能力がある世界でも能力が全てじゃない
翔刻「何が起こって…」
何やら騒がしいと思い屋上へきていた。
そこには校長が心臓に触れられて死ぬというあまりにも考えられないし見たくも無い場面があった。
魔王「ん、なんだお前はあいつのガキか。能力のせいでここへ来たのに能力が分からず利用できないという。今更来て何になる」
多くの人を殺した目の前の存在と何も出来なかった自分自身に凄まじい怒りを覚えていた。
だが勝てるのだろうか?他の能力がこれほど圧倒されている存在に。
…いや、戦う戦わないではなく戦わなければいけない。どちらにせよまた襲ってくる事に変わりはない。
そうして近づこうとした…
だがそれよりも先に魔王が目の前へ来ていた。
殺される。
それ意外考える余裕もなく魔王の手が心臓に触れる…
だがその手が届く事はなかった。
校長「流石に…ようやく見つけた相手を前になんも出来ずに死ぬのは…嫌だからな…僅かにでも希望があるならば…最後まで足掻いてやるさ…」
能力のおかげで校長は人間離れした身体になっていたため一撃で殺される事はなかったようだ。
魔王「持って数発だけだろう。それにこの能力はまだ完全とは言えないが触れたものを無力化する能力だ。心臓は全く…いや停止している状況だろう。死に損ないだ。何が出来る?」
校長「確かに…2発触れられただけで瀕死だな…だが、まだ体力はある…翔刻、後は頼んだぞ…」
そういい翔刻の手に触れて残った僅かな力と想いを託した。
魔王「最後まで無駄に足掻いたか…後はお前だけだというのになぁ」
翔刻「必ず私が…いや、皆で討ち倒す!皆から受け継がれたこの希望は無駄なんて物じゃない…!!」
その時翔刻は怒りしかない時ともこの状況をみて絶望している時とも違い覚悟を決めているような気配がしていた。
何やら騒がしいと思い屋上へきていた。
そこには校長が心臓に触れられて死ぬというあまりにも考えられないし見たくも無い場面があった。
魔王「ん、なんだお前はあいつのガキか。能力のせいでここへ来たのに能力が分からず利用できないという。今更来て何になる」
多くの人を殺した目の前の存在と何も出来なかった自分自身に凄まじい怒りを覚えていた。
だが勝てるのだろうか?他の能力がこれほど圧倒されている存在に。
…いや、戦う戦わないではなく戦わなければいけない。どちらにせよまた襲ってくる事に変わりはない。
そうして近づこうとした…
だがそれよりも先に魔王が目の前へ来ていた。
殺される。
それ意外考える余裕もなく魔王の手が心臓に触れる…
だがその手が届く事はなかった。
校長「流石に…ようやく見つけた相手を前になんも出来ずに死ぬのは…嫌だからな…僅かにでも希望があるならば…最後まで足掻いてやるさ…」
能力のおかげで校長は人間離れした身体になっていたため一撃で殺される事はなかったようだ。
魔王「持って数発だけだろう。それにこの能力はまだ完全とは言えないが触れたものを無力化する能力だ。心臓は全く…いや停止している状況だろう。死に損ないだ。何が出来る?」
校長「確かに…2発触れられただけで瀕死だな…だが、まだ体力はある…翔刻、後は頼んだぞ…」
そういい翔刻の手に触れて残った僅かな力と想いを託した。
魔王「最後まで無駄に足掻いたか…後はお前だけだというのになぁ」
翔刻「必ず私が…いや、皆で討ち倒す!皆から受け継がれたこの希望は無駄なんて物じゃない…!!」
その時翔刻は怒りしかない時ともこの状況をみて絶望している時とも違い覚悟を決めているような気配がしていた。
このボタンは廃止予定です