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本作は一部を除きフィクションです。
一部を除き、実在する人物、出来事、組織とは関係ありません。

また、一部微細な暴力表現が含まれている場合があります。
これを苦手とする方は閲覧をお控えいただくことをお勧めします。

【せかゆめ1周年!これからもよろしくお願いします!】

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世界に溢れる夢

#120

120.来たる災害

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ]エリア〚学術都市・ノルストラ/地下書庫〛[/中央寄せ]

フェルマリーはある書物を見つけた。
「これは......!」
その本を持ったままフィルマリーはリオールの元へと駆け込む。
「リオールくん!これ見て!大変なの!!」
「騒がしいな......。ん......“大災害セフィロト”の伝説?昔あったとされる大災害か。それがどうしたんだ?」
「どうしたんだ、じゃないよぉ!この本には“完全に止めたのではなく、183年後に遅延させた”って書かれてるんだよ!」
「......英傑たちの時代でも止めきれない程の脅威か......。それで、もしかしてその183年後って......。」
「3ヶ月後!」
「近いな!僕は先生に相談してくるから、フィルマリーはラクスドルム大陸のステリアルで確認してきて!」
「分かった!」
3ヶ月後に訪れるのは、かつて世界を滅ぼしかけた災害。周期的に現れるそれには魔族ですら手も足も出ないという。

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ]エリア〚ラクスドルム大陸 / ???〛[/中央寄せ]

メルクはノイトとラルカと手分けして組織の拠点へと乗り込んでいた。そもそもメルクはここの所属であるため侵入は容易いものだ。
(ノイトくんの話ではこっちに幹部が2、3人......気は抜けないかな。)
幹部はあと9人居る。その中で誰に遭遇するかはメルクにも分からない。
(ん......何か居る...。)
[漢字]青白磁の金属[/漢字][ふりがな]サスロイカ[/ふりがな]製のスティレットを握り直して警戒しながら気配を感じる部屋の扉の前まで歩く。通り過ぎようとした瞬間に足が動かなくなり、開かれた扉から黒い何かが飛び出してきた。黒い何かがメルクを拘束して鳩尾に何かが飛んでくる。
[斜体]「ゔぅっ......!!」[/斜体]
「メルク......久しぶりぃ。俺に会いに来たのかい?嬉しいねぇ...。」
そこに居たのは不気味に笑った黒い影。影の触手のようなものでメルクを[漢字]嬲[/漢字][ふりがな]なぶ[/ふりがな]りながら話し続けた。
「さっきバーリンスの血の鞭が飛んできたせいで部屋が散らかっちゃってねぇ......片付け、手伝ってくれない?」
「ヤダ。なんでアンタの趣味の悪い部屋の片付けなんかしなくちゃいけないの。」
「良いから、ほら。とにかく入って。」
「嫌だ。離して。」
「ほら、静かにしないと他に誰か来ちゃうでしょ?早く。」
影はメルクの口を塞いで強引に部屋へと連れ込んだ。メルクがもがくが拘束の力が強すぎてびくともしない。メルクは遠くに見える広間から漏れた灯りの方を見たが、もう誰も居ない。
[斜体](誰か、助けて!ノイトく...)[/斜体]
扉は閉められた。

ラルカが通路を進んでいくと、途中で足を止めた。突き当たりの陰に誰かの気配を感じたからである。警戒しながら、しかし堂々と足音を隠すこともなく歩いていき、突き当たりに出た。右の通路のベンチに座っている人物が居る。その人物もラルカの方を見たため目が合った。
「......ラルカ...!?」
「フェヴロ......貴様...!」
奇しくもこの2人の邂逅は丁度2年ぶりだった。瞬時にラルカは[漢字]拳銃[/漢字][ふりがな]ハンドガン[/ふりがな]を構える。同時にフェヴロも立ち上がる。
「フェヴロ......何か最後に言い残すことはあるか。」
「その弾は私には当たらない。」
発砲。しかしフェヴロに当たる直前に銃弾は冷気になってフェヴロの周囲に舞っただけだった。ラルカはそれを見ても大きな動揺は見せず目がわずかに揺れるだけだ。フェヴロ自身も何かに驚いているようだった。互いに距離を取って相手の動きを読み取ろうとしている。
(銃弾が当たらなかった......にも関わらず冷気になったのは別に何かに当たったから。メルクの聞いた情報を基に考えると、私が撃った弾が当たらないという確定した事実がフェヴロに銃弾が当たることが成立しないように働いたのだろうが...。)
(ラルカの銃弾......命中したものを冷気に変えるものか。可能性としては2つ。前もって込められていた魔力を消費するものと、対象の魔力を消費するもの。冷気の量から推し量る限りでは私の確定を冷気に変えた......。念の為もう一度確定宣言を...。)
ラルカは再び引き金を引いた。フェヴロは銃弾を躱して魔法で見えない剣のようなものを作り、ラルカとの距離を詰める。そのリーチはラルカの予想以上に長く、ラルカの銃が突き飛ばされた。
「諦めろ。お前にこの振りは避けられない。」
ラルカの体が硬直し、見えない剣が肩を掠めた。致命傷にならない程度に少しずつ削っていくつもりなのだろう。しかし刺し違えるようにしてラルカの蹴りがフェヴロの顎を蹴り上げた。フェヴロはギリギリで手を入れたことで衝撃を抑える。
(フェヴロは銃弾を躱したが、フェイントの可能性もある。先程の事実の確定が最初の銃弾のみに限定されたものかこの銃から放たれた銃弾すべてに当てられたものか......。)
下手に動けば相手に読まれる。どうしても慎重にならなければいけない。

ノイトは既に幹部の1人を倒していた。どうも相手が油断していたらしい。
(僕が警戒すべきはクロエ=モズフィーム......。メルが僕と絶対に合わせちゃダメなやつだって言ってたけど、そんな輩を2人と戦わせるわけにもいかないよ.........。)
「クロエさ〜ん、いますか〜!」
その呼びかけは誰も居ない通路に虚しく響いただけだった。気配がするのは通路を抜けた先の大広間である。大広間にある気配は2つ。恐らく侵入者であるノイトが大広間に入った瞬間に仕掛けてくるだろう。ノイトは足音も気配も隠す気は一切ない。そのまま進んでいくが、武器はちゃんと構えている。そして大広間に足を踏み入れた瞬間──。
[斜体](精神干渉......!!)[/斜体]
何故か感じる前に勘が先に働いた。魔力で自身の意識を保護するように全身を覆ったが、それを物ともせず冷たく鋭い糸が背後から突き刺してくる。段々と全身の感覚が麻痺していき痺れていくが、それだけである。
([漢字]小夜啼鳥[/漢字][ふりがな]ナイチンゲール[/ふりがな]はルミナの所に居るから使えないけど、問題ない。)
目を閉じたノイトがマジックバッグの中のあるものを手にすると一瞬涼しい風が吹き抜けるようにして世界の音が消えたように感じられた。
再び目を開いて構えたノイトの目は澄んでいて、今のノイトはいつも以上に何かを悟っているようだ。
[中央寄せ][大文字][斜体][太字][明朝体]〔[漢字]時帝神の眼[/漢字][ふりがな]タキサイキア[/ふりがな]〕[/明朝体][/太字][/斜体][/大文字][/中央寄せ]
[漢字]過覚醒[/漢字][ふりがな]ゾーン[/ふりがな]状態のときのような異様な程の集中力。明鏡止水の境地とでも言うべきであろうか。先程かけておいたバフの効果は切れてしまうが、その代わりにそれ以上に研ぎ澄まされた純粋な感覚。
天井に1人。大広間の舞台の陰に1人。ノイトは振り向きざまに天井を突き、魔力を鋭く真っ直ぐに放つ。すると何か操り糸のようなものを指先から出していた人物が落下した。
[斜体]「ガッ!!」[/斜体]
ノイトは間髪入れずに落ちてきた男を仕留めた。その直後、舞台の方から数本のナイフが飛んでくる。それを躱して舞台の上でお辞儀をしている人物を見据えた。
「始めまして。私は“百芸箱”のサバルネと申します。刃物の取り扱いを主として武術も極めておりますので......ここで最後通牒を。引き返すなら今のうちですよ?」
「その口の利き方で後悔はない?」
「当然。」
ナイフが4本。弾くまでもなくノイトはそれを躱しながら距離を詰めた。次にサバルネが左からなにかを引き寄せるような動きをすると視界の端からモーニングスターが飛んできた。

[中央寄せ][大文字][斜体][太字][明朝体]〔[漢字]魔力砕撃[/漢字][ふりがな]マギノ・クラッシュ[/ふりがな]〕[/明朝体][/太字][/斜体][/大文字][/中央寄せ]

ノイトの【[漢字]時憶の指針[/漢字][ふりがな]トオクノハリ[/ふりがな]】の盾の部分に鉄球が当たった瞬間、その部分からモーニングスターが粉々に粉砕した。
(魔力が込められている......あるいは錬金術で素材を精製するときに魔力を勝手に吸い取ったか。どちらにせよ魔力があれば内側から粉砕できるから良いか。)
サバルネは細い長剣を2本抜いてノイトを突いてくる。無駄のない動き。
[中央寄せ][[漢字][太字]反[/太字][/漢字][ふりがな]アンチ[/ふりがな]-[漢字][太字]確定軌道[/太字][/漢字][ふりがな]オービット[/ふりがな]][/中央寄せ]
ノイトは自身の軌道をズラしてその剣を避けた。すぐに追撃が襲ってくるが、ノイトはその予測軌道上の空を斬った。
[水平線]

[中央寄せ][大文字][斜体][太字][明朝体]〔[漢字]時繰斬撃[/漢字][ふりがな]ラグエリア[/ふりがな]〕[/明朝体][/太字][/斜体][/大文字][/中央寄せ]

[水平線]
サバルネの剣の動きが一瞬止まる。否、遅くなったのだ。その隙にノイトが距離を取ってから再び踏み込む。サバルネはカウンターを取ろうと構えていた。ノイトがサバルネの間合いに入る直前、サバルネの剣は予想よりも早く振るわれた。
(なんだ......先程の遅延と言い今のお手つきと言い......。)
飛び退いたサバルネの足元にノイトの斬撃が迫っていた。それをギリギリで躱したサバルネが長剣を逆手持ちにしてノイトへと突っ込んでくる。最小限の動きで躱したノイトはサバルネの剣を自身の武器で弾き飛ばした。
(武器は捨てたな......だとすれば次は...!)
サバルネの前蹴りが放たれる。ノイトは防御したが、衝撃が内部に響く。恐らく防御を貫通するタイプではなく防御をすり抜けるタイプか、あるいは衝撃が発生する座標が攻撃が当たった点からズレているものなのだろう。
ノイトは再び空を斬る。その軌道上にサバルネの拳が通ると、今度は高速の一撃となった。ノイトは右肩でその拳を受けた。
(やっぱり......武器で防御すればこいつの攻撃との距離が空いて僕の体がある位置が衝撃を直に受けるけど、防御しなければ余計な衝撃が来ることはないな。純粋な拳の一撃であれば魔力で肉体強化をしていれば問題はない!)
サバルネの次の拳が飛んできたが、それは動きが止まったように遅くなった。
(何故だ......?! 先程から攻撃が遅くなったり速くなったり......まるで何かのラグがあるような...。速度を吸収されているわけではない。ただ物理的に遅くなった分、速くなった分の埋め合わせが後で来るだけ。こちらの感覚的には速度は変わっていない!)
サバルネは自身の攻撃が遅くなっていると視覚的に判断した瞬間、勢いよく腕を引き戻した。しかし、物理的な座標として慣性に逆らうのが簡単でも、腕にかかる感覚と負荷は変わらない。出した拳を無理やり引き戻すと慣性で前方に向かっていた血液が拳の先に集まる。遠心力でマヨネーズやケチャップの容器を振り回すと外側に中身が溜まるのと似たことである。
[斜体]「ぐあっ!!」[/斜体]
「腕が千切れない程度に調整しておいて良かったね。」
ノイトの声が聞こえる方を向くといつの間にか背後に回っていたノイトに斬られた。サバルネを斬ったときに金属がぶつかったような音がしたが、それも関係なく【[漢字]時憶の指針[/漢字][ふりがな]トオクノハリ[/ふりがな]】が断つ。ボディアーマー程度の硬度であれば余裕で斬ることができるようだ。
(ふぅ......これでこっち側に居た幹部は全員倒せたかな。姿の模倣に精神干渉に純粋な剣術と体術......。組織としては十分に戦力になってたんだろうけど、僕の魔法がちょっと上回っちゃってたかな......。まぁ、相手は一応生身の人間だし。)
残る幹部は5人。ノイトは来た道を引き返して2人の元へと向かうのだった。

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ]エリア〚ラクスドルム大陸/占星都市・ステリアル〛[/中央寄せ]

フィルマリーは占星都市・ステリアルのとある名家の屋敷を訪れていた。客室のソファでフィルマリーはこの屋敷の主であるロスネクト家の当主と話していた。
「...つまり、その“大災害セフィロト”が具体的にいつ来るのかを調べれば良いのですね。」
「はい、お願いします。......それと、少し別件でお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「えぇ、大丈夫ですよ。どうかなさいましたか?」
フィルマリーは真っ直ぐと当主のリベラを見て口を開いた。
「リベラさんは、転生者って信じますか?」
フィルマリーの言葉で2人の間に静寂が通ったが、リベラは微笑んで答える。
「えぇ、信じますよ。......そうですね、あなたにならお話しして良いでしょう。」
「......?」
「実は、我がロスネクト家は代々転生者が生まれやすいのです。私の娘もそうです。でなければ、幼少期からあんなに悲しい顔を見せることもなかったでしょうしね。」
(娘さんが...魔力の質からして.......恐らくは。)
リベラのどこか寂しそうな表情を見つめながらフィルマリーが恐る恐る尋ねた。
「リーリャさんの、ことですよね。」
リベラが目を丸くする。当たっていたようだ。
「リーリャさんは今ノイトさんという男の子と一緒に旅をしています。今は諸事情で別行動のようですけれど、ノイトさんはこの大陸に用事があって別の所にいるはずです。」
「リーリャが......。」
「ノイトさんから聞いた話ではノイトさんはノルティーク大陸のノルストラという都市の近くにあるミストルという町で時計塔の管理をしていたそうです。ある日そこにリーリャさんが現れたと......。」
リベラの視線が落ち、カップに入った紅茶に安心したような表情が映っているのが分かった。
「そうですか...あの子はある日突然居なくなってしまったのですが......無事だったのですね。本当に良かった.........。わざわざ伝えてくださり、ありがとうございます!」
立ち上がって頭を下げるリベラを見て今度はフィルマリーが目を丸くした。
「いえいえ、そんな!私が偶然ノイトさんとリーリャさんのことを知っていただけですよ!」
「この御恩は忘れません。フィルマリーさんのご希望通り、“大災害セフィロト”についての情報を私も出来るだけ集めてみましょう。」
「あ、ありがとうございます......。私からも知っている情報は提供いたします!」
フィルマリーはノルストラの地下書庫から特別に持ち出し許可を貰った書物をマジックバッグから取り出した。それを開いてあるページで指を指す。
「まずはこれを見てください。『“大災害セフィロト” この災害は世界のシステムそのものである。これは10のセフィラと呼ばれる機構と21のパスと呼ばれる機構と本体からなるもので、すべてのパスを止めない限りはそれに対応するセフィラは正常な状態を保ち、すべてのセフィラを止めない限りは本体への干渉もままならない。』」
「......つまり、手順さえ踏めば干渉自体は不可能ではないと。先人たちはそこまで辿り着き、183年後......3ヶ月後までにこの災害を延期させることが出来たということですね。」
「はい。ただ、このセフィラやパスについての文献が見当たらなくて......。そこで外界の叡智を持つとされる、“転生者”の知識が必要なんです。“大災害セフィロト”の具体的な日時だけではなくこの世界に居る転生者についても占っていただけないでしょうか!」
「......分かりました。私も全力で協力させていただきます。」
「ありがとうございます!」
リベラは早速フィルマリーを連れて屋敷の中央にある巨大なアトリウムのロビーへと向かった。アトリウムの天井部分の窓にはローマ数字のようなものが付いていて、リベラが手に持っていた地図を掲げると地形が浮かび上がって上空に張り付く。
「まずは“大災害セフィロト”がの本体が発生する位置を占います。今の時間からであればあと数分で星が見えるようになりますので、今しばらくお待ち下さい。」
日は沈み、月が昇る。やがてアトリウムから光り輝く星が見え、浮かび上がっていた地形のある点同士を結んだ先に一段と輝く星が映る。フィルマリーはそれを見据えて呟いた。
「ここは......サクルロイスですかね...?」
「恐らく。このまま日時も割り出します。」
周囲の星がゆっくりと流れていき、ローマ数字が書かれているアトリウムを時計盤としてその時刻を映し出した。
「3ヶ月後なのであれば、第2の週の4日目です。時刻は......午前4時06分頃。」
「うわぁ......朝早いですね〜...。早起き出来るんでしょうか?」
口調の割には真剣な目つきだ。今までフィルマリーが他の誰にも見せたことがないような鋭い目線。フィルマリー程の魔道士だからこそ分かるのだ。単なる伝説ではなく、実際に迫りくる危機を薄っすらと感じる。
「......それでは次に、転生者の位置を割り出します。」
ゆっくりと星が流れていき、再び位置を示す。
「これは......。」
「意外と居るものなんですね.........私も驚きましたよ。世界に片手の指に収まる程しか居ないと思ってましたが......。それにしても、まさかこんなに集中しているんなんて......。」
ノルティーク大陸を示す星の数は3つ。それがすべてノルストラに集中していた。そして、ヴェルグランド大陸には2つ。ディアスムングロール大陸には反応がないが、ラクスドルム大陸には5つ。
フィルマリーはそれを手元の書類に記録してからリベラに礼を言う。
「リベラさん、ありがとうございました!リーリャさんに何か伝えておきたいことがあれば伝言承りますけど......。」
「ありがとうございます。それなら......自分の考えをしっかりと持って、悔いのない人生を送るように伝えておいていただけますか?」
「分かりました、ちゃんと伝えてきます!それでは私はこれで!!」
再び頭を下げたフィルマリーはロスネクト家の屋敷を後にした。外は当然もう暗くなっていて、夜空には星が浮かんでいる。フィルマリーはたまには『[漢字]門[/漢字][ふりがな]ゲート[/ふりがな]』まで歩いてみようと思い星空の下を歩きながら考え事をして帰ることにした。
(“大災害セフィロト”......恐らくあれを止める鍵は転生者の人たちにある......。この世界に10人居る転生者の中で分かっているのはリーリャさん...。ノイトさんと初めて出会ったときは記憶がなかったようだし、記憶も何か関係があるのかも......。)
フィルマリーは俯きながら考えている。何かが引っかかってもどかしい。
(んん......何かが引っかかってる......一体何が.........。)
ふと空を見上げると白く光る星があった。
(白い光。白。皓......皓い斬撃......。)
妙な胸騒ぎがして振り返る。もちろんそこには誰も居ないが、確かにフィルマリーは何かを感じていた。核心の横を撫でているような感覚。
「......ノイトさん?」


作者メッセージ

 作者の御鏡 梟(みかがみ きょう)です。
今回はノイトたちと組織の幹部の戦闘と“大災害セフィロト”の存在について描きました。次回もお楽しみに!!
本作を読んでの感想の他、キャラクターや世界観についての質問も受付けています。
本作品を読んでいただき、ありがとうございました!!

2026/04/12 16:33

御鏡 梟 ID:≫ m9kR/WFBrng.A
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