世界に溢れる夢
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
「ん…。ノイト〜、今のって何の音?」
眠そうに目をこすりながらリーリャが尋ねた。
「今の声…。魔獣だ…!」
「魔獣!?」
リーリャは完全に目が冴え切っていて、慌ててノイトの背から降りた。ノイトは革の手袋を手にはめる。
「[明朝体]ヴヴヴヴヴゥ゙…[/明朝体]」
「後ろか!!」
ノイトが振り向くと同時に魔獣が襲いかかってきた。一見魔獣は熊のようだが、よく見ると猿のような尻尾が生えていて、猪のような牙が生えている。
[中央寄せ][[漢字][太字]岩壁[/太字][/漢字][ふりがな]ウォール[/ふりがな]][/中央寄せ]
ノイトたちの前に巨大な岩の壁が出来る。が、魔獣はいとも簡単に壁を壊して攻撃してくる。
魔獣の攻撃をギリギリで回避する、と同時に魔法を唱える。
[中央寄せ][[漢字][太字]爆発[/太字][/漢字][ふりがな]エクスプロージョン[/ふりがな]][/中央寄せ]
魔獣が炎をたてて爆発した。
リーリャは爆風を腕で防いでノイトに話しかける。
「ノイト!この魔法って…」
「今の魔法は『上級魔法』の1つだよ。あまり使ったこと無かったけど…魔獣に効いて良かった…。」
[中央寄せ][[漢字][太字]瞬間移動[/太字][/漢字][ふりがな]ワープ[/ふりがな]][/中央寄せ]
「今の爆発は何だ!状況調査急げ!」
近くから人の声がする。どうやら先ほどの男女では無いようだ。
「あ…!君たち、大丈夫?さっきの爆発は魔法だね?君が撃ったのかな?」
茶髪で緑色のマントを羽織った騎士のような人物が近づいてきた。歳は20歳前後に見える。
「はい。さっきの魔法は僕が撃ちました。魔獣に襲われたので…。」
「そうか…。無事で良かった。俺はロズウェル·ヴィスモーテだ。鉱山都市·エスミルトのエスミルト騎士団で2番隊隊長を務めている。」
「僕はノイト、この子はリーリャと言います。見つけてもらえて助かりました!」
詳しい話は街で聞く。そう言われてノイトとリーリャはロズウェルの後をついて行く。ロズウェルは、先ほどの女性が持っていたものより少し小さめの金属製の杖を持っている同年代程度の男性に声をかけた。
「ベルリス、子どもを保護した。街に戻るぞ!」
「了解!」
ベルリスと呼ばれた男が杖を掲げて唱えた。
[中央寄せ][[漢字][太字]瞬間移動[/太字][/漢字][ふりがな]ワープ[/ふりがな]][/中央寄せ]
次の瞬間、ノイトとリーリャとロズウェル、そして他のエスミルト騎士団の団員は森の外にいた。足元には道があり、その道は明かりがついた大きた街に続いている。
「あれが鉱山都市·エスミルトだ。」
リーリャは目を輝かせて街を眺めている。ノイトは街を眺めながらこの先の予定について考えていた。
(本来なら森で一晩過ごす予定だったけど、1日目で森を抜けられた。今日は街の宿に泊まって、明日は1日中街で道具の準備でもしよう。)
ノイトたちは街へと歩き出した。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ]エリア〚鉱山都市·エスミルト〛[/中央寄せ]
「夜なのに明るい…。あっ、ノイト!あれ何だっけ?」
ノイトがリーリャが指差す先を見ると建物の入り口に吊るされているランタンがあった。
「ランタンだね。小型のランタンならマジックバッグに入ってるよ。」
ロズウェルは話している2人に声をかけた。
「もうすっかり夜になったことだし、話は明日聞こう。次の十字路を右に曲がったところに宿屋がある。今日はそこに泊まるといい。」
「分かりました。今日はありがとうございました!おやすみなさい。」
ノイトとリーリャはロズウェルに礼を言い、宿屋へと向かった。
「こんばんは。今って泊まれる部屋空いてますか?」
2人に気付き、カウンターでコーヒーを飲んでいた老人が答えた。
「もちろん空いてるよ。1泊60ケルス[小文字]※[/小文字]だよ。」
ノイトはマジックバッグから財布代わりの袋を取り出し、カウンターに120ケルスを置いた。
毎度あり、と老人は言ってノイトたちは部屋に入った。
「リーリャ、明日はこの街で休憩して、明後日『失われた古城』に向かおう。」
「うん、分かった。おやすみ。」
部屋の明かりを消し、リーリャは右のベッドで横になって、ノイトは左のベッドに座った。
(魔獣…。かろうじて『上級魔法』で倒せたけど、この世界には魔獣の他にも魔神や魔族がいるからな…。リーリャを守るためにももっと強い魔法を使いこなせるようにならないと。)
ノイトはベッドに横になり、目を閉じた。
[小文字]※[/小文字]ケルス この世界での通貨単位。
1ケルス=60円に相当する(適当)。
「ん…。ノイト〜、今のって何の音?」
眠そうに目をこすりながらリーリャが尋ねた。
「今の声…。魔獣だ…!」
「魔獣!?」
リーリャは完全に目が冴え切っていて、慌ててノイトの背から降りた。ノイトは革の手袋を手にはめる。
「[明朝体]ヴヴヴヴヴゥ゙…[/明朝体]」
「後ろか!!」
ノイトが振り向くと同時に魔獣が襲いかかってきた。一見魔獣は熊のようだが、よく見ると猿のような尻尾が生えていて、猪のような牙が生えている。
[中央寄せ][[漢字][太字]岩壁[/太字][/漢字][ふりがな]ウォール[/ふりがな]][/中央寄せ]
ノイトたちの前に巨大な岩の壁が出来る。が、魔獣はいとも簡単に壁を壊して攻撃してくる。
魔獣の攻撃をギリギリで回避する、と同時に魔法を唱える。
[中央寄せ][[漢字][太字]爆発[/太字][/漢字][ふりがな]エクスプロージョン[/ふりがな]][/中央寄せ]
魔獣が炎をたてて爆発した。
リーリャは爆風を腕で防いでノイトに話しかける。
「ノイト!この魔法って…」
「今の魔法は『上級魔法』の1つだよ。あまり使ったこと無かったけど…魔獣に効いて良かった…。」
[中央寄せ][[漢字][太字]瞬間移動[/太字][/漢字][ふりがな]ワープ[/ふりがな]][/中央寄せ]
「今の爆発は何だ!状況調査急げ!」
近くから人の声がする。どうやら先ほどの男女では無いようだ。
「あ…!君たち、大丈夫?さっきの爆発は魔法だね?君が撃ったのかな?」
茶髪で緑色のマントを羽織った騎士のような人物が近づいてきた。歳は20歳前後に見える。
「はい。さっきの魔法は僕が撃ちました。魔獣に襲われたので…。」
「そうか…。無事で良かった。俺はロズウェル·ヴィスモーテだ。鉱山都市·エスミルトのエスミルト騎士団で2番隊隊長を務めている。」
「僕はノイト、この子はリーリャと言います。見つけてもらえて助かりました!」
詳しい話は街で聞く。そう言われてノイトとリーリャはロズウェルの後をついて行く。ロズウェルは、先ほどの女性が持っていたものより少し小さめの金属製の杖を持っている同年代程度の男性に声をかけた。
「ベルリス、子どもを保護した。街に戻るぞ!」
「了解!」
ベルリスと呼ばれた男が杖を掲げて唱えた。
[中央寄せ][[漢字][太字]瞬間移動[/太字][/漢字][ふりがな]ワープ[/ふりがな]][/中央寄せ]
次の瞬間、ノイトとリーリャとロズウェル、そして他のエスミルト騎士団の団員は森の外にいた。足元には道があり、その道は明かりがついた大きた街に続いている。
「あれが鉱山都市·エスミルトだ。」
リーリャは目を輝かせて街を眺めている。ノイトは街を眺めながらこの先の予定について考えていた。
(本来なら森で一晩過ごす予定だったけど、1日目で森を抜けられた。今日は街の宿に泊まって、明日は1日中街で道具の準備でもしよう。)
ノイトたちは街へと歩き出した。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ]エリア〚鉱山都市·エスミルト〛[/中央寄せ]
「夜なのに明るい…。あっ、ノイト!あれ何だっけ?」
ノイトがリーリャが指差す先を見ると建物の入り口に吊るされているランタンがあった。
「ランタンだね。小型のランタンならマジックバッグに入ってるよ。」
ロズウェルは話している2人に声をかけた。
「もうすっかり夜になったことだし、話は明日聞こう。次の十字路を右に曲がったところに宿屋がある。今日はそこに泊まるといい。」
「分かりました。今日はありがとうございました!おやすみなさい。」
ノイトとリーリャはロズウェルに礼を言い、宿屋へと向かった。
「こんばんは。今って泊まれる部屋空いてますか?」
2人に気付き、カウンターでコーヒーを飲んでいた老人が答えた。
「もちろん空いてるよ。1泊60ケルス[小文字]※[/小文字]だよ。」
ノイトはマジックバッグから財布代わりの袋を取り出し、カウンターに120ケルスを置いた。
毎度あり、と老人は言ってノイトたちは部屋に入った。
「リーリャ、明日はこの街で休憩して、明後日『失われた古城』に向かおう。」
「うん、分かった。おやすみ。」
部屋の明かりを消し、リーリャは右のベッドで横になって、ノイトは左のベッドに座った。
(魔獣…。かろうじて『上級魔法』で倒せたけど、この世界には魔獣の他にも魔神や魔族がいるからな…。リーリャを守るためにももっと強い魔法を使いこなせるようにならないと。)
ノイトはベッドに横になり、目を閉じた。
[小文字]※[/小文字]ケルス この世界での通貨単位。
1ケルス=60円に相当する(適当)。