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本作は一部を除きフィクションです。
一部を除き、実在する人物、出来事、組織とは関係ありません。

また、一部微細な暴力表現が含まれている場合があります。
これを苦手とする方は閲覧をお控えいただくことをお勧めします。

【せかゆめ1周年!これからもよろしくお願いします!】

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世界に溢れる夢

#110

110.知音

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

(ハァ......温かい.........。)
リーリャはもう既にシャワーを浴びて湯船に浸かっていた。人の家だという実感があまり感じられないが、一応ノイトの家である。リーリャは今日一日であったことを整理した。
(今朝起きてから買い物に行こうとしたら“全能の魔神”が現れて...途中でノイトと一緒にやられちゃったんだよね...?それでその後気が付いたらこっちの世界に居て、図書館とスーパーとコンサートホールと病院に...。コンサートホールでは、うっかり好きだって呟いちゃったけど、ノイトは受け止めるだけじゃなくて受け入れてくれて良かった...。)
お湯と湯気の熱のせいか顔が赤くなっていくのを感じながら、リーリャはあることに気が付いた。
(...ハッ!待ってこのままあんまり長風呂しちゃうとノイトが戻ってきちゃわない!? ノイトなら大丈夫......だけど、私は......。)
ノイトもリーリャも、ちゃんと一線は守る主義の人間である。メルクやリュミエはノイトに多少そっち系の絡み方をすることはあるものの、ノイトはあまり好んでいない。
(ダメだよ、すぐに上がらないと。普通に引かれちゃう...!)
ノイトが帰って来る前にと湯船から上がってすぐにタオルで水滴を拭いて着替える。間に合ったと安堵したのもつかの間、リーリャはあることに気が付いた。
(あれっ!? 着替え...もう、帰ってきてたの!?)
バンッと勢いよくドアを開けて電気が付いているLDKの方へと向かい、その中へと入るや否や。
「ノイトっ!」
「うわっ...どうしたの?」
「...帰ってきてたなら声かけてよ...。」
「いや、入浴中の女子に声かけたらまずいでしょ。」
慌てているリーリャと、冷静なノイト。当然冷静なノイトの方がツッコミのキレが鋭い。
「うっ...それは、そうだけど......。っていうか!ちゃんと必要なもの全部買ってきてくれてたんじゃん...。そういうの、もしかして初めてじゃないのかな〜って...?」
苦し紛れに煽るが、ノイトは顔色一つ変えずに答えた。
(...まぁ、そう来るか......。)
「いや、初めてだけど...何か問題でも?」
「ふ〜ん...初めてなのにちゃ〜んと下着まで買ってきて......私に似合いそうだとか思ってたんじゃないのぉ〜?」
今自分が言った言葉が頭の中でリフレインして顔が赤くなるのを感じながら、ノイトの答えに集中することで気を紛らわせようとする。対するノイトは焦っている様子もないようだ。
「別に、そういうものでしょ?」
ノイトの圧勝。リーリャは何も言い返せずにソファにダイブした。
「...リーリャ?」
「あ〜あ〜聞こえな〜い!現実逃避 現実逃避〜!」
「子どもみたい...。」
「まだ子どもだよっ!...っ///!」
リーリャは顔をソファの上に置いてあったクッションに埋める。ノイトはキッチンから夕食を運んできてソファの前のテーブルに並べた。
「ほら、ちょっとだけ早いけど夕ご飯出来たから食べよ?」
「むぅ......。」
「いただきま〜す。」
「...いただきます。」
ノイトが作った生姜焼きを一口食べると、リーリャの機嫌は元に戻った。
「ん!おいしい!!」
「単純な女。」
「はぁ〜!? 違います〜!っていうか、私の方がもうノイトのこと超えすぎて逆に見えてるんじゃないの?」
「人格崩壊すごいね。」
「分人だよ!」
「はいはい。まぁ、僕のこと超えてるって思い込んでるくらいだし、僕のこと何でも分かる?」
「当然でしょ!ほぼずっと一緒に居たんだから。」
「じゃあ...僕の前世での名前、分かるよね?」
リーリャは固まった。先程の病院でノイトが持っていた資料の数は2つ。しかし、リーリャは自分の名前が載っている方しか見ていない。もう片方の、前世のノイトの名前が載っているであろう資料は見逃してしまったのだ。
「......分かんない、です。」
「あはは...だろうね。」
「じゃあ、教えて。......それと、さっきの私の名前のやつパクったでしょ...!」
「えへっ。」
「“えへっ”って何⋯⋯!」
真顔でそう言ってみせたノイトに、リーリャのペースは完全に持っていかれている。
(うぅ...このままじゃ絶対ノイトに勝てない......。)
「フッフッフッ......まぁ、どうしても知りたいようならしょうがないから教えてあげても良いけど?」
その瞬間、リーリャの脳内に一縷の閃光が走った。そう、これは先程の展開と似ている。あの、リーリャの煽りがノイトに肯定されるようにして虚を突かれたときと同じだ。
(これは...ノイトがくれたチャンス!掴まないと...!!)
「うん、どうしても知りた〜い!お願いノイト、教えて〜!!」
「えぇ...どうしよっかなぁ...。」
「お願い!さっき私も教えてあげたでしょ?」
「ん〜。」
「せっかく乗ってあげたのに...。」
「僕がリーリャを引き込んだんだよ。」
「ピエロ。ペテン師。」
「言葉の魔術師とでも言ったほうが近いかな〜。」
「酷い慢心だぁ...。」
「余裕は持っておきたいからね〜。焦るの嫌だし。」
2人の会話のドッジボールはなかなか決着が付かないまま続く。そして、ようやく拮抗に綻びが生まれた。
「言うは易しだね。」
「意味が違うでしょ!」
「解釈の違い。」
「屁理屈。」
リーリャの言葉に一瞬ノイトが飛ばす言葉のナイフの雨が止む。それを機に、リーリャがノイトを追い詰めていった。
「今、認めたでしょ?一瞬だけど、認めたよね?ね?」
「...事実は事実だしね。それも解釈の一つだよ。」
「随分余裕なんだね?」
「まぁ、まだ余裕はあるし。」
「へぇ〜?ふ〜ん?そうやって余裕ぶって安心してるんでしょ?」
「そうだけど?」
「また認めた〜。でも、強がるのも程々にしないとぉ...負けた時ツラくない?」
「負けなければ良いだけでしょ。」
「強がり!」
「勘違い!」
「事実!」
「ぐぬっ......。」
ついにノイトが黙った。ノイトは自分なりの定義を相手へと押し付けて納得させることで自身の得意に引き込むことが得意である。しかし、定義を張れば張るほどに相手だけではなく自分も縛られていく。定義は定言命法。そう考えているノイトにとっては尚更効果は抜群だ。
「ふふふっ...!! 」
「あ〜、マジかよ...やられたぁ...。参りました。」
「あっはっは〜、それじゃあノイトの前世の名前教えて?」
「まだそれ引きずってんの...?」
「当たり前でしょ〜?今この世界に居るのはノイトと私だけなんだから。」
「ハァ...まぁ、しょうがないか。」
ノイトはリーリャに自分の前世での名前を明かした。
「僕の前世での名前は、澪凪 弥哲。ミサトだよ。」
「...これが大人の、ってやつ...?」
「帰っても続きはしないよ?」
「うん...それじゃあ、今から2人の時は“澪凪くん”って呼ぼうかな〜?かっこいい名前だし〜。」
「普通に転生後の名前で良いでしょ。」
そんなこんなで夕食を食べ終え、ノイトは脱衣所へと向かった。
「ばぁっ!ノ〜イトっ、背中流してあげよっか?」
「要らん!必要ない!」
ノイトはすぐにドアを閉めてしまった。リーリャは仕方なくノイトの趣味部屋へと上がり、何があるのか見漁っている。
「...あっ。」
リーリャの目に留まったのは机の上のノート。中を開くと、色々な言葉とその意味が書かれている。
(へぇ...もしかして、これ全部頭の中に入ってるのかな...?)
途中である言葉を見つけてページをめくる手を止めた。
「[小文字]オ パ キャマラド......。[/小文字]」
その言葉は先程ノイトが呟いていたものだ。どうやら、意味は“歩調を合わせて、友よ”のようだ。このノートにこの言葉が書いてあったということは、ノイトはこの言葉をリーリャに伝えたかったのかもしれない。
(ノイト......。)
そのまま他の言葉も読んでいると、いつの間にかノイトが風呂から上がってきていた。
「リーリャ、ここに居たんだ。」
「あっ、うん。」
ノイトが着ている服はあちらの世界のものとは違う、よりこの世界に合っているもの。今までずっとファンタジー世界のものを着ていたため、こちらの方が新鮮に感じられる。
「ん、どうした〜?」
「ううん、何でもないよ。」
リーリャはノイトの部屋のベッドに腰掛けてノイトの尋ねた。
「ねぇノイト?」
「何?」
「ノイトさ...さっきわざと曖昧な返事にしたでしょ。」
「何のこと...?」
「いや、コンサートホールの...。」
「あぁ...。」
ノイトは先程リーリャの告白に対して確かにやや曖昧な返事をした。ストレートに言ってしまわないように気をつけようとしていたのだが、却ってそれがあまり気に召されなかったらしい。
「んん...まぁ、別に良いんだけどさ......。」
リーリャはノイトの服の袖を軽く握る。
「その...私はちゃんと言ったつもりだから、気持ちは返して欲しいな、って...。」
(前世の世界でラブコメしてきました〜、って言ったら向こうでの人間関係が崩壊しそうだな...。)
「...分かった。......疲れたし、今日はもう寝ようか。布団あるから出しておくね。」
目が覚めたらまた戻ることが出来ているかもしれない。そう思ってこの世界で必要なものは持っていけるようなら持っていくことにした。ノイトはリーリャ用の布団をクローゼットから引っ張り出して床に敷き、1階へと降りる。
(え〜っと...あった。あとは、これも必要かな?)
ノイトは色々なものをリュックに詰め、それを背負った状態で2階へと戻った。
「あ、ノイト...。その荷物は?」
「目が覚めたら向こうに戻ってるかもしれないでしょ?なんならそうじゃないと困るんだけど...。出来る限りの準備はしておきたくてね。」
「そっか......。ねぇ、もし片方だけしか戻れなかったら...どうする?」
リーリャは不安そうな表情で俯いたが、ノイトはリーリャの肩に手を乗せて語りかけた。
「大丈夫。もう置いていったりしないよ。約束する。」
「それじゃあ...手、繋ぐ?そしたら離れないでしょ。」
「らっこみたいだね。そんじゃあまぁ、それでいっか。」
電気を消してベッドに横になったノイトは、床に敷いた布団で寝るリーリャと手を繋いだ。
「...ノイト?」
「どうしたの、リーリャ?」
「絶対、離さないでね?」
「離さないって。」
「絶対だよ?」
「はいはい。」
少し手を握る力を強めたら安心したのか、リーリャはやがて静かに寝息を立てて眠りに落ちた。
(寝た...僕も寝ないとな...。必要なものは揃った。後は翌朝にでも向こうに自然に戻っていればベストだ。)
目を閉じる前に横を向いたノイトの視界には、リーリャの無垢な寝顔が映る。それを見て安心したノイトも、目を閉じた。
「おやすみ。リーリャ。」

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

(ハァ...ハァ...!まだ何とか、戦えッる...!)
肺に空気が行き渡っていないのを感じる。だが、それでも前へと進み続ける。背中に響く鈍い痛み。足は前に出すのもツラい。それでも、まだ諦めるわけには行かない。

(私は...まだッ、こんな所では死ねないッ!)
ここで終わってしまっては大事な人だけではなくその人が何気なく生きていく未来もなくなってしまう。後で後悔はしたくない。まだ何か出来たのではないか、と自分を責めるような真似は、彼が望んでいることではないからだ。

メルクもリュミエも限界に近かった。回復した魔力も再び底を突き、体力もほぼ残っていない。それでも2人は前線に立って戦い続ける。ノイトが戻って来るのを信じて。
レイクやカメリアも前線に出ているが、まだ“全能の魔神”アレソティラスは倒れない。ルミナスとフィルマリーが動かないノイトとリーリャを見守る中、リオールやロズウェル、イグ、ラルカも前線で戦っている。ノイトとリーリャが気を失ってから、何時間過ぎただろうか。この戦闘によって戦力は消耗品のように摩耗していき、極限状態が続いていた。
ルミナスはノイトから貰ったオルゴールとノイトの手を握りしめながらずっとノイトに声をかけている。
[太字][明朝体]「お兄ちゃん...!お願いです、目を覚ましてください...!!」[/明朝体][/太字]
フィルマリーも回復魔術でノイトとリーリャの状態を少しでもよくする。
「ノイトさん、リーリャさん。皆さん頑張ってますよ。でも、長くは持たない...お願いです!戻ってきてください!!」
魔神との戦闘で激しく金属同士がぶつかるような音が響く中、それすらも聞こえなくなる程に意識はノイトに向けられていた。その時、ルミナスの視界の端から黒い何かが飛んでくる。それに気づくのが遅れたルミナスが振り向いた瞬間にはもう目の前までそれが来ている。

[中央寄せ][大文字][明朝体][太字][斜体]〈バリィィンッ〉[/斜体][/太字][/明朝体][/大文字][/中央寄せ]

しかし、それはルミナスには当たらなかった。咄嗟に飛んできたドメリアスとイルムが防御魔法を展開していたからだ。
「ルミナス様!ご無事ですか?!」
[太字][明朝体]「イルム!それに、ドメリアスさんも!」[/明朝体][/太字]
「王女殿下、ここまで人手が足りていない状態で何をされているんです?」
[太字][明朝体]「お兄ちゃんの...ノイト様の介抱です。」[/明朝体][/太字]
「あぁ〜...なるほど、理解しました。イルム、容態は?」
「息はあります。脈拍も正常...。額に血の後は残っていますが、恐らく止血はされているかと思われます。」
「そうか...。王女殿下、そのまま介抱を続けてください。ただ、恐らくずっとそのようにしているだけではノイトは目を覚まさないと思いますよ。...俺は[漢字]前線[/漢字][ふりがな]あっち[/ふりがな]の援護に向かいます。」
[太字][明朝体]「イルム...私は一体どうすれば良いのでしょうか...?!」[/明朝体][/太字]
「そうですね...見たところ回復魔術での回復で傷は塞がっているようですし......精神的な回復を待つのがよろしいかと。」
[太字][明朝体]「精神的な回復......。それは、どうしても待たなければいけないものなのでしょうか?!」[/明朝体][/太字]
「ルミナス様、焦りは禁物です。焦ったところで結果が早く出てくることはありません。今はただ、待つことしか出来ないんです。」
[斜体][太字]「もう待っていられませんよ!!」[/太字][/斜体]
そこで声をあげたのはフィルマリーだ。歪んでしまった杖を握りしめている手と声は震えている。しかし、その口から出るのはただ悲痛な1人の女性の叫びだった。
[太字][斜体]「もう、何時間も戦っているんですよ?! ノイトさんが瀕死の状態からもう少なくとも5時間...日も暮れてきました...!まだ待つなんて、無理です!!」[/斜体][/太字]
「しかし...正確なデータの収集には時間がかかるもので...」
[太字][斜体]「正確な状態じゃないといけないんですか?! ノイトさんならきっと、この世界に完璧なものはないと言います!それを補うのが魔法や魔術でしょう!! 私が愛したものは、そんなものじゃないです.........違いますか!!」[/斜体][/太字]
「それは...。」
俯いて歯を食いしばったたフィルマリーの目から涙が流れ落ちる。それは地面を一時的に湿らせるが、その涙が残り続けることはない。そして、それには荒れ地をオアシスに変えたり理想を現実にする力もない。それでも流れ続けるのは、それが世界を変えたいと思って流れたものではないから。その涙は、世界にたった1人の人間のために流されている。
「...それでも、私は現実から目を背けるような真似はしたくないんです。魔法を過信したせいで、私の家族や友達は亡くなってしまったのですから...。」
[太字][斜体]「私は!!............私は........................。」[/斜体][/太字]
フィルマリーがゆっくりと顔を上げる。その瞳には不安と僅かな絶望が宿っていた。
[太字][斜体]「ただ自分が愛したい゙ものを゙、信じてる゙だけな゙んですッ!それを他でもな゙い私が裏切ってしまったら、もうどうしようもないじゃないですか!!」[/斜体][/太字]
今まで押さえていた感情が爆発する。ただの八つ当たりでしかないことは分かっているが、それでもそれを1人で抱え込める程フィルマリーは強い人間ではない。ストレスのせいか、次第に魔力が溢れ出して髪型もほんの少し荒れてきた。
[太字][斜体]「[漢字]鐫愛[/漢字][ふりがな]せんあい[/ふりがな]する人を待っているだけなんて、出来ないですよ!!」[/斜体][/太字]
イルムもフィルマリーも口を挟むことは出来ない。彼女にとってはノイトがそれだけ......否、それ程大切な人間なのだということが犇々と伝わってくるから。
ルミナスはオルゴールを開く。すると、切ない程に優しく儚い旋律が流れた。小箱から溢れ出したその音色はノイトたちを包み込み、精神的な疲労も癒やすものであった。
やがて、ノイトの手が僅かに動く。
「「[太字][明朝体]「!!」[/明朝体][/太字]」」
フィルマリーが咄嗟に駆け寄り、ノイトの手を握った。
「ノイトさん!聞こえますか?! ノイトさん!!」
ルミナスもノイトの手をぎゅっと握りしめて声をかける。
[太字][明朝体]「お兄ちゃん!起きて!! メルク様やリュミエさんが!」[/明朝体][/太字]
再びピクリと手が動き、今度は瞼が震えだした。そして、深く息を吐いたノイトはゆっくりと目を開く。
[太字][明朝体]「お兄ちゃん!!」[/明朝体][/太字]「ノイトさん!!」
ノイトの視界には自分の手を握って涙目でこちらを見ている王女と元・魔道士。ノイトは2人の顔を見て安心した。
「ハハッ...ただいま。」
涙を拭ったルミナスとフィルマリーは笑顔で返事をする。
「[太字][明朝体]「おかえりなさい!」[/明朝体][/太字]」
「...さて、と.........。」
ノイトがいきなり立ち上がり、2人は心配する。
「え!ノイトさん!? いきなり起き上がったりしたらダメですよ...!」
[太字][明朝体]「そうですよ!まだ休んでてくださ、い.........?」[/明朝体][/太字]
ノイトの全身から異様な程に魔力が溢れ出している。ノイトが俯いているため表情はよく見えないが、2人は目を丸くしてただ目の前に立っているノイトを見つめることしか出来なかった。
[太字][明朝体]「お兄、ちゃん...?」[/明朝体][/太字]「ノイト、さん...?」
[太字][大文字][斜体]「ハァ.........。」[/斜体][/大文字][/太字]
ノイトのため息が身体の深奥まで響く。やがてノイトは口を開いた。
[太字][大文字][斜体]「行くか。」[/斜体][/大文字][/太字]

その言葉を残し、次の瞬間には“全能の魔神”の元へと駆る。


作者メッセージ

 作者の御鏡 梟(みかがみ きょう)です。
今回で前世回帰篇も終わり、いよいよ次回からは“全能の魔神”後篇に突入します!果たしてノイトは、“全能の魔神”との再戦でどのように活躍するのか?次回もお楽しみに!!
本作を読んでの感想の他、キャラクターや世界観についての考察も受付けています。
本作品を読んでいただき、ありがとうございました!!

[追記]
リーリャもちゃんと目を覚ましてますが、寝ぼけててノイトへとかけられたルミナスやフィルマリーの声を聞き流しながらボーっとしてます。

2026/02/22 23:19

御鏡 梟 ID:≫ m9kR/WFBrng.A
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