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異国の勇者

#7


クバル「あ?」
クバルの意識はまだあるようだ。これはリアムの魔法による物だ。

[太字]『魔法』[/太字]と[太字]『魔術』[/太字]これらは一見同じように見えて全く違う。
[太字][大文字]魔法[/大文字][/太字]これは、超能力に近い。魔法は悪魔や精霊との契約、または自分の能力、才能で使える物だ。
[太字][大文字]魔術[/大文字][/太字]は、技術や科学に基づいてできるものであり空気中に漂っている魔力を使っている。
これが魔法では無条件で行えるがその分体力や魔力の元素、天魔を消費する。

リアムが使っている魔法は、痛覚無効および切断時に意識の損害無効だ。
魔法が発動中は相手は意識があるがこの魔法を解除するとたまりに溜まった、
負傷のストレスで体がもたなくなり激痛と共に死んでしまう。
絶対に使われたくない魔法だ。

リアム「で、将軍ガバルお前は誰の命令でなぜここに来た」
クバル「なぜこの私がお前のようなゴミに話さなければならない」
リアム「そうか、お前はまだ自分の立場がわかってないな」
リアム「サファリング」

[太字]サファリング[/太字]これは苦痛の魔法。対象者は体全身が骨から外側に痛みが広がり伝わっていく。

クバル「ぐっ、ぐわあああああ、ゃめろおおお、やめてくれええ…!!」
リアム「話す気になったか?」

冒険者「おい、そこまで…」

冒険者たちや王国軍もこれには流石に戸惑っていた。無理もない勇者たるものが
痛みつけると言う残酷な魔法を持っているのだから。

クバル「私は、魔王ラヴ様のもとでここに来た」
リアム「目的は?」
クバル「新しい領地と資源だ」
リアム「今更魔族がなぜ」
クバル「我々の国では食糧危機に迫っている。」
リアム「食糧危機?」

(何を言っている魔族が…食料危機?)

クバル「今は、魔王ゲイラとの内戦中で資源などがなくなっているのだ」
冒険者「そうだ、魔大陸に行った時西の地方わやけに燃えていた」
ある冒険者がそういった。

(今頃魔族同士で戦争?なんの意味がある)

リアム「もういい、死んでもらう」
クバル「待て…!まだはな…」
リアム「残念だ。タイムアップだ」
『グシュ』クバルはチリとなった。

リアム「これはめんどくさいことが起きそうだな…」
リアムは頭を抱えながら言った。


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作者メッセージ

勇者にして魔法やら苦痛やら似合わないものがおおくなりましたw

2024/02/14 21:31

ねこちゃ ID:≫96wmVG3mf6twQ
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