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本作は一部を除きフィクションです。
一部を除き、実在する人物、出来事、組織とは関係ありません。

また、一部微細な暴力表現が含まれている場合があります。
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世界に溢れる夢

#96

96.ノイトの追想(1)

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ]エリア〚音楽都市・ムズィガルド〛[/中央寄せ]

ノイトたちは音楽都市・ムズィガルドへと辿り着いた。虹色の五線譜が街の中央にある建造物から飛び出して街全体へと広がり、音楽を届けているようだ。
「わぁ〜!すごい!ここが音楽都市?!」
「リーリャはピアノの歴史に興味を持ってたよね。この街で何か新しい学びがあるかもしれないし、この街でゆっくりしていこうか。」
「やった!」
珍しくはしゃぐリーリャの様子はとても微笑ましいものだった。ルミナスとリュミエもきらびやかな街の音楽に浸かっているような感覚で、それはノイトも例外ではない。
[太字][明朝体]「何だか居心地が良いですね、お兄ちゃん!」[/明朝体][/太字]
「そうだね。王宮ではあんまり音楽は聞かない感じ?」
[太字][明朝体]「はい!音が持つ力は強大で、多大な影響力があると言われておりまして...なかなか音楽を聴くという機会がありませんでした。だからこそ、リーリャ様の演奏に感動したんですよ?」[/明朝体][/太字]
リーリャとルミナスの関係は良好だ。ルミナスの素直さが生んだ結果なのだろう。問題はリュミエだ。新参者にして、実質ノイト以上の実力を持っている。出会った順番が少しでも違ったらと考えると、ノイトとの関係性もまた違ったものになってしまうようで怖いのかもしれない。
「ノイトくん、音楽に詳しいよね?どういうジャンルの曲が好きなの?ボカロ曲とか?」
[太字][明朝体]「ボカロ...?」[/明朝体][/太字]
「ん〜、古いやつは声がそのままだから苦手な曲もあるけど...声に個性が出るようになってからは結構好きかな〜。MVの考察とか面白いし。」
[太字][明朝体]「MV...?」[/明朝体][/太字]
ルミナスは転生者ではないため、ノイトとリュミエの会話を理解出来なかったようだ。
(そういえばリュミエってノイトにしか話しかけないなぁ...?)
「ねぇリュミエ、もし良かったら私のピアノの演奏、聴かない?」
「ん?良いよ〜、実際にも聴いてみたいし!」
どこか引っかかるところがあるものの、リーリャはとりあえず仲間としての好感度は稼いでおくことにする。リーリャの様子を見たノイトは街の中央へと歩き出す。
「よし、この先から曲が聴こえるから行ってみよう!な〜んか聴いたことあるような気がするんだよね〜、この曲。」
ノイトに続いて3人は街の中を進んでいく。石レンガのタイルのような道を歩いていき、時折上空の虹色の五線譜に乗って虹色の音符が流れてくるのが見えた。
「ねぇノイト、あれって私の魔法と同じようなものかな?」
「ちょっと違うんじゃないかな...?あれは自動的に街の中央から送られてくるものに見えるよ。リーリャの魔法は音を意図的に届けようとしていて人間味があるね。」
「そっか...。ありがと。」
街中を進んでいくと、街の中央に球体が乗った巨大なパイプオルガンのパイプのようなものが見えてきた。蒼く光る巨大な正八面体の結晶が埋め込まれており、そこから五線譜は伸びている。
「あれ...これって『シシリエンヌ』※じゃない?フォーレの。」
「ん...よく分かったね。曲名までは知らなかったよ...。」
[太字][明朝体]「あの...それは先程の“ボカロ曲”というものや“MV”というものと、何か関係があるんですか?」[/明朝体][/太字]
「いや、別の系統の音楽だよ。リーリャの演奏はクラシック曲で、これもそのうちの1つ。」
ルミナスの質問で少しだけ思考が反れたが、これは重要なことだ。前世の曲が演奏されているということは、ノイトやリーリャと同じ転生者が演奏しているか、前世の曲の情報がこの世界に存在しているということである。4人は中央の建物へと駆け出し、その演奏の主がどこかへ行ってしまう前に話すために必死だった。
[太字][明朝体]「この曲を演奏されている方は、お兄ちゃん方のお知り合いの方なんですか?」[/明朝体][/太字]
「分からない。それを今から確かめに行くんだよ。」
やがて演奏が終盤へと差し掛かる。4人は巨大な建物の下まで辿り着いたが、見上げてみれば霧の街・ブリュエルの時計塔よりも高い。
「ノイトくん、あっちに階段があるよ。」
「この高さを登るのは時間と体力が足りない...飛んでいこう。[漢字]小夜啼鳥[/漢字][ふりがな]ナイチンゲール[/ふりがな]!!」
ノイトに呼ばれて[漢字]小夜啼鳥[/漢字][ふりがな]ナイチンゲール[/ふりがな]がどこからともなく飛んできた。果たして、いつもどこへ行っているのだろうか。[漢字]小夜啼鳥[/漢字][ふりがな]ナイチンゲール[/ふりがな]は翼を広げて大きくなった。鳥の形となった[漢字]小夜啼鳥[/漢字][ふりがな]ナイチンゲール[/ふりがな]は飛び立つ準備が出来たようだ。ノイトは一足先に上に乗ってリーリャに手を差し伸べる。
「ほら、乗って!」
「...分かった!」
続けてリーリャとリュミエも乗り込み、[漢字]小夜啼鳥[/漢字][ふりがな]ナイチンゲール[/ふりがな]が建物の最上階へと飛び上がった。
「早く早く!演奏、終わっちゃうよ〜!」
「リュミエ!」
「は〜い!」
焦るリーリャを落ち着かせてノイトはリュミエに合図を出す。リュミエはワイヤーを最上階へと向けて飛ばし、そのワイヤーを巻き上げるようにして[漢字]小夜啼鳥[/漢字][ふりがな]ナイチンゲール[/ふりがな]を引き上げてスピードを上げる。
「ちゃんと捕まってて!」
高速で青空へと迫っている。やがてワイヤーの先へと届き、最上階へと辿り着いた。
「ハァ...ハァ...!! 間に合った...!」
そこで丁度演奏が終わる。屋上でピアノを演奏していた女性がノイトたちに気づき、驚いたような表情をしていた。
(また女性か...僕はもう良いや。リーリャの気が済むまで話を聞いたら関わらなくて良い。)
「あなたたち...どうやってここへ?」
「あの!私は、あなたに聞きたいことがあるんです!」
会話にはなっていないが、リーリャが自分の意志をはっきりと言う珍しい事態に、ノイトはリーリャの成長と勇気を感じた。リーリャは息を整え、その女性に尋ねる。
「あの...その曲は一体どこで知ったんですか...?」
リーリャの質問に、女性は懐かしいものを見るような目をして答えてくれた。
「あぁ...この曲は、私が元々居た場所で知ったんだよ。『シシリエンヌ』っていう曲なんだけどね、昔の人が作ったもので私のお気に入りの曲。」
女性の答えを聞いてノイトとリーリャは確信した。この女性も転生者のようだ。
「あ、えっと...私たちも、あなたと同じ所で知ったんです...!」
「...そうなんだ、それじゃああなたたちも。」
本来ならその確認で終わるはずだったが、リーリャがノイトの予想を上回った行動をする。
「あの、私はリーリャって言います!その...もし良ければ、私にピアノを教えてくれませんか?!」
「...?!」
ノイトはピアノでクラシックの演奏が出来ない。だからこそリーリャの実力はノイトにとって、かなり高いものとして映っている。実際そうなのだが、先程この女性が演奏していた曲はリーリャが演奏できる曲よりも難易度が高い。つまり、ピアノの技術の熟練度ではリーリャの上位互換。それに憧れないわけもない。
「...私なんかで良ければ、良いですよ!」
「......!! ありがとうございます!よろしくお願いします!」
「...リーリャ、僕たちはこの街と周辺を散策してるから、何かあったらこれで連絡してね。」
ノイトがリーリャに手渡したのはヘッドマイクセットのような魔具だ。
「何かあったら連絡...ね、分かった!気をつけてね〜!」
ノイト、ルミナス、リュミエの3人はその建物から降り、街へと歩きだした。

[太字][明朝体]「お兄ちゃん、何だかお腹が空いてきましたね!何か食べましょうか?」[/明朝体][/太字]
「そうだね〜。あ、あそこなんてどうかな?美味しそうな匂いがするし!」
「よし、そうと決まればレッツゴーッ♪」
[中央寄せ]〈カランカランカラン〉[/中央寄せ]
「いらっしゃいませっ、お好きな席へどうぞ〜!」
[太字][明朝体]「わぁ...!自分で席を選べるんですか?」[/明朝体][/太字]
「ん?あぁ、そっか...ルミナは元から用意されていた席に案内されることがほとんどだったのか...。」
ルミナスは窓の外に見えたテラス席を選ぶ。3人が席に着くと、店員が注文を聞きに来た。
「え〜っと...取り敢えずこの店の看板メニューとかでもあれば、それをお願いします。」
[太字][明朝体]「私も同じものをお願いします。」[/明朝体][/太字]「私もそれを。」
「かしこまりました。」
3人は注文の品が届くまでテラス席から見える街の様子を眺める。虹色の五線譜はゆっくりだが街全体に音を流していく。恐らくリーリャか先程の女性が演奏しているのだろう。
(リーリャの演奏はすごく上手いけど...流石にここまで離れると聞こえないか...。ピアノの音は100mくらいは届くらしいけど、あの建物の上じゃなぁ...。)
「ノイトくん、リーリャのこと信頼してるんだね。」
「ん、急にどうしたの...?」
「いや、ノイトくんがリーリャのこと考えてるんだな〜、って私には分かるもん。」
「それもリュミエの能力の1つ?本当に多才だね...芸人にでもなったら?」
リュミエはノイトの提案を聞いて首を横に振る。
「ダメだよ、それじゃあ。私は私かノイトくんのためにしか動きたくないよ。」
「あっそ...。勝手にすれば。」
「もぉ〜冷たいなあ、照れ隠しなの?ウブでかわいぃ〜!」
リュミエの煽りはノイトには効かないが、同じテーブルを囲うルミナスはそうは行かないようだった。
[太字][明朝体]「か、かわいい...?! 違いますよ!お兄ちゃんはかっこいいんです!!」[/明朝体][/太字]
「いや...そうじゃなくて...あぁ、もう良いや。」
その後、料理が運ばれてくるまで2人はノイトがかわいいかかっこいいかを論じていた。そこでリュミエがノイトのマジックバッグからリーリャと連絡を取れる魔具を取り出し、それを通じてリーリャへと話しかける。
「あー、あー...リーリャ?聴こえる?ノイトくんはかっこいいかかわいいか、どっちだと思う?」
少し間が空いてから少し困惑したリーリャの声が聞こえてくる。
〈え〜っと、ね...?ノイトはかっこいいとかかわいいもあるけど、やっぱり優しいのが一番の魅力だと思うよ!頭も良いけど、やっぱり優しさって大事だもん!!〉
本人の前で何を言っているのか。ノイトは目の前で繰り広げられている自分の話題に対しての興味をとうに失っていたため、女子会を聞き流して街の風景を眺めていた。
(演奏は止まっていない...やっぱりさっきの女性のものか。リーリャならこういうものも弾けるだろうけど...違うのはなんとなく伝わってくる。どうしてだろ?)

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

思い返してみれば、ノイトとリーリャの付き合いは長い。ノイトがいつものようにミストルの町の時計塔の管理をしていたあの日、リーリャが時計塔のバルコニーに置いてあるピアノを演奏しているところで出会った。その翌日から魔法について教え、リーリャの記憶を戻す旅が始まった。昏迷の森で出会った謎の男女に唆されて森の奥に置いていかれたものの、ロズウェルが率いるエスミルト騎士団の2番隊に助けられて鉱山都市・エスミルトに到着。その数日後に2番隊と5番隊に護衛されながら『失われた古城』まで向かった。
(あの時、リーリャが初めて超級魔法を使ったんだよね〜。懐かしいな...。)
リーリャの[漢字]演奏[/漢字][ふりがな]まほう[/ふりがな]が魔物を倒し、ほんの少しではあるがリーリャの記憶も戻った。その翌日には何者かが迷宮都市・モスクルに連れ込んだ魔獣をノイトとリーリャが倒したのだが、ノイトが寝ている間に時間を稼いでいたのは他の誰でもない、リーリャだ。そのときからリーリャの魔法の力を感じるようになっていった。
(音楽の力っていうものを改めて感じる...。この街が成り立っているのもそのお陰だろうしね。)
その翌日は、貿易都市・レミステラに辿り着き、ノイトもリーリャも新しい魔具を手に入れた。ノイトは腕利きの鍛冶職人ムールに【[漢字]時憶の指針[/漢字][ふりがな]トオクノハリ[/ふりがな]】を[漢字]鍛造[/漢字][ふりがな]つく[/ふりがな]ってもらい、リーリャは再開したエスミルト騎士団5番隊隊長のルベリアに指を動かすとピアノの音がなる魔具を買ってもらった。
(かなり頑丈なものを[漢字]鍛造[/漢字][ふりがな]つく[/ふりがな]ってくれて助かった...まさかあの後、魔神との戦いでも通用するなんて思ってもなかったからな〜。)
ここまででも充分忙しない旅だったが、当分休むことはなく、その翌日には『幸福のチャペル』に向かい、リーリャの演奏を聞いた。残念ながらリーリャの記憶はこの場所では戻らなかったが、その先の牢獄都市・サラヴァルトで同じく転生者の老人・イグに出会うことが出来た。囚人たちが暴れていたためノイトが都市ごと崩壊させてしまったのだが、その際に禁忌魔法の恐ろしさをリーリャに伝えることが出来たとノイトは思っている。
(あそこで僕が使った上級魔法の上位互換を後々リーリャが使うことになったのはホントに驚きだったよ...。成長してるんだね、リーリャも。)
その後の悲劇と言おうか、丁度近くにあった封魔の遺殿に封印されていた“終焉の魔神”マズロインとの戦闘になり、ノイトとリーリャはそれに巻き込まれた。エスミルト騎士団やイグ、レイクなどが集っていなければ今のノルティーク大陸はない。【[漢字]時憶の指針[/漢字][ふりがな]トオクノハリ[/ふりがな]】が力を発揮したのもこの時だった。時間停止という一時的ではあるものの戦局を大きく変え得るものが、ノイトの魔法だった。ロズウェルと憧れ、レイクとノイト、終焉と未来、など色々なものが交錯した戦いであったが、最終的には魔神討伐という偉業を成し遂げたのだ。
(あれはあの魔神が寝起きだったから。しばらく経ってから戦っていたら今の僕でもキツいだろうね...ノルティーク大陸最強のレイクさんがかなり苦戦してたくらいだし、末恐ろしいよ...。)
魔神との戦いから一夜明け、凱旋都市・コロフェリスを訪れた際に、メルクという心強い仲間が出来た。ノイトたちと同じ転生者にして、前世の記憶を色濃く持っている上に、上級魔法や剣術にも長けていた。恐らく今のノイトでもメルクとの剣戟では勝ち目はないだろう。
(かなり知識もあったみたいだし、下ネタを言ってくるのは嫌だけど...それも大して気にならなくなるくらいに個性が強い子だったな...。また、会いたいもんだね。)
旅の仲間が3人に増え、水中都市・ウォルディードに向かった際はメルクが居なければ被害がさらに大きくなっていたかもしれない。リーリャの魔法も活躍したが、そもそもあの街を支える古代魔具が限界だった。ノルティーク王国直属の研究調査機関・ステラに所属するドメリアスとの口論も在り、今のノイトが居る。結局、あの街は救うことが出来なかったが、リーリャの弔いの意も込めた[漢字]演奏[/漢字][ふりがな]まほう[/ふりがな]で少しでも昇れていれば何よりだ。
(パッサカリア...良い曲だったよ、ホントに。僕も練習してみようかな...?)
そしてノルティーク帝国に着き、レイクの話とノイトの功績もあってか第2王女・ルミナスに王宮に招かれた。そこでノイトは懐かれてしまい、一緒に冒険する約束までしてしまった。メルクと第一王女・カメリア、レイクとドメリアス、など異なる思想がぶつかることもあったが、ノイトが何かするまでもなくリーリャが[漢字]演奏[/漢字][ふりがな]まほう[/ふりがな]1つで止めてくれた。そしてノイトたちは一度ミストルの町へと戻り、次の大陸へと向かう準備を整えた。のだった。
(たった10日かそこらでノルティーク大陸の7割近くを回っていたのか...。ちゃんと寝ていたとは言え、よくそんなに歩けてたな...。)

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

そこで店員が注文の品も持ってきた。
「お待たせしました。ご注文の商品でございます。」
この店の看板メニューのドリアだ。それを見た3人は目を輝かせる。
「ノイトくん、早く食べよ?冷めない内に、ね!」
(なんだか、メルクみたいだな...。)
「......ふふっ...あんまり焦ってもしょうがないよ、リュミエ。じっくり味わうのでも良いんじゃない?」
「んん...ノイトくんがそういうなら...。」
今度はルミナスがノイトに話しかけた。
[太字][明朝体]「お兄ちゃん!今度はリーリャ様とも一緒に8人で食べましょうね!!」[/明朝体][/太字]
8人。それがノイトとリーリャとルミナス、そしてリュミエを含んでいることは分かる。残りの4人が誰なのか、ノイトは分からなかった。
(メルはルミナと面識ある...レイクさんもご飯に誘うつもりかな...?あとはフィルさんとハイヴさん?カメリア様の可能性もあるけど...。)
「ほら、ノイトくん!! 食べよ食べよ!あ〜ん♡」
「変なことしなくて良いから...もう...。......そうだね、また機会があれば今度はみんなで食べに来よう。」
[太字][明朝体]「...はい!!」[/明朝体][/太字]
3人は温かいドリアを口にしながら、日が沈むまで町の演奏を聞いてその日を過ごしたのだった。

「...リーリャ、どうだって?」
「ん...今夜はあの人と一緒に泊まるって。朝起きてすぐにピアノに触れられるから良いんじゃないかな?」
「...寂しくないの?」
リュミエの問いかけにノイトが一瞬黙る。しかし、少し間を開けてからノイトは笑顔を作って答えた。
「大丈夫。リーリャは僕の大事な[漢字]友達[/漢字][ふりがな]パートナー[/ふりがな]だよ?心で繋がってるから、寂しくない!」
「そっか...そうやって自分を言い聞かせるのも手だね。今夜はゆっくり休も?」
リュミエの煽りはいつもよりもノイトに効いたが、それでもノイトがわざわざ気を止める程のものでもなかった。
「そうだね。宿探して泊まろう。」
[太字][明朝体]「分かりました。」[/明朝体][/太字]「分かった。」
3人は沈む夕日に照らされながら町の宿屋へと向かって歩いていった。

※シシリエンヌ/ガブリエル・ユルバン・フォーレ


作者メッセージ

 作者の御鏡 梟(みかがみ きょう)です。
今回は音楽都市・ムズィガルドでノイトが今までの冒険について思い返す場面を描写してみました。次回もお楽しみに!!
本作を読んでの感想の他、キャラクターや世界観についての質問も受け付けています。
本作品を読んでいただき、ありがとうございました!!

2026/01/22 20:48

御鏡 梟 ID:≫ m9kR/WFBrng.A
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