隣の席の赤新さん
僕と赤新さんは、購買へとやってきた。
「あ、今日購買なんだ」
「うぃん」
機械みたいに頷く赤新さん。すっと制服のポケットに手を入れて、シャキン! と財布を取り出す。
「何を買うの?」
僕は赤新さんにそう聞いて購買のラインナップを眺めてみる。おにぎり、サンドイッチ、パン、カップ麺、お菓子、文房具等々が揃っていた。値段も結構お手頃価格。赤新さんは腕組みしながら答えた。
「逆にどれがいいと思う?」
ええ!?
「う、う~ん。そうだな。ベタだけど……おかかおにぎりとメロンパンがいいんじゃないかな?」
「おかかメロンおにぎりパン?」
いや、ミックスされてる~~! 何それ?
赤新さんはふうむと唸った後、パッ、パッっと商品を手に取る。え……?
「へい、マダム」
赤新さんが購買のおばちゃんに声を掛ける。
「はいよ」
「これとこれをプリーズ」
赤新さんは、商品をシャッ! とレジカウンターに置く。
「はいよ。325円ね」
購買のおばちゃんがそう言うと、赤新さんは財布から出した小銭たちを指でピンピンと次々に会計皿に乗せていく。上手っ!
というか……。
「え? 赤新さん。本当にそれでよかったの?」
「うん」
赤新さんは僕が言ったおかかおにぎりとメロンパンを買っていた。会計後に赤新さんが、キリッとして購買のおばちゃんに言った。
「マダム。お釣りはいらないです!」
「ぴったりだよ」
それはそう。僕はコクンと頷いた。
「あ、今日購買なんだ」
「うぃん」
機械みたいに頷く赤新さん。すっと制服のポケットに手を入れて、シャキン! と財布を取り出す。
「何を買うの?」
僕は赤新さんにそう聞いて購買のラインナップを眺めてみる。おにぎり、サンドイッチ、パン、カップ麺、お菓子、文房具等々が揃っていた。値段も結構お手頃価格。赤新さんは腕組みしながら答えた。
「逆にどれがいいと思う?」
ええ!?
「う、う~ん。そうだな。ベタだけど……おかかおにぎりとメロンパンがいいんじゃないかな?」
「おかかメロンおにぎりパン?」
いや、ミックスされてる~~! 何それ?
赤新さんはふうむと唸った後、パッ、パッっと商品を手に取る。え……?
「へい、マダム」
赤新さんが購買のおばちゃんに声を掛ける。
「はいよ」
「これとこれをプリーズ」
赤新さんは、商品をシャッ! とレジカウンターに置く。
「はいよ。325円ね」
購買のおばちゃんがそう言うと、赤新さんは財布から出した小銭たちを指でピンピンと次々に会計皿に乗せていく。上手っ!
というか……。
「え? 赤新さん。本当にそれでよかったの?」
「うん」
赤新さんは僕が言ったおかかおにぎりとメロンパンを買っていた。会計後に赤新さんが、キリッとして購買のおばちゃんに言った。
「マダム。お釣りはいらないです!」
「ぴったりだよ」
それはそう。僕はコクンと頷いた。
このボタンは廃止予定です