二次創作
副兵長は。
ある日のこと。
家の外が急に騒がしくなった。
どうやら、誰かが盗みに働いたらしい。
家の周辺に出ることは許されていたので、私は家から出てみることにした。
すると―
一人の少年が何人かの男から逃げていた。
ここは地下街。盗みなどは日常茶飯事だ。
生きるための盗みなのだから私は別に[漢字]ここ[/漢字][ふりがな]今世[/ふりがな]ではどうってことない。
助けることに理由なんて存在しない。ので助ける。
私の家は丁度、男たちからの死角に位置していたので、家のドアを開け、大きく少年の方に手を振った。
「お兄ちゃん、こっち!」
「!…[小文字]くっ[/小文字]…」
少年は私に気づくと、男たちから振り切って私の家に転がり込んだ。
そのまま壁に寄りかかり、息を整え始めた。
「あらあら~○○は優しいわね~」
私が助けた様子を見ていたお母さんは食器を洗いながら言った。
「そう?困っている人がいたら、助けないと!」
対する私は幼児っぽく…否、完全に幼児の言葉で言った。
体の年齢に引っ張られているからしょうがない。
「ねぇねぇ、大丈夫?」
私はそのまま息を整え終えたであろう、少年に話しかけた。
「…あぁ、お前のおかげで逃げ切れたみたいだ。」
外をちらりと見ると、さっきの男たちは遠くにいた。
…上手く撒けたみたいだ。
「よかった!わたしね、○○!●●・キーリスっていうの!」
「…[太字]リヴァイ[/太字]だ。」
リヴァイ、かぁ…。リヴァイで思いつくのは、前世であったマンガ「進撃の巨人」のリヴァイ兵長か、そのモデル(名)になったというリヴァイ少年だな。
…?この少年の容姿…。
少年―リヴァイはツーブロックの刈り上げ頭で、前髪先端分けの髪型、目力の強い特徴的な三白眼。
まさか…まさか…[大文字]“リヴァイ兵長”[/大文字]…?
前世の推しが目の前にいた。しかも、兵長じゃない頃の。
…[大文字]ということは私、「進撃の巨人」の世界にいるの?[/大文字]
一番行きたくなかった&行ってみたい気持ちもあった世界。
今更ながらにやべーことに気づいたのであった。
家の外が急に騒がしくなった。
どうやら、誰かが盗みに働いたらしい。
家の周辺に出ることは許されていたので、私は家から出てみることにした。
すると―
一人の少年が何人かの男から逃げていた。
ここは地下街。盗みなどは日常茶飯事だ。
生きるための盗みなのだから私は別に[漢字]ここ[/漢字][ふりがな]今世[/ふりがな]ではどうってことない。
助けることに理由なんて存在しない。ので助ける。
私の家は丁度、男たちからの死角に位置していたので、家のドアを開け、大きく少年の方に手を振った。
「お兄ちゃん、こっち!」
「!…[小文字]くっ[/小文字]…」
少年は私に気づくと、男たちから振り切って私の家に転がり込んだ。
そのまま壁に寄りかかり、息を整え始めた。
「あらあら~○○は優しいわね~」
私が助けた様子を見ていたお母さんは食器を洗いながら言った。
「そう?困っている人がいたら、助けないと!」
対する私は幼児っぽく…否、完全に幼児の言葉で言った。
体の年齢に引っ張られているからしょうがない。
「ねぇねぇ、大丈夫?」
私はそのまま息を整え終えたであろう、少年に話しかけた。
「…あぁ、お前のおかげで逃げ切れたみたいだ。」
外をちらりと見ると、さっきの男たちは遠くにいた。
…上手く撒けたみたいだ。
「よかった!わたしね、○○!●●・キーリスっていうの!」
「…[太字]リヴァイ[/太字]だ。」
リヴァイ、かぁ…。リヴァイで思いつくのは、前世であったマンガ「進撃の巨人」のリヴァイ兵長か、そのモデル(名)になったというリヴァイ少年だな。
…?この少年の容姿…。
少年―リヴァイはツーブロックの刈り上げ頭で、前髪先端分けの髪型、目力の強い特徴的な三白眼。
まさか…まさか…[大文字]“リヴァイ兵長”[/大文字]…?
前世の推しが目の前にいた。しかも、兵長じゃない頃の。
…[大文字]ということは私、「進撃の巨人」の世界にいるの?[/大文字]
一番行きたくなかった&行ってみたい気持ちもあった世界。
今更ながらにやべーことに気づいたのであった。
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