私の恋物語
「えと、うん!同じクラスになったことはないけど。って、ごめん!馴れ馴れしく飛鳥くんなんて言って。えっと、鈴木くん」と私が言うと、「別に。好きに呼べば。」とそっけなく言った。「あーうん。わかった。私のことも木村とかなずなとか好きに呼んでいいからね。」「じゃあ、なずなって呼ぶ」いきなり、名前を呼ばれて、私の顔は自分でも分かるくらい真っ赤になっていた。「あ、うん!これからよろしくね鈴木くん!」となんとか言った。その後、無事に課題をなんとか終わらせた碧唯ちゃんたちに誘われて、みんなでカラオケに行くことになった。「いや〜。まじ助かったわ。碧唯ありがと〜!」「えっと、なずなちゃんと百合ちゃんははじめましてだよな!俺の名前は颯斗[漢字][/漢字][ふりがな]はやと[/ふりがな]。碧唯とは、幼馴染なんだ。2人ともこれからよろしくな!」颯斗くんは、盛り上げ上手で少し緊張していた私と百合ちゃんもリラックスすることができた。カラオケには鈴木くんもきたけど、相変わらずクールな顔で颯斗くんと話しているだけだった。でも、細めに、飲み物を持ってきてくれたり注文をしてくれたりしていた。私はそれを見てクールな性格だけど、ほんとはすごく人の事を見て気遣ってくれている優しい姿に少し胸がキュンとした。
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