主の歌詞箱
[中央寄せ]誰も何も気づいてくれない
皆んなに褒められて、嬉しかった
けど、心のどこかで「悲しかった」
だって皆んなは、褒められるモノの表面だけを見て、裏面の評価はしてくれない
「頑張ったね」「凄い」「やっとできたじゃん!」
そういう言葉いらないんだ
「〇〇の努力知ってるよ」「お疲れ様」「〇〇のこといっぱい知ってるからね」
何を知ってるの?君達如きが
何も知らないくせに、口だけの言葉言ってこないでくんない?
みんなの知らないところを褒めてくれたあの子だって、そうだよ
「文章のセンス良いね」「言葉のセンス良いね」「素の〇〇だって良いよ」
その、「センス」「"素"」はどうやって生み出されたか分かる?
「センス」なんて言葉で片付けないで。色んな小説を見漁って努力してるの
国語辞典とかで、色々な言葉調べたり。全部、裏だもんね。分かりっこないか
「素の〇〇」って、「裏の〇〇」があるからできたモノだよね?
裏の私に、自分自身で気づけなかったくせに「私は理解者」みたいなツラしやがってさ
だからね、私はいつも「期待」はしない
期待して、儚く終わってしまうのが辛いから。それなら、元々期待なんてしない
そっちの方が、生きてて楽だよ。
「生きる手段」って自分で選んだ方がいいよ
私は絶対に、自分を裏切ったりなんかしてあげない
私自身が1番、「私」を知っている。
だから、私は私を"愛てあげる"。私が壊れないように、優しく
自分を褒めて、自意識過剰で、ポジティブに、
それは全部、自分が傷つかないためにやってることだよ
裏面を気づいてこそ「褒め」だってこと、気づいて欲しいな
[/中央寄せ]