[中央寄せ]
私たちの運命の糸、ずっと離れないでてよ





火曜日行われる、一時的な「クラス替え」

給食のときだけクラス替えをします。

急な発表に「嫌だ」という感情が真っ先に出る私

貴方と離れたくない。その欲望だけが溢れ出る





今日、あみだくじに名前を書いたけれど、貴方と離れないように必死に願う

願うだけしかできないから

貴方も変わらず、私と同じクラスに来てくれますように

4分の1の確率を、貴方へと願っている





だけど、私はなにかと貴方と別れてしまう

体育の時のチーム分け、私は覚えています。

4回中全て、貴方と別のチームになったこと

3回は4分の1だったけれど、最後は2分の1。

どこまでも、貴方との糸を切られてしまう






ずっと離れたくなくて、結ばれていたいのに

神様はそれを許してくれないのかな

少しぐらい、可哀想な私を見逃してよ

だって神様。私は「恋する乙女」だよ？






おねがいだから、離れても離れなくても

貴方が他の女の子と、仲良くなりませんように。仲良くしていませんように

そんなの見ちゃったら、聞いちゃったら

私はずっと離れたくなくなっちゃう






神様がこの糸を断ち切ろうとしているのなら

私は切られても、何度でも結びつける

貴方との糸がなくなっても、その身がある限り

貴方と離れることはしない






こんなに貴方のことが好きだから

その想いが届きますように

貴方へ届きますように

神様が、理解してくれますように





運命の貴方へ贈る、糸の歌







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