたら神降臨させれるかもしれん」って言って買って
覚えられなかった上そもそも能力的に物語じゃないと意味ないってなってあたしにくれたやつ。((
シエル「…梟実堂…?」
切り立った崖にある、フクロウの神様が祀られた遺跡らしい。
どうやら、大いなる試練を解くと、神の力が手に入るそうな…
シエル「ここが関係してたりするかな…神の力とか言ってるし((
…黄夏さんに伝えておくか…」
PiPiPi
黄夏「もしもし?」
シエル「こんばんは~」
黄夏「おっ、なんか情報つかんだ感じ?!!」
シエル「もしかしたら、ですけどね…『梟実堂』という神殿が怪しいなって。
文献によると、梟の神様の力が関係しているらしくって…一度、調査に行く価値はありそうだと思うんですけど」
黄夏「そうだね!…うん、行ってみよう!また今度みんなを招集するか~」
シエル「あ、あともう一人、一緒に調査してくれそうな人を見つけました!」
黄夏「本当!?」
シエル「神威さんっていうあたしの先輩で、いい人なんです」
黄夏「そっかそっか!人手は多くて損はない、嬉しいよ!」
シエル「うんうん!そうですね!じゃあ、召集の日にちは…」
No side
「メーティス様!」
青髪の天使、オルトがこちらにやってくる。
オルト「執筆ご苦労様です!どうですか?[太字]いいドラマ、見つかりました?[/太字]」
運ばれたお茶を飲んで、すぐに答えてやった。
「ああ、やはり人間たちの生活は興味深いよ、本当に…
…ご覧、オルト。我々のことを追い求める姿だ。…この子たちとは話が合いそうだね」
オルト「え…でもこんなの放っておいたら、いずれは僕たちの所に来てしまうんじゃ…?」
目を潤ませて心配そうに聞くオルトを安心させるために、優しい声色で説いてやる。
「大丈夫、人間が我々の元に来れはしないよ…そう思ってみてごらん」
「なんとも滑稽で、美しくて…最高の物語になるとは思わないか?」
「あ、あぁ…大丈夫、問題ないよ」
「よかった~…」
あの時はああ返したし、それで彼安堵してたけど…
いや、絶対嘘でしょ。
宝石言葉が当てはまらなかったんだろうか。
わたしとしては、聡明だし冷静で、アクアマリンがぴったりだと思うんだけどね。
…でも、そうだとしたら…
わたしのトパーズは、どう説明する?
シエル視点
シエル「うーん…次の装飾品はどこにあるんだろうなぁ…」
そんなことを気にしながら、あたしは「神々が降臨する神殿」についてやはり調べている。
シエル「ちょっと文献あさろ…うっわ懐かしー読んだわこれ」
あたしに文献漁りが向いてないのはこれのせい。
本棚にある昔読んだ本とか読みだすといつの間にか夜だからね((
シエル「…お、これならあるんじゃない?」
手に取ったのは「宗教と遺跡」という素材集みたいな本。
完璧に覚えた物語の力が使えるっていう能力持ちのお姉ちゃんが
「この本の内容覚えたら神降臨させれるかもしれん」って言って買って
覚えられなかった上そもそも能力的に物語じゃないと意味ないってなってあたしにくれたやつ。((
シエル「…梟実堂…?」
切り立った崖にある、フクロウの神様が祀られた遺跡らしい。
どうやら、大いなる試練を解くと、神の力が手に入るそうな…
シエル「ここが関係してたりするかな…神の力とか言ってるし((
…黄夏さんに伝えておくか…」
PiPiPi
黄夏「もしもし?」
シエル「こんばんは~」
黄夏「おっ、なんか情報つかんだ感じ?!!」
シエル「もしかしたら、ですけどね…『梟実堂』という神殿が怪しいなって。
文献によると、梟の神様の力が関係しているらしくって…一度、調査に行く価値はありそうだと思うんですけど」
黄夏「そうだね!…うん、行ってみよう!また今度みんなを招集するか~」
シエル「あ、あともう一人、一緒に調査してくれそうな人を見つけました!」
黄夏「本当!?」
シエル「神威さんっていうあたしの先輩で、いい人なんです」
黄夏「そっかそっか!人手は多くて損はない、嬉しいよ!」
シエル「うんうん!そうですね!じゃあ、召集の日にちは…」
No side
「メーティス様!」
青髪の天使、オルトがこちらにやってくる。
オルト「執筆ご苦労様です!どうですか?[太字]いいドラマ、見つかりました?[/太字]」
運ばれたお茶を飲んで、すぐに答えてやった。
「ああ、やはり人間たちの生活は興味深いよ、本当に…
…ご覧、オルト。我々のことを追い求める姿だ。…この子たちとは話が合いそうだね」
オルト「え…でもこんなの放っておいたら、いずれは僕たちの所に来てしまうんじゃ…?」
目を潤ませて心配そうに聞くオルトを安心させるために、優しい声色で説いてやる。
「大丈夫、人間が我々の元に来れはしないよ…そう思ってみてごらん」
「なんとも滑稽で、美しくて…最高の物語になるとは思わないか?」
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