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本作は一部を除きフィクションです。
一部を除き、実在する人物、出来事、組織とは関係ありません。

また、一部微細な暴力表現が含まれている場合があります。
これを苦手とする方は閲覧をお控えいただくことをお勧めします。

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世界に溢れる夢

#130

130.ライバル

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

[中央寄せ][大文字][太字][明朝体]『[漢字]過剰膝蹴[/漢字][ふりがな]オーバーニーソックス[/ふりがな]』[/明朝体][/太字][/大文字][/中央寄せ]

メルクの膝蹴りが魔神の腕を弾き返した。
(硬っ!! ......さっきよりも腕が増えてるし、文字通り手数が足りない!)
「手伝おうか、メル?」
そこでメルクに声をかけたのはカメリアだった。
「カメリア様......?っていうか、なんでいきなりその呼び方?」
カメリアは周囲の腕を押し切りながらメルクの元へと駆け寄る。
「ルミナスのこと、ありがとう。あっちにはレイクやエルクスお兄様たちが居るから心配ない。私はメルの方に付くね。」
「だから、なんでメル呼びなの......?」
「だって、ノイトくんがそう呼んでるっぽいから。私もそれで呼ぼうかな〜、って思って。私のこともカメリアで良いよ。」
「ハァ......一応一国の王女なんでしょ?王女様が前線に出てきてもしょうがないんじゃない?」
「フフッ......明らかに人手が足りてないでしょ?だから手伝いに来たの。このまま帰るわけには行かない。」
「あっそ......。好きにすれば良いんじゃない?」
魔神の腕が複数本襲いかかってきた。カメリアがあることを思いついて剣を構える。
「ねぇメル、勝負しない?どっちがより多くの腕を倒せるか。」
「今それ言う?まぁ、別に良いけど。」
「それじゃあ、勝った方がノイトくんに何でもしてもらえる、ってことで。」
「それで良い。」
2人はノイトを勝手に巻き込み、魔神の腕に攻撃を始めた。

[中央寄せ][大文字][太字][明朝体]『[漢字]灼愛射閼召[/漢字][ふりがな]ヤマナイアメ[/ふりがな]』[/明朝体][/太字][/大文字][/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字][太字][明朝体]『[漢字]花燭の舞[/漢字][ふりがな]フローラ[/ふりがな]』[/明朝体][/太字][/大文字][/中央寄せ]

「1本目。」「1本目。」
メルクがさらに近くの腕へと攻撃する。メルクの攻撃によってその腕が真っ二つに裂かれた。
「2本目。」
カメリアが斬った腕を蹴って他の腕の元へと攻撃を加える。目で追えない程の速度の斬撃が腕を切り刻み、その腕はズタズタの状態で落下した。
「2本目。」
互いに譲らぬ勢いでどんどん腕が片付いていく。

ラルカはノイトが空間に固定した斬撃の位置を避け、リュミエが張ったワイヤーを足場にしながら“知識の魔神”へと近づいていった。
(ノイトの消耗が激しいが......魔神のページ数はまだ多い。先程の本体そのものを引き裂くような攻撃ですら効果がなかったんだ、私の銃でも通るかは分からないな。だが......!)
ラルカが魔力を込めて腰の剣を抜いた。

[水平線]

「世宥、もし僕に何かあったらどうする?」
「え......?そりゃあ、心配するよ。いきなりどうしたの?」
「いや、もしもの話だし、言ってみただけ。」
「心臓に悪いからそういうこと言わないでよ......。」
「ごめんごめん。......でもまぁ、世宥なら大丈夫か。」
「......何?」
「僕はやりたいことやって生きてるつもりだけど、僕は1人しか居ないから限界があるでしょ?その分を誰かに頼みたいな〜、って思ってね。」
「......それ、私が代わりにやっちゃったら意味なくない?」
「良いんだよ。責任も誰か1人が抱え込まないといけないものではないんだし。」
「やりたいことと責任を同じにしないでよ......。でも、弥哲は私が楽しんでればそれで良い、とか言うんでしょ?」
「言うね。」
「そういうところ、色々と危ういから止めておきな。自分のことも守れなかったら他のものも守れないよ?」
「それは自分の命を守ることを前提とした話でしょ?」
「弥哲。」
「......別に命をやすやすと捨てるつもりはないけど、いざってときに覚悟が決まってないと困るでしょ?迷ってる間に手遅れになることもあるし。」
「ハァ......それもそうだけどさ。死なないように出来る限りのことはしておいてよね?弥哲が居なくなっちゃったら寂しいもん。」
「んー、僕も。」
「ハァ......。でも。」
「?」
「弥哲がそう願うのであれば、私が弥哲の分まで生きるから。弥哲の代わりになれるように頑張るから。」
「そっか。ふふっ......期待してるよ、世宥。」
「まず、弥哲は死なないでよね?」
「まぁ、程々にね〜」
「程々って何!」
「あはは......。」

[水平線]

(私は託された......いざとなればあいつに代われるくらいになると決めたんだ!あの時は、あの時だけは、私は弥哲でいられたかもしれない!! もう一度、弥哲の......ノイトのあの立場で!!)

[中央寄せ][大文字][斜体][太字][明朝体]『[漢字]目標到達点[/漢字][ふりがな]マイルストーン[/ふりがな]』[/明朝体][/太字][/斜体][/大文字][/中央寄せ]

ラルカにノイトの面影が重なり、振るった剣に魔力が込められていく。ラルカの魔力が込められた剣から放たれた斬撃はブレることなく“知識の魔神”の本体に横一文字に命中した。
(ぐっ......硬い......!足りない......!!)
ラルカを振り落とそうと迫る腕はメルクとカメリアによって切り落とされていくが、本体へのダメージは大したものではない。それに気がついたノイトがラルカの方へ駆けつけ、後ろからラルカの剣の柄を握った。
「......!弥哲......?」
「剣の扱いはレイクさんに今度教えてもらうと良いよ。」
「......何をしに来たのかと思えば。」
「ちょっとしたアドバイスくらいはさせてもらうよ?正直に言ってラルカの攻撃力じゃ魔神クラスには及ばない。だからさっき自分から援護に回ったんでしょ。なんで前線に出てきたの?」
ノイトとラルカが“知識の魔神”の本体を斬った。しかしまたページをめくる音が聞こえ、魔神の姿が僅かに巨大化して腕も復活する。
「......お前は、私に託してくれただろう。」
「もちろん。ラルカがやること為すこと全てに一々口出しする気もないよ。だけど、だからと言って放置する気はない。」
「余計なお世話だ。」
「どういたしまして。」
「......ッ!! 弥哲、お前はいつからそんな皮肉めいたことばかり言うようになったんだ!私が好きだった弥哲はいつも素直で、正直で、本音に誠実な人間だっただろう!! どうして変わってしまったのだ!!」
「......世宥。」
「............。」
「人は変わるよ。それは世宥自身が1番分かってるんじゃない?」
「......っ、......ふぅ......。そう、だな......。そうか......。だが、」
「でも。言いたいことは分かるよ。今の僕と昔の僕のどっちが好きか聞いたら、後者を選ぶでしょ?僕自身でもつくづくそう思うよ。」
メルクとカメリアが抑えきれなかった腕が飛んでくるが、それがノイトに触れることはなかった。
[中央寄せ][[漢字][太字]歪曲[/太字][/漢字][ふりがな]ディストート[/ふりがな]][/中央寄せ]
「悪いけど、今話してる途中なんだよ。後にして。」
[中央寄せ][[漢字][太字]反発[/太字][/漢字][ふりがな]エラスティシティ[/ふりがな]][/中央寄せ]
腕がノイトに弾き飛ばされるように離れていく。ノイトは【[漢字]時憶の指針[/漢字][ふりがな]トオクノハリ[/ふりがな]】で飛んでくる魔法と腕を弾き返しながらラルカへと話しかけた。
「僕はどうなっても僕だけど、きっとラルカが好きなのはノイトっていう弥哲の延長線じゃなくて弥哲そのものだよね?」
「......そうだな。」
「ラルカから見て、今の僕はどっち?」
「今のお前は......ノイトだ。」
「そっか。どっちも僕のつもりなんだけどねぇ......?」
「............?」
「ラルカ、甘い物は好き?」
「ん、なんだいきなり。」
「甘い物、好き?食べ物の話ね。」
「......好き、だが......?」
「ラルカはそうでも、甘い物が苦手な人はいるよね。そういうこと。」
「......言いたいことは何となく理解した。だが......いや、なんでもない。私の盲信だったか。」
「弥哲という人間の全てを知っている人物は存在しない。好きな面もあれば嫌いな面もある。それは全然当たり前のことでしょ?それだけ“違い”っていうのは世に溢れてるものだから。」
「時間軸上における動的な“違い”の流れ......変化を当たり前だと思え、ということか?」
「Yes。だから変わっちゃうのは仕方ないこと。それも含めて好きだと言ってもらえればそれは嬉しいことだけど、別に無理して好きになる必要はないよ。で、ラルカはどうするか、って話。」
「......弥哲は大好きだ。ノイトは............。ノイトというその皮はそこまで興味があるものではない。だが、お前はどうなってもお前だろう?」
「うん。見た目が変わろうとも心は弥哲のままだから。」
「なら、そういうことにしておこう。」
そのとき、ノイトの背後にメルクが飛んできた。ノイトが間一髪で[[漢字]歪曲[/漢字][ふりがな]ディストート[/ふりがな]]で受ける。
「メル、どうしたの?」
「ノイトくん、さっきからラルカと話してばっかり!ちゃんと戦いに集中してないから喝でも入れに来ようかと思ってたところ。」
「“思ってたところ”の段階で蹴りが飛んできてるのはどうかと思うけども......まぁ、ありがと。」
「んん......で、2人とも何の話してたの?」
「............。」
「ちょっと、何か言ってよ。別に卑しいことじゃないでしょ、ノイトくんなら。」
「それはそうだけど......。」
「どうして言ってくれないの?私が聞いちゃダメな理由でもあるの?」
「話すと面倒だからなぁ......。」
「[太字]ノイトくん?[/太字]本音が丸聞こえなのは気の所為?」
「......今話した方が良い?」
「うん。今が良い。」
「ハァ......。」

[中央寄せ][大文字][斜体][太字][明朝体]〔[漢字]時帝神[/漢字][ふりがな]クロノス[/ふりがな]〕[/明朝体][/太字][/斜体][/大文字][/中央寄せ]

「いくら僕でも魔力はクロエとの戦いでかなり消費してるんだよ?」
「そういうの良いから。ほら、話してよ。早く。」
「......ラルカ、今のうちにフィルさんやリオールさんと一緒にユリメラさんを捜しておいて。」
「分かった。」
ラルカの後ろ姿を見送り、ノイトはメルクが知りたがっていることを話し始める。
「......で、何の話だったっけ?」
「ラルカの何の話してたのか。」
「あぁ......。前世でちょっとね。関わりがあったんだよ。よく話してた。」
「............それで?」
「前世の僕の方が好きだってさ。今の僕も前世の延長線みたいな感じだけどね。」
「私はノイトくんの方が好きだよ。前世がどんな感じだったかは知らないけど、私がノイトくんに会ったのは現世だし。」
「そりゃあどうも。......これで気は済んだ?体力もあんまり残ってないから魔神を抑え込むのもそろそろ限界なんだけど?」
「......ノイトくんって、弥哲くん、だよね。」
「......ラルカがそう呼んでたのを聞いてた感じ?」
「......[漢字]千萌恵[/漢字][ふりがな]ちもえ[/ふりがな]って言って、分かる?」
ノイトがメルクの口から出された名前を聞いて少し驚いたような表情をする。
「......なるほどね。つまりメルクも前世で僕の名前は知ってたわけか。先生から聞いたの?」
「うん。毎週病院までお見舞いに来てくれてね、毎回クラスメートの話をしてくれてたの。」
「前世繋がりって言うのはなかなか切り離せないものなのか......いや、僕からすればそこまで気にも留めてなかったけども......。」
「それでも良いよ。」
メルクが一歩踏み込んでノイトの顔を覗き込んでくる。メルクの大きな瞳がノイトを吸い寄せた。
「私にとっては弥哲くんのこと、気になってた人だから。」
「............。」
ノイトの顔が僅かに赤くなっていたが、本人は気がついていない。
(まったく......物理的な距離を縮められるとこっちは前とは違って精神的に来るものがあるんだよ......。代償だからしょうがないけど。)
そこでノイトの魔法の効果が切れてまた“知識の魔神”が動き始めた。ざっと残り1200ページと言ったところか。
「ふぅ......言っておくけど、僕一応疲れてるんだからね?」
「分かってる。だけど、ノイトくんはいつも我が儘だから、今くらいは私の我が儘も聞いて。」
「............後で。」
「?」
「......後でちょっと話がある。」
「......あんまり変なフラグ立てないでよ?」
「お互い様でしょ。ほら、行くよ。」
ノイトは【[漢字]時憶の指針[/漢字][ふりがな]トオクノハリ[/ふりがな]】を振りかぶって“知識の魔神”の腕を数本斬り飛ばした。
(やっぱりさっきよりも硬度が上がってるね......。)
「あっ、忘れてた!ノイトく〜ん!!」
「何?」
「今、私とカメリアでどっちの方がたくさん腕を落とせるか勝負してるんだけど!勝った方の言うことを何でもノイトくんが聞いてくれる、ってことになってるから!よろしくね〜!」
「ちょっと待って勝手に決めないで。」
「もう決まっちゃったから!ごめーんねっ!!」
(後で話すこと増えたな......。)
メルクはカメリアの方へと跳びながら戻っていき、再び魔神の腕を次々と落とし始める。ノイトが周囲を見渡すとメルクとカメリアとラルカだけではなく、ルミナスやレイクも腕の相手をしているようだった。
(レイクさんも来た......恐らくエルクス様も来てるだろう。フェノルさんの魔力の気配がするし。フィルさんとリオールさんとユリムさんとフィゼリアは大丈夫かな?フィルさんに関しては街が壊れるくらい暴れてたけど......。)
街の様子を見ると、薄いバリアのようなものが建造物に沿って張られていて被害は一切ないようだった。
(流石というか、相変わらずというか......。これができるなら裏方の仕事じゃなくて表に出てくれば良いのに。まぁ良いや。)
ノイトは一度前線から外れて近くの道に降りた。
(ハァ......流石に魔力も尽きてきたな......[漢字]回復薬[/漢字][ふりがな]ポーション[/ふりがな]もあまり残ってないし。それは今は良い。今のうちに戦力の把握を......!)
最大攻撃力を誇るのはフィルマリー。制御を誇るのはリオール。速度で言えばレイクと、それに次いでメルクとカメリアだろう。ラルカは今はユリメラの捜索に着きながらもノイトに変わって指揮を出している。ルミナスも地道に腕の数を減らしているようだ。今の疲労状態のノイトではあまり使い物にならないため、一度ユリメラ捜索班と合流することにした。
(フィルさんの精神状態はかなり危うい......魔力もガバついてきているし、リオールさんでも抑えきれるかどうか......!)
ノイトが駆け出したそのとき。一瞬だけ妙な気配を感じた。が、それどころではないためノイトは足を止めることなく街の中を駆け抜けていく。途中で街のある地点から膨大な魔力が溢れ出ていることに気がついてそちらへとルートを変えると。
「............フィルさん?」
異様な程静かではあったが、確かにそこにフィルマリーが居た。静かで黒く淀んだ魔力。静かなのはリオールが魔術で抑えているからだろう。上級魔導師が抑えても尚溢れ出している。魔力量が尋常ではない。普段のフィルマリーならここまで出力調整を疎かにすることはないはずだ。
リオールがノイトに気がついて呼びかけてきた。
「ノイト!フィルマリーがかなり危険な状態だ!! 先生を呼んできて欲しい!!」
「......あの人は今別の役職に着いています......!下手に動かすわけにも......。」
「でも、他にフィルマリーを止められる人は......、[斜体]......ッ!?[/斜体]」
一瞬だけ何も感じなくなる。気が付いた瞬間にはノイトはぬいぐるみの山に囲まれた異質な空間に立っていた。
(......ぬいぐるみ。フィルさんの。......ここはノルストラじゃないな。まさかとは思ったけど......。予想以上にヤバくないかこれは。)
空は歪みこの世のものとは思えない色に染まっていて、床はジェルソカラーのチェッカー柄となっている。周囲には高く積み上げられたぬいぐるみの山があり、山の頂上同士が弛んだ糸で繋がっていた。
(次元がズレてるのかな、“知識の魔神”や他の人たちの気配がなくなった......。これ全部フィルさんの......。)
[水平線]

[中央寄せ][太字][斜体]『ノイトさん、見ーつけた♡』[/斜体][/太字][/中央寄せ]

[水平線]

ノイトの背後にフィルマリーが居る。ノイトは気配を感じることが出来なかったため一瞬目を見開いたが、すぐにいつもの冷静な表情に戻ってフィルマリーに問いかける。
「フィルさん。こんなところに僕を連れ込んでいる場合じゃないですよ?それに、僕の後ろに回り込むパターンはもう何度も経験してるんでそこまで脅威ではないです。」
フィルマリーはノイトの話を聞いていないかのように笑みを浮かべながらゆっくりと近づいてきた。フィルマリーがノイトに抱きついて離さない。
「フィルさ...」
[太字][斜体]『ノイトさん、だーいすき。私の大事なお人形さん♡』[/斜体][/太字]

次の瞬間、ノイトの身体にフィルマリーの膨大な魔力が流れ込んでくる。
[斜体]([大文字]!?[/大文字] まずい、この状況じゃ耐えきれない!!)[/斜体]
生温かくドロドロとした何かに全身を包まれる感覚。やがて身体の感覚が薄れていき、再び感覚が戻ってきたときには変だった。フィルマリーが異様に大きく見える。フィルマリーだけではない。周囲のものが大きい。つまり。
(僕が小さく......まさか!ぬいぐるみに......!?)
案の定、ノイトが自身の手を確認してみると、それはぬいぐるみの手であった。手足があり姿は人型だと思われるが、この状態では反撃が出来ない。
「フィルさん、今すぐ元に戻してください。」
[太字][斜体]『だーめ♡』[/斜体][/太字]
フィルマリーに抱きかかえられて頬ずりされた。ぬいぐるみとなったノイトの手では武器を持つことも出来ない。どうしたものか。
(防衛機制かね......ユリメラさんを助けたい気持ちばかりでストレスでも溜まって理性が壊れたのか、幼児退行っぽくなってるな......。リオールさんでも抑えきれない程のストレス......早くなんとかしないと......。)
以前はルミナスの守護魔法によって防がれたものの、今回ばかりは抑えきれなかったようだった。ぬいぐるみになったノイトはフィルマリーと2人きりのこの亜空間を見渡している。異様に暴走した魔力。そしてストレスによる理性の一時的な放棄。
(やっぱり......これがフィルさんの、[太字][漢字]忘我[/漢字][ふりがな]フロー[/ふりがな]状態[/太字]......。)


作者メッセージ

 作者の御鏡 梟(みかがみ きょう)です。
今回はメルクとカメリアの勝負の開始とメルクへの前世バレ、そしてフィルマリーの忘我を描きました。次回もお楽しみに!!
本作を読んでの感想の他、キャラクターや世界観への質問も受付けています。本作品を読んでいただき、ありがとうございました!!

感想・質問・考察などは
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https://t.co/KyOiszCbmy


[追記]
そろそろ本作の総閲覧数が......!
忙しくて作者はジャストタイミングは見られないかもしれないですが......

もしこの作品が少しでも良いと思っていただければ是非ご友人へ宣伝d((

2026/06/30 21:01

御鏡 梟 ID:≫ m9kR/WFBrng.A
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・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

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