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この作品は前作「能力者たちの詩編歌」の続編です。前作を見てない人はまずそちらを見てきてくれると話が理解しやすいと思います。
https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1

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希望に満てる知識欲

#4


ソプラノ「…宝石言葉?」
アルト「あー、なんか聞いたことある。確か『勇敢』『聡明』『幸福に満ちる』とかだったっけ」
黄夏「そう。そしてその言葉は、あの歌に出てくる」

ソプラノ「…勇敢な凱歌、幸福に満てる声…確かに」
黄夏「そして『戦士の宝石』…これは恐らく短剣のこと。
きっとその歌はアクアマリンの短剣を表していたんでしょう。」
アルト「しかしそれを今知って何の意味があるんだ?謎の歌の答え合わせがされただけじゃないか」


黄夏「わたしの推測では、この宝石言葉が、
わたしたちの装飾品の光の見え方に関わってくるんだと思ってます。」

黄夏「…もしかすると…宝石言葉に当てはまる人が、装飾品の持ち主に選ばれているのかも」

ソプラノ「…ということは、私が勇敢だと?」
黄夏「もしわたしの仮説が合っていればそういうことになります」
アルト「[小文字]え、しれっと結構ひどいこと言うな[/小文字]」

私が勇敢?聡明?幸福に満てる?

私がそんな人間であるはずない。


[太字]そんな人間であったら、もっと今まで生きやすかった!![/太字]

黄夏「ソプラノさん?」

電話越しに、心配する声が聞こえる。

黄夏「大丈夫ですか?」

ソプラノ「あ、あぁ…大丈夫、問題ないよ」

繕った優しい声で言ってみせる。

黄夏「よかった~…」
ほっと安堵したようで、また話し始めた。

アルト「…[小文字]嘘つけ[/小文字]」


いつもより迫真を増した声で、そう聞こえた気がした。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

話は書きながらまとめていくスタイル。
しばらくソプラノ視点が続きそうですね。

2024/11/03 20:30

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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