君の魅力はお金じゃ買えない
一馬「すげー…ここがショッピングモール…」
鈴理「あはは、何その反応!まるで初めてショッピングモール来たみたい!」
一馬「うん、[太字]初めて[/太字]だよ」
鈴理「まじか…」
僕たちは自分磨き(外見)のためにショッピングモールに来ていた。
鈴理「ねえ!ほんとに初めて⁉︎」
一馬「うん、家の都合上学校以外で外出許されなかったし…」
鈴理「え!?今は大丈夫なの?」
一馬「補習で学校に行くことになったっていうことにしてきてる。父さんもまさかドインドア派の俺がショッピングモールに行ってるとは思わないだろうし」
世間話も混ぜながら色々な店を回っていく。
最初に来たのはユ○クロだった。
一馬「服買う必要ある?学校は制服だから意味なくない?」
鈴理「もー必要あるよ!この前入学式の打ち上げでカラオケ行ったじゃん!その時のあんたの服装覚えてる!?」
一馬「え?普通にスーツで…」
鈴理「はいダメー‼︎打ち上げスーツで行くやつがあるかー!場の雰囲気にも合ってないし捻くれた人には金持ち自慢だと思われちゃうよ!私が近々私服でみんなと会う機会作ってあげるからそこで魅せないと!」
一馬「うーん…」
鈴理「ほら!早く早く!」
鈴理は僕の手を掴みグイッと引っ張る。
この時鈴理の背中がとても大きく見えた。
鈴理[太字]「ほら!これとこれ合わせちゃえばー…キャー!かーわーいーいー♡」[/太字]
一馬「あのさ…俺で遊んでない…?」
ユニ○ロに入って数十分、僕は遊ばれている。
カゴには大量の服が積み上げられてる…。
朝に来て良かった。この調子だと夕方は優に超えるだろう。
一馬「遊んでないで早く決めようよ…」
そう言うと鈴理はムッとした。
鈴理「遊んでないよ!今まで試着したやつ、全部買うの!」
一馬「なんだ全部買うのかーなら良かったー…………[太字]え?[/太字]」
鈴理「お金あるでしょ!ケチケチしない!鈴理様のプロデュースを受けれるんだから安いもんよ!」
…まあ、確かに遊んでるように見えて結構服のセンスはいいと思う(素人だからわからないけど)。
これでまた優香さんと話せるなら確かに安い…。
一馬「わかったから、服はもういいよ。買って次の店に行こう」
鈴理「え〜!」
鈴理はまだ物足りないと言う顔をしていた。
そして、そんな二人のやり取りを静かに見ていた人がいた。
優香[太字]「一馬君って彼女いたんだ…」[/太字]
鈴理「あはは、何その反応!まるで初めてショッピングモール来たみたい!」
一馬「うん、[太字]初めて[/太字]だよ」
鈴理「まじか…」
僕たちは自分磨き(外見)のためにショッピングモールに来ていた。
鈴理「ねえ!ほんとに初めて⁉︎」
一馬「うん、家の都合上学校以外で外出許されなかったし…」
鈴理「え!?今は大丈夫なの?」
一馬「補習で学校に行くことになったっていうことにしてきてる。父さんもまさかドインドア派の俺がショッピングモールに行ってるとは思わないだろうし」
世間話も混ぜながら色々な店を回っていく。
最初に来たのはユ○クロだった。
一馬「服買う必要ある?学校は制服だから意味なくない?」
鈴理「もー必要あるよ!この前入学式の打ち上げでカラオケ行ったじゃん!その時のあんたの服装覚えてる!?」
一馬「え?普通にスーツで…」
鈴理「はいダメー‼︎打ち上げスーツで行くやつがあるかー!場の雰囲気にも合ってないし捻くれた人には金持ち自慢だと思われちゃうよ!私が近々私服でみんなと会う機会作ってあげるからそこで魅せないと!」
一馬「うーん…」
鈴理「ほら!早く早く!」
鈴理は僕の手を掴みグイッと引っ張る。
この時鈴理の背中がとても大きく見えた。
鈴理[太字]「ほら!これとこれ合わせちゃえばー…キャー!かーわーいーいー♡」[/太字]
一馬「あのさ…俺で遊んでない…?」
ユニ○ロに入って数十分、僕は遊ばれている。
カゴには大量の服が積み上げられてる…。
朝に来て良かった。この調子だと夕方は優に超えるだろう。
一馬「遊んでないで早く決めようよ…」
そう言うと鈴理はムッとした。
鈴理「遊んでないよ!今まで試着したやつ、全部買うの!」
一馬「なんだ全部買うのかーなら良かったー…………[太字]え?[/太字]」
鈴理「お金あるでしょ!ケチケチしない!鈴理様のプロデュースを受けれるんだから安いもんよ!」
…まあ、確かに遊んでるように見えて結構服のセンスはいいと思う(素人だからわからないけど)。
これでまた優香さんと話せるなら確かに安い…。
一馬「わかったから、服はもういいよ。買って次の店に行こう」
鈴理「え〜!」
鈴理はまだ物足りないと言う顔をしていた。
そして、そんな二人のやり取りを静かに見ていた人がいた。
優香[太字]「一馬君って彼女いたんだ…」[/太字]
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