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※一応、奇病です。

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晴れでも雨でもない

#1

 

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
ん、んん…
カーテンの隙間から朝日が差し込んできて、眩しくて目を覚ました。
別に目を覚さなくても良かったんだけどね…
僕の名前は「晴人(はると)」
僕は[太字][斜体]触石病[/斜体][/太字]を患っている。
名前の通り、触ったものは人間含め物全て、宝石にしてしまう。しかし、布だけは変化が見られない為、常時手袋を付けている。
正直、こんな自分が嫌でしょうがない。こんな病気のせいで、親にはお金だけ積まれて捨てられた。なんとかその金で入院している。もうじき、危ないだろうけど。
[小文字]早くタヒねないかな…[/小文字]
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[明朝体]ガラガラガラ[/明朝体]
いつも来てくれる看護師さんが入ってきた。
この人は、いつも明るく、こんな僕にも気にかけてくれる。属にいう、凄く良い人だ。
「おはよう。晴人くん。今日も良い夢見れた?
 朝ご飯と薬置いておくね。
 あ!そうだ!今日ね、この病室に新しい子が
 来るらしいよ!仲良くしてあげてね(ニコ」
はぁ…また新しい子が来るのか。別に、新しい子が来るのが嫌という訳ではない。ただ、大体の場合、骨折だとか何だとかで、すぐに退院してしまう。その子達がどうしても憎らしい。こんな気持ちを抱くのは、正直間違ってると思う。こんな所も僕は嫌いだ。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
丁度、昼ご飯も食べ終わり暇を持て余している時だった。
窓の外を見ると、晴れていて気持ちがよさそうだ。そう思っても、もう「外に行こう」なんて思わなくなってきた。
[明朝体]ガラガラガラ[/明朝体]
新しい子がやってきたんだろう。
「こんにちは(ニコ。俺は「雨宮(あめみや)」。
 バスケの大会で足骨折して入院する事になってさ!
 これから、よろしく(ニコ」
「僕は晴人(はると)。よろしく…」
名前とは裏腹に凄く明るい、The陽キャが来た。
なんとなく、騒がしくなりそうだ。
でも、どうせこの子もすぐ退院するんだろうな…
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

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作者メッセージ

ここまで読んで頂きありがとうございます!
またもや新連載ですね!
今回はすぐに完結する予定です!
初めて奇病の話書くので、変だったらすみません。
次話もお楽しみに!

2024/10/25 16:45

せな⚡️ ID:≫1psYNKVv43oIM
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