能力がある世界でも能力が全てじゃない
もしも何かあった時のためにと翔田から身を守る術を教えてもらってよかったと思いながらナイフを取り出した。
魔王「最後まで本当に無駄だったなアイツは。こんなガキに何が出来るっていうんだ…」
能力でナイフに触れてもナイフはただの物体なので無力化はされないが勿論普通に攻撃するだけならば当たるはずがない。
魔王「こいつも何も考えずヤケクソに攻撃してるだけか…」
そういいながらまた避けられる。
だが…
魔王「…なんだこれは。確かに今お前のナイフは避けたはずだ。幻影とかでもなくしっかりと避けた。なのに何故このナイフが刺さっている」
確かに今攻撃を避けたがまるで巻き戻されてまた攻撃をされたような気がした。
翔刻「言ったはず…皆が作ってくれたチャンスを無駄にしないって…」
違和感があった。
さっきまで…いやほんの数分前までは何も出来ないだけの木偶の坊だったはず。
なのに何故ここまで…校長よりも対応できている。
舐めているわけではない。
なのに触れる事ができない…まるで何年も戦ってきた戦闘経験が豊富な奴みたいに、昔からこの戦法を見て対策を立てている奴のように…
魔王「多少はやるようだな…まさかここで負傷するとはな。だがそろそろ力も回復し全盛期の力を取り戻す頃だろう。それをお前一人で倒せるというのか?」
翔刻「一人…まだ、気付いてない…」
何の事だと思ったが答えはすぐに分かった。
魔王「なんでいるんだよ…もう殺しただろうが…」
後ろには殺したはずの無能…翔田がいた。
翔田「その様子だともう[下線]能力を自由に扱える[/下線]らしいな。助かった」
何故だ…と思った瞬間心臓あたりに何かが刺さった。
ナイフだ。
魔王「誰一人として動く気配なんてなかったんだがな…人どころかそのへんの虫すら動いていない…動こうという意志さえ感じ取れなかったのにな…まあいい、丁度力も取り戻した。最終決戦としようじゃないか」
魔王「最後まで本当に無駄だったなアイツは。こんなガキに何が出来るっていうんだ…」
能力でナイフに触れてもナイフはただの物体なので無力化はされないが勿論普通に攻撃するだけならば当たるはずがない。
魔王「こいつも何も考えずヤケクソに攻撃してるだけか…」
そういいながらまた避けられる。
だが…
魔王「…なんだこれは。確かに今お前のナイフは避けたはずだ。幻影とかでもなくしっかりと避けた。なのに何故このナイフが刺さっている」
確かに今攻撃を避けたがまるで巻き戻されてまた攻撃をされたような気がした。
翔刻「言ったはず…皆が作ってくれたチャンスを無駄にしないって…」
違和感があった。
さっきまで…いやほんの数分前までは何も出来ないだけの木偶の坊だったはず。
なのに何故ここまで…校長よりも対応できている。
舐めているわけではない。
なのに触れる事ができない…まるで何年も戦ってきた戦闘経験が豊富な奴みたいに、昔からこの戦法を見て対策を立てている奴のように…
魔王「多少はやるようだな…まさかここで負傷するとはな。だがそろそろ力も回復し全盛期の力を取り戻す頃だろう。それをお前一人で倒せるというのか?」
翔刻「一人…まだ、気付いてない…」
何の事だと思ったが答えはすぐに分かった。
魔王「なんでいるんだよ…もう殺しただろうが…」
後ろには殺したはずの無能…翔田がいた。
翔田「その様子だともう[下線]能力を自由に扱える[/下線]らしいな。助かった」
何故だ…と思った瞬間心臓あたりに何かが刺さった。
ナイフだ。
魔王「誰一人として動く気配なんてなかったんだがな…人どころかそのへんの虫すら動いていない…動こうという意志さえ感じ取れなかったのにな…まあいい、丁度力も取り戻した。最終決戦としようじゃないか」
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