俺の幼馴染みが勇者ってマジかよ
「た、ただの……!」
「お、幼馴染みだよ……!」
俺がしどろもどろになっていると……。来天もあわあわ。ほら見ろ困ってんじゃねえかマカロン!
「ふむふむロンロン。いじらしいロンな~。そういうのもありロンな~」
マカロンの生命体であるロンマカはなるほどって言ったように何度も頷いていやがる。
「ロ、ロンちゃん! あまりからかわないでよ!」
来天がプンスコと怒る。まあ、怒っている姿も中々可愛、うおっほん!
「アハハ~、ゴメンロン、ゴメンロン。転送成功だロン! ラーテはい! えくすかりばあだロン!」
マカロンは空中に両刃のゴッツい剣を出現させた。エクスカリバー? なんか聞いたことあんな……? なんだっけ? 伝説の聖剣かなんかだったような……?
「わ~、ありがとうロンマカちゃん!」
来天はゴッツい剣を受け取ると満面の笑みでマカロンに礼を言う。つーかいとも簡単にヒョイっと持ち上げてっけど軽いのかそれ?
「うんうんだロン! ご主人が戻って来てえくすかりばあも喜んでいるんだロン!」
ご主人? はて? そういや昨日そんなワードを見かけたような……。
「あっ!」
俺は声を上げた。そうだ部室のドアの前の貼り紙! 分けわかんねえ文字があったぞそういや! 確か内容は……『ご主人まだ~? えくすかりばあ』だったか? 俺の記憶力も捨てたもんじゃないな。
「どうしたのゆっきー?」
来天がブンブンとゴッツい剣を振り回しながら小首を傾げる。つーか危ねー危ねー!
「おいその剣しまえ! 怪我したらどうすんだ!」
「大丈夫だよ~。慣れてるし~ゆっきーには当たらないよう」
「俺じゃねえ。お前に怪我してほしくねーんだよ」
「え」
あ。
「ピューピューだロ~ン」
顔を赤くする俺たちにマカロンが口笛を吹いてからかってきやがる。うるせえぞコラ!
「そ、その昨日、部室のドアに貼り紙があったんだよ! なんかよく分かんねえのが! えくすかりばあとかなんとか!」
「え、えくちゃんからお手紙届いてたの!?」
来天がわお! と驚きの声を上げた。てゆうかえくちゃん?
「お、幼馴染みだよ……!」
俺がしどろもどろになっていると……。来天もあわあわ。ほら見ろ困ってんじゃねえかマカロン!
「ふむふむロンロン。いじらしいロンな~。そういうのもありロンな~」
マカロンの生命体であるロンマカはなるほどって言ったように何度も頷いていやがる。
「ロ、ロンちゃん! あまりからかわないでよ!」
来天がプンスコと怒る。まあ、怒っている姿も中々可愛、うおっほん!
「アハハ~、ゴメンロン、ゴメンロン。転送成功だロン! ラーテはい! えくすかりばあだロン!」
マカロンは空中に両刃のゴッツい剣を出現させた。エクスカリバー? なんか聞いたことあんな……? なんだっけ? 伝説の聖剣かなんかだったような……?
「わ~、ありがとうロンマカちゃん!」
来天はゴッツい剣を受け取ると満面の笑みでマカロンに礼を言う。つーかいとも簡単にヒョイっと持ち上げてっけど軽いのかそれ?
「うんうんだロン! ご主人が戻って来てえくすかりばあも喜んでいるんだロン!」
ご主人? はて? そういや昨日そんなワードを見かけたような……。
「あっ!」
俺は声を上げた。そうだ部室のドアの前の貼り紙! 分けわかんねえ文字があったぞそういや! 確か内容は……『ご主人まだ~? えくすかりばあ』だったか? 俺の記憶力も捨てたもんじゃないな。
「どうしたのゆっきー?」
来天がブンブンとゴッツい剣を振り回しながら小首を傾げる。つーか危ねー危ねー!
「おいその剣しまえ! 怪我したらどうすんだ!」
「大丈夫だよ~。慣れてるし~ゆっきーには当たらないよう」
「俺じゃねえ。お前に怪我してほしくねーんだよ」
「え」
あ。
「ピューピューだロ~ン」
顔を赤くする俺たちにマカロンが口笛を吹いてからかってきやがる。うるせえぞコラ!
「そ、その昨日、部室のドアに貼り紙があったんだよ! なんかよく分かんねえのが! えくすかりばあとかなんとか!」
「え、えくちゃんからお手紙届いてたの!?」
来天がわお! と驚きの声を上げた。てゆうかえくちゃん?