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この作品は前作「能力者たちの詩編歌」の続編です。前作を見てない人はまずそちらを見てきてくれると話が理解しやすいと思います。
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希望に満てる知識欲

#11


シエル「…」

乱雑に落ちた本。

鏡はひび割れて、もうあたしの顔は映らない。

シエル「……前、向いたんだから…」
シエル「…もうちょっとだけ待ってて、[漢字]あたし[/漢字][ふりがな]ホンネ[/ふりがな]」


研究室を後にして、先へ進むと。
シエル「わぁ…」
踏み入ったのは、壁のない広間。つまり落ちたら死。((
中央には装飾の凝った台座、そして…

シエル「…?!あれ…!!」

皆が閉じ込められた檻が置かれていた。

シエル「みんな!大丈夫、ケガない!?」
レイル「え、ええ、大丈夫!」

『よくぞここまでたどり着いた』

シエル「うっ…また、声…!」

『其方の知識を以て 仲間を一手で救ってみせよ』

アルト「声?そんなの聞こえn

檻の鍵が外れ、みんなが…

[太字]奈落に突き落とされる。[/太字]

シエル「…!!!」

どうする?
一手…ってことは、一度に全員を助けろってこと…?
みんなが落ちる前に…あたしが…

できない
できないよ
あたし…天才じゃない、いい子じゃない、賢くない…


レイル「[大文字]…助けて!シエル!!!![/大文字]」

シエル「…!!!」

そっか

そうだよね

できないじゃない

やるんだよ!!!求真シエル!!!

シエル「ええーーいイチかバチかぁ!フォーミュラビッグトランポリン!!!」

皆が落ちてるあたりの空気の性質を少し変えて、トランポリンのように足場をバウンドさせる!

神威「わああああ…ぁ?」
ソプラノ「これは…空気が変質している?」
シエル「みんな大丈夫ーーー!?」
レイル「ええ!助かったわ!!」

『素晴らしい判断速度だった』
『其方らを認め 我が力を授けよう』

シエル「…力…って」

台座にはいつの間にか、黄緑色に輝く腕輪が据えられていた。

シエル「あれ…[太字]ペリドットの腕輪[/太字]!?」

黄夏「やっぱりソプラノさんの言ってたところってここだったんですね!」
ソプラノ「そのようだな…まぁ、何はともあれ二つ目だ。」
レイル「よかったわね、シエル」

シエル「うん…あたし、ほんとに…頑張って…!」

…安心したら…なんか…感情が…

ぐちゃぐちゃに…

シエル「うわああああああーーーーん!!!!」

涙があふれてくる。

黄夏「ええっ、シエルさん!大丈夫ですか?!」
神威「頑張りましたもんね!!すごいですよ求真さん!」
ソプラノ「おや…。…(優しく背中をさする)」
レイル「…よく頑張ったわね、シエル…、全部背負わせて、ごめんね…」
アルト「…っ、[小文字]よしよし…?[/小文字]」

そしてあたしたちは、新たな装飾品、ペリドットの腕輪を手に入れ…
神殿を後にした。


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作者メッセージ

しゃああ第2部完☆結☆
皆さまほんとにここまで読んでくれてありがとうです…!
第3部、近いうちに出します!!お楽しみに!!
それでは、See you agein!!!

2024/11/18 23:56

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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