- 閲覧前にご確認ください -

※一応、奇病です。

文字サイズ変更

晴れでも雨でもない

#4

 

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
まだまだ面白い話はある。
たとえば〜…
[中央寄せ]・・[/中央寄せ]
僕は今朝看護師さんから貰ったポスターを見ている。これは、入院している人を元気づけよう!みたいなイベントの一環で病院で映画が観れるという宣伝ポスターらしい。「一人で観に行くのもアレだしな」なんて考えていると、
[中央寄せ]「それ、どうしたの?」[/中央寄せ]
と雨宮が聞いてきた。僕はポスターを見せた。そしたら、雨宮は「一緒に行こう!」と言い出した。まぁ、断るのも面倒だし行くかと了承した。映画のジャンルは“ホラー”らしいが雨宮はルンルンしている。あいつ、そういう系は大丈夫なんだ。
[明朝体]映画鑑賞中[/明朝体]
へ〜。この映画かなり作り込まれてて結構怖いな…でも、まぁまぁ大丈夫だな。雨宮の方はというと…まじで震えてる、てか半泣き状態(笑)さっき、
[中央寄せ]「手…握ってて…怖い(震)」[/中央寄せ]
と言ってきたから、手、握ってるけど、怖いシーンが来る度に、ギュッって力込めてくるから本当に面白い。雨宮の反応が面白すぎて、映画の内容半分すら入ってこない(笑)雨宮にもこんな一面があるんだな。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
今でもこの話を思い出す度に、一人で笑う(笑)
あー、あと他には〜…
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ]「ゲッ、蝶入ってきた…」[/中央寄せ]
僕は、外が晴れてたから病室の窓を開けてただけなのに。昔は、手袋を付け忘れる事が多くて、よく色々な物を宝石にしてた。物ならまだしも、生き物は流石に宝石にしたくなかった。でも、小さい頃、蝶を手袋付けずに触って宝石にしてしまったんだよな〜…あれは、今でも罪悪感が拭えない。その件もあり、今でも虫全般手袋を付けていても、触るのに抵抗感がある。今は丁度、雨宮もいないから頼る事も出来ないし…うわ…どうしよ…
[明朝体]数分後[/明朝体]
[中央寄せ]「なんでこうなった?」[/中央寄せ]
僕の頭の上には、病室に入ってきた蝶が乗ってる。正直、クソほど嫌だ。取りたいけど、触りたくないし…てか、本当に雨宮帰ってこないんだけど…(微怒
[明朝体]ガラガラガラ/パサッ[/明朝体]
お!雨宮が扉開けたおかげで、蝶が飛んでった。でも、やっぱり雨宮は許せない…(ムス
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
今思い出したら、雨宮が可哀想だな。この後、僕は100:0で僕が悪いのに雨宮のせいにして、理由も言わずに拗ねてたな〜アハハ、ハ…雨宮、まじごめん…
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

ここまで読んで頂きありがとうございます!
実は、もう1個思い出話を書いていたのですが、
ボツにしました(笑)
次話もお楽しみに!

2024/10/27 16:59

せな⚡️ ID:≫1pvxOJtmWA4L2
続きを執筆
小説を編集
/ 4

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL