俺の名前は小鳥遊　湊(たかなし　みなと)。彼女大募集の平凡な中学２年生だ。親友は1人いて四月一日　蒼(わたぬき　あお)という。蒼はイケメンでみんなに優しく、いわゆるモテ男だ。
　そして、からかったり、からかわれたり、テストの点が悪く怒られたりの平凡な暮らしをしている俺にある時最高のニュースが飛び込んできた。それは、このクラス、２ーB組に転校生が来るというのだ。このクラスは転校生も転入生も少なく、今のメンバーに飽き飽きしていたところなので、俺には最高だった。
　そして、予想通り次の日に先生が言った。
「みんなも聞いていると思うがこのクラスに転校生が来る。」
それを聞いた瞬間に歓声が上がった。正直なところ俺も本当か疑っていたところだ。
「それでは入ってくれ。」
その時入ってきたのは俺の人生を変える人だったとはそのときの僕は知らない。