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異国の勇者

#8


リアム「どうやら本格的に魔神と邪神をぶっ殺す時が来たようだな」
リアムは少しだけ高揚していた。

王国軍「そこの勇者、我が国を救ってくれたお礼をしたいのだが」

リアム「いや、断っておく。」

王国軍「え、いや、なぜ!?」

リアム「急用だ、また今度魔神と邪神をぶっ殺したらな」
そう言ってリアムは、[漢字]瞬間移動魔法陣[/漢字][ふりがな]テレポート[/ふりがな]でその場を去った。

[太字]テレポート[/太字]これは特定の場所に魔法陣をあらかじめ設置しておくことにより体が分子移動を行い素早く設置場所に着く。

リアム「はあ、これをするとめまいや吐き気がするんだよな」
リアムが来たのは森林大陸最北端ビスコ森林大陸で最も寒い場所である。

リアム「相変わらず寒いな〜」
ララ「あ、リアム!またテレポート使ったでしょ!」
リアム「別にいいだろ?」
ララ「よくないわよ!あんた犯罪で捕まるよ!?」

そう、テレポートは実際やってわいけない。このテレポートは少しでもミスをすると、
体の一部を無くしてしまうことがある。だから禁止魔法陣として扱われている。

ララ「てか、まずうちに魔法陣設置しないでよね!」

ララ・ミグリアムはドワーフの女の子で16歳という若さで鍛冶屋になったのだ。
それも優秀で彼女が作り上げる魔道具、魔剣、杖は神のアーティファクトに匹敵する。

リアム「しょうがないだろ?数少ない知り合いなんだ。」
らリアムの師匠ノアはよくララの父とお酒を飲んでいたのだ。
ララ「まあ、いいけど。で、今回はなんのようなの?」
リアム「ああ、俺の剣を見て欲しくて」
ララ「おやすいごようよ。」

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2024/02/18 22:30

ねこちゃ ID:≫25luwvQh/BePc
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